お供えについて大事なのは、お供えは必ずお下がりを頂く事です。
捨てるのは罰があたります。お墓などに食べ物が供えられたまま放置されている
のをよく見ますが、できるだけ供えた後で、お下がりとして持ち帰ってください。
その場で食べるのも良いと思います。
お下がりを頂くと、敏感な人はその食べ物の味が変わっているのが分かることがあるそうです。
お供えする前に味見をして、それから仏前に供え引き下げた後にもう一度味見してみると
確実に味が変わっているという人がいます。三分ほどでも味が変わるそうです。ご先祖様が箸をつけて
いるからとしか考えられませんね。
お供えで基本的なことは
・季節の花や故人の好んだ花をお供えします。高野槙もいいですね。
・朝に炊いたご飯と、朝に入れたお茶(お水)をお供えし、午後にはおろします。
・故人の命日には好物だった食べ物などを供えます。
・ほこりがたまらないように掃除を心がけます。
・お菓子や果物は毎日交換する必要は無いと思いますが、ご飯とお茶(お水)は毎日新しいものに交換したほうがいいです。
ほかにもいろいろあるでしょうが、一番は思いやりの心をもって手を合わせ、
「頑張っているから安心してね」などと語りかけて、故人を安心させてあげることが
一番の供養になり成仏への手助けとなるのではないでしょうか。
合掌