明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

明治HD松尾正彦社長はじめ役員宅に、争議解決求め新年ご挨拶に訪問してきました

2017年01月13日 10時33分50秒 | お知らせ
明治ホールディングス株式会社・松尾正彦社長、同・浅野茂太郎相談役、子会社株式会社明治・川村和夫社長、株式会社明治・中山悠名誉顧問宅に新年挨拶訪問

 2017年1月8日、それぞれの役員宅に32年争議解決に尽力を果たされる事を、要請書に託し一斉訪問してきました。居留守を使って面会拒否をする宅もありました。
 争議団・支援共闘会議は、昨年から解決めざし毎月訪問してきていますが、全国9事業所32名に対する中労委からまもなく命令が出される状況になってきました。この機を重要な解決局面として捉え全面解決を早期に実現することに全力を尽くす決意です。

経営責任者松尾正彦社長への「要請書」を紹介します。

2017年 1月 8日
明治ホールディングス株式会社
代表取締役 社長 松尾 正彦 殿


神奈川県労働組合連合会
  議 長  福田 裕行
明治乳業争議支援共闘会議
  議 長  松本  悟
明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団
  団 長  小関  守


要 請 書

謹んで新年のお慶びを申し上げます

明治HD 松尾社長には どのような新年をお迎えでしょうか
私たちは「新年早々にも全面解決への道筋を」の固い決意で迎えています

 新年早々からのご自宅訪問ですが、昨年に続き長期に及ぶ明治乳業争議の全面解決に向け、親会社である明治HDの経営判断を強く要請させて頂きます。
 お届けしている要請書でもご承知の通り、全国事件(9事業所32名)に対する中労委命令が、2月頃には発せられるものと予測されます。私たちは、長期化している明治乳業争議の全面解決に向け、いよいよ重要局面を迎えているものと決意しています。
それは、昨年6月の第7回明治HD株主総会において松尾社長をトップとする新しい経営体制に刷新されたことを背景に、今年度こそが明治乳業時代からの「負の遺産」である長期労働争議の、全面解決を図る絶好の機会だという確信によるものです。

 私たちは、これまで「第三者機関の判断を待つまでもなく経営判断で終結すべき」との要請を行ってきましたが、命令が迫っている今の局面で求められるのは、命令交付を絶好の機会と位置づけたうえで、賢明な経営判断を行うことではないでしょうか。
 松尾社長には、「旧明治乳業経営陣に責任のある案件」との思いもあると推察しますが、異常な労働争議を終結することが明治グループの企業活動に、限りなく好影響を及ぼすことは明らかです。まさに、刷新された新経営陣のトップである松尾社長だからこそ、古いしがらみを断ち切る経営判断が可能なのだと私たちは考えています。

 私たちは、中労委における審査の到達点から判断して、異常な都労委命令を見直す内容の救済命令が発せられるものと確信しています。しかし同時に、いかなる水準の命令内容であったとしても、経営陣に対し全面解決への話し合いを求めて奮闘する決意で新年を迎えています。松尾社長の賢明は判断を期待し新年のご挨拶といたします。

以上
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明治HD・株式会社明治に対し ... | トップ | 明治HD役員訪問をスタート... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

お知らせ」カテゴリの最新記事