明治乳業争議団(blog)

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株式会社明治(京橋エドグラン)「第3者機関の判断に従え」 第25次座り込み継続 

2017年11月23日 13時03分56秒 | お知らせ

これまでの株主総会で、「第3者機関の判断に従います」と一貫して主張してきた明治は、正に、今こそ従うべきと強く求める座り込み行動です。

 東京地裁・春名裁判長は、9月7日第3回口頭弁論期日の中で、争議解決に向けた裁判長の意向を会社明治代理人に伝え、10月2日「進行協議期日」とする積極的な訴訟指揮を発揮し回答を求めました。

 しかし、会社明治の回答は「和解を受けることはできません」でした。回答を受けた裁判長は、改めて、「和解案を考えないでもないが、持ち帰って検討はできないか」と「和解勧告」を再度おこないましたが、会社代理人は、「受けることはできません」と即答し、厚労省の外局の一つである中央労働委員会の解決への呼びかけも、司法判断にも拒否した会社の判断姿勢に対し、強く抗議の意思を伝える第25次座り込み行動を、11月14日11時から13時まで18団体・42名で実施しました。

主催者挨拶の松本議長

司法判断の「和解勧告」を受け入れることができない大本は、中山悠名誉顧問と浅野茂太郎相談役が「院政」を敷いているからと断定。

学校給食牛乳の「異臭」問題への明治が出した見解は、異臭を「風味」にすり替え、使用した生乳の地域エリア(温度、湿度、飼料)の偏重によるものとし、原因を酪農家に転嫁している。

 この間、35件もの不祥事を発生させ何ら釈明も反省の姿勢も見受けることができない。この様な明治の製品を買い求めることができないと不買を呼びかけました。

参加者の方々からも、司法から争議解決を求められたにも関わらず拒否した会社への怒りを表明し、解決するまで明治の商品は買わないし周りの人たちに広めていきたいと不買の意思表明。

 また、千葉県の支援共闘会議から11月12日、JR津田沼駅で「こんな明治、それでも貴方は買いますか」と「隠ぺいやまぬ明治」の2枚の横断幕を掲げて宣伝を実施。その中で、以前にも宣伝を見かけたが未だ終わらないのですか。チラシを受け取った方から、学校給食牛乳問題の報道を見ました、1900人も訴えた子ども達にしっかりとした原因を明らかにすべき等と会話ができたことを報告。千葉県共闘会議としても多くの方々に、明治の非近代的な経営姿勢のもとで引き起こされている不祥事問題を広めていきたいと決意がありました。

株式会社明治と明治ホールディングスに申入れに入った東京争議団佐藤さんから申入れの報告がありました。

(株)明治の受付は、担当部署に電話をしましたが「担当者が不在」で面会はできませんと応対。明治HDの受付は「アポをとっていなければ応じることはできません」と応対であったと報告。いずれも面会拒否を貫いています。(事前アポイントを入れても争議関係には応じませんと云っておきながらのいい癖です。) 

東芝職場を明るくする会会長石川さんから、いま東芝は大変な状況にありますが、会として差別事件を全面的に勝利解決したことが報告され、明治は東京地裁からの「和解勧告」を拒否したことを聞き、明治の判断姿勢に大変疑問を感じている。長期に亘っているこの事件は、話し合いでしか解決しないことは自分たちの解決した経緯から見ても、明治の反省を強く求めたいと訴えました。

この座り込み行動は今後も継続していきますのでご支援よろしくお願いします。

実施日;第26次 12月19日(火)12時~13時実施します。

 

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