明治乳業争議団(blog)

働くルールの確立で人間性の回復を!

明治は、CSR宣言方針から、実際に行っていることがこれほど違う企業も珍しい

2015年12月06日 16時04分22秒 | お知らせ
12・3全労連・東京地評争議支援総行動が終日展開されました。
 
スローガン
  ①すべての争議の早期全面解決を!  ②裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ!
  ③許すな労働法制大改悪、なくそうブラック企業!   ④戦争法廃止!   ⑤安倍内閣退陣!
  ⑥憲法を職場とくらしに活かそう!

明治ホールディングス社前 230名参加で明治は長期争議解決に向きあえと抗議・要請
主催者あいさつ 東京地評副議長 井手口さん

 全労連・東京地評争議支援総行動、明治ホールディングス社前行動に参加されたみなさん、寒い中、大変ご苦労さまです。ご紹介いただきました東京地評の井手口です。主催者を代表して一言ご挨拶申し上げます。

 明治乳業争議は、全国事件の申立から21年、市川工場事件からは30年が経過しました。その間、争議団の皆さんの不屈の闘いは、働く仲間をおおいに励ましてきました。改めて敬意を表するものであります。
 一方、明治乳業は、争議団の一切の要請を拒否続けてきました。その結果、最後の大企業差別事件という大変不名誉な呼称がついてしまいました。誠に残念なことであります。

 全国事件中労委の審査は、いよいよ山場となります。同時に、労使での自主的解決を求め、闘いを強めることが必要です。30年争議に決着をつけるために、共に全力をあげようではありませんか。
 明治は、明治グループのCSR報告書で、企業の社会的責任を果たすこと、多様性や人格・個性を尊重するとともに、安全で働きやすい職場を確保することを、グループの大方針として宣言しています。
 しかし、明治乳業で実際に起こっていることは、粉ミルクのセシウム汚染など製品事故の連続であり、職場での重大労災事故の多発です。
さらに、明乳争議団に対しても、要請に一切応じない、そして、本日の要請行動でも入口にガードマンを並べるという有様です。

 いま、ブラック企業が社会問題になっていますが、名だたる大企業のなかで、社会に向けて宣言し誓っていること、実際に行っていることがこれほど違う企業も珍しいと思います。
明治乳業が社会に向けて宣言している大方針を実践に移し、自らの経営判断で争議を解決し、企業の社会的責任をはたすこと、このことを改めて強く求めるものであります。

 最後に、東京の仲間の力を結集し、明治乳業争議の解決に向けて全力をあげるとともに、全ての争議の早期解決に力を尽くすことを表明し、主催者挨拶とさせていただきます。ご一緒に頑張りましょう。
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