明治乳業争議団(blog)

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明治乳業・(株)明治の3つの企業異常告発と争議解決の決断求め宣伝行動

2014年12月23日 13時02分32秒 | お知らせ
明治乳業・(株)明治の3つの企業異常(不祥事が多発、労働争議が絶えない、死亡事故が7名)告発と争議解決の決断求め宣伝行動


 2014年最後の明治HD~みずほ銀行本店~(株)明治本社前で、月一回定例3点セット宣伝を行いました。
 全国9事業所32名の中労委闘争の進捗を報告する中で、申立人らと仕事を共にしていた仲間が転勤に関して必要な工作を受けていた実態をチラシにして告発した内容を紹介します。

「こんなこと許されますか」非転勤要員に執拗・異常な転勤工作、「転勤できない」と言明したら行方不明に、30年前に石川工場で起きた事件です。
 
 昭和60年、明治乳業は4工場のアイスクリーム部門を閉鎖し、京都工場に集中する「合理化」を提起しました。石川工場では転勤対象とされた13名は「非転勤要員」のため本人の同意が必要でした。会社はその同意を得るために常軌を逸した悪質な転勤工作を連日おこなったのです。
 例えば、沢谷さんは「私は転勤に応じられません」とはっきりと言明しているのに、会社は朝の出勤時から退社時まで7日間、工場長室に閉じ込めて工場長や係長から「京都に行け、ここには君の仕事はない」など恫喝まがいの工作を続けました。
 沢谷さんは必死になって執拗な工作に耐えてきましたが、これ以上は止めてほしいむね会社に「内容証明郵便」を出します。しかしその後も恫喝工作が続き、耐えかねた沢谷さんは兄弟のところに身を寄せました。ところがその後、行方不明になってしまったのです。

「人道上許されない明治乳業」の悪行、断ったら秘密裡に退職させてしまう

 後日談ですが、この問題が都労委の尋問で質されました。会社側から沢谷さんの「内容証明郵便を取り消す」とする書面と「退職届」が出されたのです。会社は転勤に応じない沢谷さんを、ひそかに脅しながら「退職届」を書かせて追い出してしまったのです。こうした人権無視は沢谷さんだけでなく他の対象者にも行われ、多くの人たちが工場から去っていきました。
 明治乳業の常軌を逸した行為は、人としての道に背くものであり絶対に免罪されるものではありません。
 いま中労委では、人道上許されるものではないとしてこうした明治の野蛮極まりない行為が裁かれようとしています。
 みなさんの職場では、会社からの人権否定問題は起きていませんか。この様な攻撃は各地で陰湿に行われ多くの仲間が職場から去っていきました。と呼びかけ告発しました。

 受け取った通行人がチラシに目をやり、明治の職場でこの様な人権侵害がまかり通っているのか、私は、オランダに移住して仕事をしているが、この様な企業は社会から弾き飛ばされてしまいますよと話していかれました。
 
「相乗効果」を得るために経営統合(明治乳業・明治製菓)したが、売り上げも利益も横ばいで推移している。その元凶は、30年にも及ぼうとしている労働争議を当事者責任として認識できないでいる、明治HD浅野茂太郎会長(明治乳業・(株)明治社長)に、経営能力のなさから来ている問題ではないかと呼びかけました。
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