11・13千代田総行動に参加 みずほ銀行本店へ要請
11月13日、秋の千代田総行動が展開されました。
朝の駅頭宣伝、お昼休み時間に千代田春闘共闘委員会とMICと共同で錦華公園から俎橋までデモ参加し、終了後に、明治HDの筆頭株主であるみずほ銀行本店に、以下の要請書にもとづいて要請を行ってきました。
2014年11月13日
株式会社 みずほ銀行
代表取締役頭取 林 信秀 様
千代田区春闘共闘委員会
議長 小林 秀治
明治乳業争議支援共闘会議
議長 松本 悟
明治乳業賃金・昇格差別撤廃争議団
団長 小関 守
要 請 書
私たちは、明治HDの筆頭株主である貴社に対し、二つの視点からの要請を行っています。
第一は、貴社の異常企業体質が露呈した、「暴力団関係者への融資問題」を自浄能力の発揮によって克服し、メガバンクとしての社会的責任を担い得る企業体質に改善されること。
第二は、筆頭株主である貴社自身の健全企業体質をめざす努力を通して、異常企業体質を背景に労働争議の絶えない明治HD及び(株)明治に対し、全面解決への決断を迫ることです。
貴社は昨年、「暴力団関係者への融資問題での虚偽報告」などにより、金融庁から2度の処分を受けるなど、企業体質の抜本的改善が迫られる異常事態にありました。改善に向け、みずほFGの塚本隆史会長は引責辞任され、さらに、みずほ銀行頭取の佐藤康博氏も辞任(みずほFG社長は続投)となり、林信秀頭取の新体制に引き継がれました。また、みずほFGの経営監視を担う取締役会議長には、大田弘子(元経財相)氏が株主総会(6月24日)で就任する等、体質改善への努力が見られました。しかし、暴力団融資問題を調べた第三者委員会報告書について、「経営陣への責任追及が甘く、調査が不十分だった」等の指摘や、みずほFG株主総会では、「旧行(意識の根強い)体制をなくし、下から上にもの申せる組織にしてほしい」等の意見が相次ぎ、これまで最高の約3時間半にも及ぶ総会」(読売新聞)など等、メガバンク他社との厳しい競合もあり、失われた信頼回復に向けては道半ばという厳しい状況にあります。
私たちは、貴社が健全な企業体質を回復しメガバンクとしての社会的責任、とりわけ日本経済を支えている中小零細企業に暖かい金融機関として、発展することを期待するものです。
ご承知のように、今年の明治HD株主総会(6月27日)で、旧明治乳業出身の浅野茂太郎社長が会長に就き、旧明治製菓出身の松尾正彦氏(MeijiSeikaファルマ社長)が社長に就任しました。私たちは、社長交代の局面が争議全面解決への好機だと位置づけて運動を強めていますが、これは旧明治乳業時代からの「三つの異常体質」を改善する好機でもあります。①不祥事・不正行為が絶えない、②死亡災害が絶えない、③労働争議が絶えない等は、食品企業にとって致命的な体質であり、労働争議の全面解決は体質改善に向けて絶対に避けられない課題です。
現在、中労委で、全国事件(9事業所32名)が審査中です。
しかし、明治HD及び(株)明治の経営陣に求められているのは、厳しい経営環境下で低迷する経営不振からの脱皮に向け、異常体質の象徴である長期争議を終結させる決断なのです。
貴社が筆頭株主として、自らの体質改善と同時に明治HD及び(株)明治に対し、長期労働争議全面解決への決断を、強く迫られることを改めて要請するものです。
以上
11月13日、秋の千代田総行動が展開されました。
朝の駅頭宣伝、お昼休み時間に千代田春闘共闘委員会とMICと共同で錦華公園から俎橋までデモ参加し、終了後に、明治HDの筆頭株主であるみずほ銀行本店に、以下の要請書にもとづいて要請を行ってきました。
2014年11月13日
株式会社 みずほ銀行
代表取締役頭取 林 信秀 様
千代田区春闘共闘委員会
議長 小林 秀治
明治乳業争議支援共闘会議
議長 松本 悟
明治乳業賃金・昇格差別撤廃争議団
団長 小関 守
要 請 書
私たちは、明治HDの筆頭株主である貴社に対し、二つの視点からの要請を行っています。
第一は、貴社の異常企業体質が露呈した、「暴力団関係者への融資問題」を自浄能力の発揮によって克服し、メガバンクとしての社会的責任を担い得る企業体質に改善されること。
第二は、筆頭株主である貴社自身の健全企業体質をめざす努力を通して、異常企業体質を背景に労働争議の絶えない明治HD及び(株)明治に対し、全面解決への決断を迫ることです。
貴社は昨年、「暴力団関係者への融資問題での虚偽報告」などにより、金融庁から2度の処分を受けるなど、企業体質の抜本的改善が迫られる異常事態にありました。改善に向け、みずほFGの塚本隆史会長は引責辞任され、さらに、みずほ銀行頭取の佐藤康博氏も辞任(みずほFG社長は続投)となり、林信秀頭取の新体制に引き継がれました。また、みずほFGの経営監視を担う取締役会議長には、大田弘子(元経財相)氏が株主総会(6月24日)で就任する等、体質改善への努力が見られました。しかし、暴力団融資問題を調べた第三者委員会報告書について、「経営陣への責任追及が甘く、調査が不十分だった」等の指摘や、みずほFG株主総会では、「旧行(意識の根強い)体制をなくし、下から上にもの申せる組織にしてほしい」等の意見が相次ぎ、これまで最高の約3時間半にも及ぶ総会」(読売新聞)など等、メガバンク他社との厳しい競合もあり、失われた信頼回復に向けては道半ばという厳しい状況にあります。
私たちは、貴社が健全な企業体質を回復しメガバンクとしての社会的責任、とりわけ日本経済を支えている中小零細企業に暖かい金融機関として、発展することを期待するものです。
ご承知のように、今年の明治HD株主総会(6月27日)で、旧明治乳業出身の浅野茂太郎社長が会長に就き、旧明治製菓出身の松尾正彦氏(MeijiSeikaファルマ社長)が社長に就任しました。私たちは、社長交代の局面が争議全面解決への好機だと位置づけて運動を強めていますが、これは旧明治乳業時代からの「三つの異常体質」を改善する好機でもあります。①不祥事・不正行為が絶えない、②死亡災害が絶えない、③労働争議が絶えない等は、食品企業にとって致命的な体質であり、労働争議の全面解決は体質改善に向けて絶対に避けられない課題です。
現在、中労委で、全国事件(9事業所32名)が審査中です。
しかし、明治HD及び(株)明治の経営陣に求められているのは、厳しい経営環境下で低迷する経営不振からの脱皮に向け、異常体質の象徴である長期争議を終結させる決断なのです。
貴社が筆頭株主として、自らの体質改善と同時に明治HD及び(株)明治に対し、長期労働争議全面解決への決断を、強く迫られることを改めて要請するものです。
以上
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