第78次座り込み行動 6月20日 12時~13時
梅雨の合間の陽気の厳しい中で実施しました。
明治HD第14回株主総会(6月29日)を目前にした取り組みでもありました。
今年も「事前質問書」の提出を明日(6月21日)に控えた事前に、元筆頭株主、現大口株主・メインバンクである「みずほ銀行本店」に対し、6月19日に説明に伺い質問の趣旨内容を伝え、理解と経営改善と争議解決に向けたご協力を話しさせていただいてきました。
新たな監視行動が4月から始められています
また新たな監視行動として、4月には明治の社員と返答した方が「ボイスレコーダー」を手にして録音。5月、6月は明治から委託を受けている者と返答しています。これまで、反共ジャーナリスト・安藤幹さんが常時行動をチェックしてきています。
私たち争議団、支援共闘会議は何らやましい行動、発言をしているものでないことは、会社明治も百も承知のはずと考えていましたが、違う角度から座り込み行動で話される内容に、改めて関心を寄せてきているものとして、注視していきたいと思っています。
【質問書はホームページ・トピック欄に掲載(6月21日)参照下さい】
主催者挨拶を明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長
明治HDの川村和夫社長、株式会社明治の松田克也社長へこの長期争議を解決していただくために要請にまいりました。
なぜこの争議が長期にわたって解決しないのか、その一つは、現経営者の裏に中山悠名誉顧問が院政を敷いている問題であります。HDの川村社長は、中山社長時代に男秘書を務め、その後に、明治乳業労働組合の中央執行委員長になって、そのご褒美で社長に抜擢された人物です。異常で異例なこの企業を象徴しています。だからこそ争議を解決できない、内部告発が今年も届いた内容を見ると、川村社長の責任は重大と指摘しています。社員は疲弊している状況であります。
二つ目は、国家ぐるみでユニオンジャックをしてきた統一協会がらみのインフォーマル組織を作り上げてきた問題です。統一協会の政治部門である勝共連合の指導の下で「インフォーマル組織」を全国に一斉に作り上げ、争議団等の労働組合を潰し差別を実行してきた。
三つ目は、弁護団の問題。昨年7月の都労委審査の中で、会長が話合いでどうですかの問い掛けに対し、その場で拒否をする弁護士の姿勢の問題などを告発しました。
この争議が解決するまでは、明治の商品は買わない、食べない、飲まない、の不買運動をすすめています。皆さんのご協力をお願いします。
ハーモニカ演奏ライブ・橋本静修さん、北川順子さん
参加者へのお礼と決意、争議団・小関守団長
暑い最中でのご支援に感謝もうしあげます。
明治HD第14回株主総会に向けて、明日総務グループ長に「事前質問書」を提出する約束をしています。経営不振、株価の下落問題、今年も明治乳業争議団事務所に幹部社員と名乗る方から「内部告発」で指摘されている問題、38年に及ぶ長期争議解決に向けた取り組みと解決を求めることを柱とした質問内容になっていることを紹介しました。
言うまでもなく、この争議は明治乳業の典型的な不当労働行為事件です。
都労委で市川工場23事件、全国16事件の審査の調査が進められています。これまでの審査は、単年度審査で全てが負けてきました。しかし、本来の審査のあり方からするならば、併合審査で累積する格差の存在は明らかになります。累積格差は年間で106万円、10年間で見るならば1千万を超える格差です。
私たちは、併合審査と赤組、白組に分けて分断し、どちらに身を置くかで差別を受けてきたことを大量観察方式で見るならば、集団間差別として明らかになります。
労働委員会が長年にわたり築き上げてきた併合審査、大量観察方式でこの事件を審査するならば、必ずや勝利できる事件なのだと確信をもって奮闘しています。
今日、お集まりの皆さんのご支援をいただき頑張っていきますので、最後まで宜しくお願い申し上げます。
シュプレヒコール
一、都労委第7回調査の中で「和解の打診」を、即「明確にありません」と代理人が拒否しました。人道的にも許されませ
ん。直ちに応じろ!
一、赤組集団と称して、年間106万円からの差別を直ちに是正せよ!
一、都労委残留39件の審査を待つまでもなく、直ちに争議を解決せよ!
一、(株)明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令と「付言」の立場で話し合い解決の場をつくれ!
明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう
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