毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

深い疵

2016-07-02 23:32:32 | パワーアップしたい日々 2016

 

 

 

 

 

 深い疵/ネレ・ノイハウス

 

 

本の紹介記事ではありません。

ドイツの小説なのですが、へろへろになりながら本日読了。

これがなかなか読み応えがあったので、

シリーズ第4作(日本で翻訳されているのはシリーズ第3作目のこの深い疵から)を続けて読みたくなり、

図書館蔵書検索をしたら、運よくいつも利用している図書館で在庫となっている。

一昨日検索したときは貸し出し中となっていて、

どこでみなさん情報を仕入れているのか教えてくださいなのですが、

とにかく、面白い本はすぐ貸し出しになってしまうので、

雨が降る中、図書館に借りに行きました。

 

いつも利用している図書館なので配列されているコーナーも棚もわかる。

わからないのはうろ覚えのこの作者の名前だけ。

「ノから始まる名字で、白雪姫がつくタイトル」とだけはしっかりわかっているので、

興奮しながら「ノ」のつく作家を探したけれど、見当たらない。

隣近所もチェックしたけど、見当たらない。

分類記号はあっている(はず)。

何度見ても見当たらなくて、「ア」から最後まで見てみても、見つけられない。

タッチの差で誰かの手に渡ったのか。

館内にあるパソコンで蔵書検索をしてみると、在庫で表示されている。

もう一度棚を探してみても、見つけられない。

これはどこかとんでもないとこに紛れ込んでいるのか、

それとも館内で誰かが読んでいるのか。

 

どんどん気持ちは焦ってくるし、館内蒸して首筋に汗がわしゃ~と不快指数急上昇。

でも、見つけたわ、あったわ、なんとフランス文学の棚に。

そうか、文庫本も単行本のように英米文学と他の国とは分かれて配置してあるんだ。

迂闊だったわ、ここの棚はエッセーの本だと思っていた。

って、でもこれってフランスではなくドイツ文学なんだけど。

 

戦利品というか、汗と努力の一冊を借りてきたけれど、

なんだか苦労して借りてきたことで満足してしまい他の本を読み始めてしまった。

ちなみに「深い疵」の「疵」、

これ、キズって読むんですね~、ヒサシかと思った。深い庇。

なんか違う気がして調べて「キズ」と判明したのですが、

疵、庇、屁、尼って文字の親戚でしょか。