私の特技は寝つきがいいことだった。
直前まで濃いコーヒーを飲んでいても、スマホをいじっていても本を読んでいても、
さぁ寝るかと電気スタンドを消し上の瞼と下の瞼がくっつくとほぼ同時に眠れていた。
およそ3秒。
自宅およびmy枕限定(深酒と心痛は除く)の特技。
入眠はすばやいけれど数時間で真夜中に覚醒するという困った面があったけれど。
が、昨年あたりから寝つきが悪くなり、どんどんどんどん悪くなり、
さぁ寝るかと電気スタンドを消し上の瞼と下の瞼をくっつけ1時間経とうが眠れていない。
心配ごと悩み事は何もなし。
ついに一昨日の夜、最後に見た時計の時刻は朝の3時だった。
4時間近く眠れずにいた。
もともと睡眠時間は長いほうではなく、就寝時刻も遅いほうだったけれど、
真夜中に延々起きているのはあまり気持ちのいいものではない。
開き直り、死にはしないし睡眠不足なら翌日どこかで補えばいいし、
トイレにいったりストレッチをしたりロケット団のしたっぱと対決してみたり。
ただ連日睡眠不足が続くとカラダによくないに決まっている。
運動不足はないと思うけれど、一応いつも以上にカラダを動かし、
カフェインが含まれている飲み物は避け、ギャバを摂取し、
あとは気楽にいこうではないかと心がけ、
枕元には本と音楽を用意。
まだ二晩しか実行していないのでどこまで有効なのかわかずただの偶然かもしれないけれど、
メトロノームがひょっとしたら効果あるかも。
「寝トロノーム」という、数種の音とスピード、タイマーがついているアプリなのですが、
速度を1分間27拍30分タイマー超微音にセットしてみたのですが、
二晩ともタイマーが切れたのを知らない→入眠成功していた。
コロナ以前に観たカルトの海外ドラマで、常に部屋のなかに低速でメトロノームの音が鳴っていた。
リラックスというより意識を薄めるなにかが同じ音と速度の繰り返しってあるのかな。
催眠術か。時計の振り子、バッハだな。
というわけで、いかにして乗り遅れることなく寝入れるか、
あるいは眠れなくとも焦らず長い夜を過ごせるか、
毎晩がチャレンジャーじゃ(笑)。
爽やかな朝を迎えられますように。
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