毎日が夏休み

LEAVES THAT ARE GREEN TURN TO BROWN

17ページ 6行目 47

2013-03-09 23:57:57 | 

 

46回目をやったばっかりだと思うのですが、もう47回になってしまいました。

別に忙しい日々を送っているのではないですが、毎日が飛ぶように過ぎてゆきます。

さて、毎回軽く説明を入れてますが、一応今回も。

17ページの6行目をアタマから書き写しています。

よって、変な文だったり切れていても、それは元がそうなっているからということになります。

何を読んだのか個人的な記録・メモのつもりで始めたのですが…。

ここまでシリーズが続くとは思ってもいませんでした。

 

 

 

 北の無人駅から/渡辺一史 写真:並木博夫

号場」であると同時に、「駅」でもあったのだ。

 

 

 

 骨壺の話/水上勉

 永六輔さんの「大往生」岩波新書(329)によると、往生ということは、死ぬことではな

 

 

 

 べっぴんぢごく/岩井志麻子

た。とみ子もまた、シヲの母は嫌いだった。

 

 

 

 つめたいよるに/江國香織

 私があんなにおどろいたのは、彼がキスをしたからではなく、彼のキスがあまりにもデ

 

 

 

 儚い羊たちの祝宴/米澤穂信

か、言えることはありませんでした。

 

 

 

 たき火をかこんだがらがらどん/椎名誠

 

 

 

 よく使うのに間違っている日本語/奥秋義信

「わたしって、コンピューターが苦手な人なんですよ」などと言っている女性タレントは、

 

 

「北の無人駅から」を読んでいると、

室蘭線小幌駅の話の中で「不屈の精神・両足のない漁師」 陶文太郎さんの話がでていて、

その陶文太郎さんと小幌の写真が、掛川源一郎著『gen 掛川源一郎が見た戦後北海道』に載っているのを、

著者である渡辺さんがみつけたと書いてありました。

え。あれ?このタイトル、この写真集、私も持っている。

慌てて写真集を引っぱり出し、

何度も何度も探して、やっとその両足のない不屈の漁師陶文太郎さんと小幌の写真を発見。

本当に両足が膝からないのに立っている。

この陶文太郎さん、トンネル内で寝込み列車に左足を轢かれ切断、その3年後に列車に接触して右足を切断。

一度に両足ではなく、二度にわたって事故に遭っている。

 

 gen 掛川源一郎が見た戦後北海道/掛川源一郎

 

小幌、行ってみたくなりました。

小幌だけじゃなく、むらむらと興味がわく話が他にもいっぱい載っていて。

この本(北の無人駅から)からいろいろ派生しそうだなと。

渡辺さんのファンになってしまいました。

 

なんだか今回はタイトルが偶然微妙に繋がりをこじつけられそう。

 

骨壺の話はちょっと今の私には合わなかったかな。

 

べっぴんぢごくは、岩井さんの本の3冊目。

美醜がメインの話だと思ったら、因果は続くよどこまでもみたいな話でした。

 

読んだことはないけど苦手意識が先行してしまう江國さん。

「デューク」を読みたくて借りてみた。

この一冊は無事完了。

 

「ボトルネック」がなんともいえない読後感だった米澤さん。いい意味でね。

2冊目に「儚い羊たちの祝宴」を読んでみたのですが。

タイミング悪かったな。だって、ボーン・コレクター読了&再読している最中で、

それと平行してミステリーを読むと、どっちにより惹かれるかというと歴然でして。

そう、今回はボーン・コレクターの魅力に対抗できたのは渡辺さんの本だけだったかも。

あ、あくまでも個人の感想です。

 

久しぶりの椎名さん。

だって、タイトルみたら手に取るって、これは。たき火とがらがらどんがくっついている。

 

 三びきのやぎのがらがらどん

娘の絵本なのに私のほうが好きになってしまったがらがらどん。

椎名さんもお子さんたちに読んであげていたんだ。

その椎名さんの「はじめに―前文のようなもの」読んで、しんみり。

 

残念ながら17ページ6行目は空行でしたので、後ろの方から『巨人の星』の主題歌に関しての文を抜粋。

 

校庭をうんとこせうんとこせ重いローラーを引っぱっていくところではいつも、
「思い込んだら試練の道を行くがオトコのど根性……」
 という一節が流れる。それを見ていた当時の全国のよい子たちはそのローラーがいかに
も重そうなので、
「重いコンダラー」
と聞いた。あれはコンダラーという名のローラーなのであろうと理解したのだ。このコ
ンダラー解釈派は全国に沢山いるらしい。

 

はいっ!わたくしもその解釈派の一員です。

ただ、私の場合は「重いコン鱈」でした。

目は画面のローラーを引く星飛雄馬を見、耳と脳はあれはコン鱈というものなんだと。

ここらへんは幼子ゆえよくわからん回路となってます。

また、『子連れ狼』では、

「―ちゃん(父)の仕事は四角空……」

「刺客ぞな」を聞き間違いしていたそうですが、はいっ!私も同じ過ちを犯しておりました。

ただ、私の場合は「ちゃんの仕事は四角ぞな」

四角い仕事ってなんなんだろなと。刺客なんて言葉は幼子の辞書にはないってね。

と、久々の椎名さんでした。うん。

 

自分の言葉使いに自信が無くて読んでみたのですが、かえって混乱してしまいますね、こういうのを読むと。

じっくり書き留めて読み進めればいいのでしょうけど、

ぱぱぱっと読んでしまうと、自分の中にきちんと落ちてゆかなかったものに関しては、あやふやがさらに雪だるま。

もう一度、小学校の中学年ぐらいから勉強しなおしたい。

って、今の私なら何年生ぐらいまでついてゆけるのかなぁ。

体育も受けたいなぁ。かなり危険そうだけど(笑)。そりゃ無茶でしょか。

以上、17ページ6行目なんと47回目でした。


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