これまでのぐずついた天気が嘘のような、見事な晴れっぷり。
天晴だわ。
で、三角山に行ってきたのですが、今日は難しい言葉がときどきあらわれます。
私が詳しいんじゃなくてね、同行してくださったかたが詳しくて、
同じ道を歩いていても見るというか視界に入るものがはっきり違っていて、
好みとか脳内の記憶情報とか、同じ目なのに違う目なんだなぁと感心というか感慨というか、
一人で歩くのとはまた違った三角山だったのでした。
トップバッターは、
粘菌でなかろうかという話でした。
ほらね、こうやって文字化すると粘菌だけど、
現場ではネンキン→年金しか浮かんできませんから、私の知識では。
アイフォンではなくほとんどデジカメで写してきたのですが、
全部アイフォン使えばよかったとちょっと後悔。
梅干しの果肉のようなやつとお菓子のような緑いろのキノコ。
結構この緑っぽい色のきのこは気に入った。
土に書いたフクロウの顔っぽいけれど、これはアリジゴク。
笑ってるし。
菌糸束。
黒い糸というか髪の毛というかワイヤーのようなのものも。
見る人が見るとこんなことまでわかるんだ。
今日で2度目? でも覚えられないコレ。
まるで春先のようなナニワズ。
このまま越冬です。 そこまで準備万端にして春を目指すのか。
木の根ではなくシダの根なんですって。
ツルウメモドキ
ノイバラ
アイコンタクト。 違うってね。
げ。
オオウバユりに喰われてる!
大丈夫、食べられてませんのでご安心ください。
以前からオオウバユりって食虫植物っぽいと思っていたのですが、
偶然、フキバッタがこんな感じで入っていた。
オオウバユり、しゃかしゃか種を飛ばしてきました(笑)。
秋の三角山の楽しみと言ったら、これよね、これとキノコ。
ちょっと乾燥度が不足気味だったけど、飛ばした種、しっかり根付いてくれよ。
ここから先、ムシ(毛がついている)が数枚登場しますので、
まぁそこまでなレベルではありませんが、
厭なの苦手なのというかたは、無視して飛ばしてください。
うひょー!
お年寄りの眉毛のような白い毛毛毛毛毛。
ド派手な黄色と黒の縞模様。
しっかり茎をつかむ手?脚?が意外とプリティな、
シンジュキノカワガだそうです。
で、これって、道内では以前はほとんど見られなかったという記事が載っていました。
美しいシンジュキノカワガ 北海道南部で多数確認 低気圧で飛来し産卵?
このシンジュキノカワガの繭って、刺激を与えると大きなマラカスのような音をだすそうな。
わ、それって興味すっごくあるんだけど。
三角山だけじゃなく、意外と街中のシンジュにもいたりして。
シンジュならあるぞあるぞいっぱいあるぞ。
この今日のシンジュキノカワガ、そこらへん(撮影地点)にいてくれればいいんだけど。
でも仮に運よく繭を見つけることに成功したとしても、
私はその繭を触れるのか?
無理だ。
枝だな、枝でタッチだな。
その前に、繭さがしか(笑)。そこの心配からスタートせねば。
落下してしまい、草に紛れてしまったキバラヘリカメムシ。
今日はカメムシの臭いの話に何度もなって、
でもやっぱりなんだかおそろしくて(その臭さが想像つかず、脳内イメージ臭さひたすら強化)、
結局嗅ぐことはしなかったのですが、
帰宅後たまたま目にしたサイトで、
キバラヘリカメムシは「青いリンゴ」の臭い(感じ方には個人差あり)と載っていて、
なんだかとっても損した気分になってしまった・・・。
そんな青いリンゴのカメムシなんて・・・。 野口五郎を思い出す・・・。
あのとき、同行者にいじってもらい、臭いを発生&初嗅ぎしてみればよかった。
というわけで、シンジュキハダガの繭の音、聴いてみたいのですが、
来週の天気はどうなんでしょね。
外に走りに行かず、山に繭探しでしょか。