【Live Information】
※お越しの際はマスクをご持参ください。
また、状況によっては中止にせざるを得ないこともありますので、お店にご確認ください。
諸々よろしくお願いします。
2月3日(金) 中止になりました
岡山 ピアノ・バー
岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
【出 演】 皆木秀樹(bass)ほか
【料 金】 1000円(飲食代別途)
【演 奏】 21:00~、22:00~ (2回ステージ)
2月11日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 西真理子(piano)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
2月13日(月)
岡山 ピアノ・バー
岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
【出 演】 西真理子(piano)、皆木秀樹(bass)、池田拓史(drums)
【料 金】 1000円(飲食代別途)
【演 奏】 21:00~、22:00~ (2回ステージ)
2月25日(土)
岡山 パラディ
岡山市北区幸町3-10 友沢ビル4F (tel 086-801-3492)
【出 演】 細川由佳(sax)、古山修(guitar)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)、Higemen(percussion)
【料 金】 飲食代+ミュージックチャージ(男性1000円、女性500円)
【演 奏】 21:00~ (3回ステージ)
※岡山 GROOVYはしばらくお店がお休みとなります。
【Live Information】
城下公会堂のヒロコさんに、「ご都合よければ、ぜひ」とお知らせいただいた「栗林すみれ & 藤本一馬」。
否も応もなくその場で席の予約をお願いしました。
この組み合わせ、行かないわけにはいきません。
栗林さんは、以前金澤英明(contrabass)さんとのデュオ・ライブを聴きに行ったことがあります。
音と音の隙間を大切にする、とても美しい音を奏でるピアニスト、というイメージがあります。
藤本さんは、昨年以来3度目かな。
福盛進也(drum)さんとのデュオ、そして会田桃子(violin)さんとのデュオ。
音を詰め込まず、空間を活かした彼のギターは、派手に弾きまくるギターに比べて最初は物足らないかもしれません。
でも、強烈な辛みや濃い味付けに慣れてしまった舌にはすぐに感じられない出汁の香りとか最低限の調味料だけで味付けした品の良い薄味のような、一見目立たないけれども一度その味を知るとそこからは離れがたい、そんな感覚と同じようなものを思い起こさせます。
ライブは2セット。
全曲ふたりのオリジナルです。
ふたりの演奏は、最初の一音を発展させてゆく感じがします。
呼応、あるいは会話とでも言えばいいのでしょうか。
相手の存在に敬意を払っているというか、それを前提に自分の音を奏でているのでしょう。
まるで混ざり合うように、自然に音が溶け合っている。
「混ぜようとしている」のではないんですね。
だからこそ音量のバランスも素敵だし、「会話」として聴こえてもくるのだと思います。
お互いにしゃべりたいことばかりしゃべっているのが「会話」とは思えないように。
たんたんと、しかし温かみを感じる演奏ぶり。
弾きながらスキャットしているんでしょう、文字通り透き通った声がピアノと重なりながら微かに聴こえます。
美しいなあ。
栗林さんも藤本さんも、体が揺れています。
エモーショナルな演奏をしている証です。
栗林さんも藤本さんも「レムボート」のメンバーですが、このバンドのドラマーが、ECMから日本人ふたりめのCDをリリースした福盛進也さん。
このバンドも、絶対聴くつもりです。
早く岡山に来てくれないかな(^^)
【Live Information】
恥ずかしい話ですが、ぼくは長いあいだお墓参りをおろそかにしていました。
ところが、どういう風の吹き回しなのか(いまだに、なんでそういうふうに思ったのか自分でも分からない)、ふと思いついて昨年のお正月にお墓参りをしてからは、定期的にお墓参りに行くようになり、仏壇にもお花や線香をお供えするようになったんです。
毎日出かけるときと帰ったときには、まず線香をあげるのですが、次第にその線香の香りに魅かれるようになったんですね。
線香をあげるのが、なんだか楽しくなってきます。
そのうち、仏壇用ではなくて、普段もお香を焚きたくなってくる。
すると、香炉が欲しくなってくるんですね。
ここ数年懇意にさせていただいている喫茶店があります。
開店以来30年以上は経っている老舗です。
店主はぼくのライブにも来てくださるし、ぼくもコーヒーの「苦み」「酸味」の話から始まっていろんな話を聞かせていただいている間柄なんですが、そのなかでコーヒーを愉しむのであればカップも良いもので、かつ気に入ったものを使いたいという欲が芽生えてきたんですね。
先週末に時間ができたのをこれ幸いと、香炉とコーヒーカップを探しに行ってみたのが、以前コントラバス・ソロのライブの依頼をくださった、岡山市の西にある「ゆくり」(岡山市北区撫川173-1)さんです。
小雨が降り始めた金曜の午後でした。
ゆくりさんへお邪魔するのも3年ぶり?そんなに時は経ってしまったのか。。。
ちょうど蝶野秀紀さんの「毎日をたのしむ漆 木と漆のうつわ」展の期間中でした。
いつも穏やかで温かい眼差しの店主とおしゃべりするのも楽しみのひとつ。
さっそくお店にあるものを見せていただくと、
あったんですよ、なんだか気になるコーヒーカップが。
残念ながら香炉はお店に置いていないとのことでしたが、代わりに香炉にも使える蝋燭立てを見せてもらうと、、、
これまた心惹かれる感じの器だったんです。
両方とも、岡山市瀬戸内市在住の備前焼作家、小川荘一さんの作品です。
その夜、さっそくコーヒーを買って帰ったばかりのカップでいただいてみる。
やっぱり見た感じ、雰囲気って大事です。
自分が手に取って見て、気に入った器であるならなおさらです。
なんでしょう、この、たったコーヒー一杯で感じる満ち足りた気持ち。
香炉として使うつもりで買った蝋燭立てのほうですが、
まずお香について調べてみると、いわゆる線香タイプのほか、円錐型、渦巻き型(蚊取り線香のような)、粉末のお香など、さまざまです。
とりあえずうちにあるのは線香のみ。
ところが、線香タイプを使うには、「香立て」というものが必要なんだそうです。
で、その場合は香炉ではなく、香皿で充分みたいです。
香皿と香立ては明日買いに行くとして、今夜は本来の用途である「蝋燭立て」として使ってみるか。
寝る前のひととき、家じゅうの明かりを消し、蝋燭の灯りだけで過ごしてみます。
真っ暗な中に、桜のはなびら型の灯り。
なんでしょう、この不思議な心地よさ。
もうこれは蝋燭立てとしてだけ使おう。
別に香炉か香皿を探すことにしました。
ピンク・フロイドの音楽をかけていたんですが、いっそ無音のほうが雰囲気があったかもしれないな、とあとで思いました。
そして翌土曜日、香立てと香皿、そしてお香や、香料入り蝋燭を探しに行きました。
イメージどおりの、香皿、香立てが見つかって運が良かった。
白い香皿とお香。
香立て。
それにしても、コーヒーカップを変え、蝋燭の灯とお香を愉しむだけでこれだけワクワクして過ごせるなんて。
好きなものに囲まれると、こういう素敵な気持ちでいられるんですね。
出来事としてはささやかだけど、自分の心の中では大きな発見でした。
【Live Information】
明けましておめでとうございます。
令和5年、卯年となりました。
友人からのメールによると、
「令和5年癸(みずのと)卯(うさぎ)
じっと耐えてきた後に希望に向かって大きく動く
新しいものにチャレンジする年です」
だそうです。
新年早々、大きな希望が舞い込んできたような、嬉しいメールです。
12月下旬から体調を崩し、熱が下がらないまま年末を迎えました。
体調のわるさをかかえてひとりで寝ていると、そうでなくとも不安や弱気に襲われるのに加え、頭に浮かんでくることといえば、ネガティブなことばかり。
たいへん心細い年末でした。
12月30日になって熱もようやく36度台に落ち着いたので、今年の締めとして、お世話になったお店何件かに顔を出しました。
前日までの心細さに相反して、「顔を出して良かった」と思えるところばかり。
ふところに穏やかで温かい気持ちを大事にしまい、深夜に帰宅したのでした。
今年の元旦の日の出は、予報によると7時13分。
雲が出ていて初日の出は見られなかったけれど、雲の切れ目に明るいご来光が見えたのでよしとしましょう。
◆令和5年1月1日 午前7時13分。うちのすぐ東。
午前中はゆっくりして、11時すぎからお墓参りに出発。
ご先祖様と父に新年のあいさつをし、線香をあげ、父と墓石越しに少し話しました。
たぶん、全部あちらから見てくれてるんだろうけれど。
◆うちのお墓へは、高梁川河川敷沿いのこの細い道を抜けて行きます。
そのあとは、酒津八幡宮へ新年のお参りです。
今年もいい天気で良かった。
毎年いろんな課題がありますが、
今年からは、お互いに敬意を持ってお付き合いできない方からは離れることに決めました。
それが自分を大事にする第一歩だと思いますし、まずそこから改めて出発です。
心理カウンセラーとしても活動を始めますが、他人を導くのではなく、その方が自分で自分の問題を解決できるようそっと見守ることができるような存在になれれば、そう思います。
令和5年(2023年)1月1日
癸卯年(みずのとうどし)