ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

2016年6月のライブ予定

2016年05月31日 | 演奏スケジュール
                                ♪紫陽花と、雨と、蝸牛と、蛙と、テルテル坊主が似合う6月がやってきました。


【Live Information】 


 
 6月3日(金)
  岡山ルネスホール
 (岡山市北区内山下1-6-20 tel 086-225-3003)
  第69回 ワンビルジャズナイト
  ♪荒木博司(guitar)、スコット・チャドウィック(trumpet)、中務敦彦(sax)、松本加代子(piano)、尾添"John"慎一郎(drums)、長崎キンターナ(percussion)、皆木秀樹(bass)、
   遠藤マリ(vocal)、丸岡紀里江(vocal)、末元紀子(vocal)、武田知子(vocal)
  【料 金】1000円(飲食代別途)
  【演 奏】19:00~


 6月4日(土)
  玉野Musik
 (玉野市築港5-9-6 tel 0863-23-4820)
  ♪山本ヒロユキ(piano)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】1000円(飲食代別途)
  【演 奏】19:00~ (2回ステージ)


 6月8日(水) 
  岡山Ark
 (岡山市北区番町1-14-29 キマチビルB1F tel 086-234-0130)
  HANO SHOJI with NINNI MORGIA 2016
  ♪羽野昌二(drums)、Ninni Morgia(guitar)、赤田晃一(sax)、皆木秀樹(bass)
  ※O.A. ♪赤田晃一(sax) & 皆木秀樹(bass)
         ♪2人tres
  【料 金】2000円(1ドリンク付)
  【時 間】18:30開場、19:00開演


 6月10日(金) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  ♪内村奈実(piano)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】1500円(飲食代別途 学生は学生証提示で500円割引) 
  【演 奏】20:30~、21:30~(2回ステージ)
   ※シットイン可


 6月19日(日)
  倉敷木庵
 (倉敷市川西町18-23 tel 086-421-9933)
  ♪美淋つゆ子(piano)、皆木秀樹(bass) 
  【料 金】飲食代のみ
  【演 奏】18:30~ (2回ステージ)


 6月22日(水) 
  倉敷アヴェニュウ
 (倉敷市本町11-30 tel 086-424-8043) 
  ♪Sachiko(vocal)、古山修(guitar)、福田和哉(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】500円(飲食代別途)
  【演 奏】20:00~、21:00~、22:00~ (3回ステージ)


 6月23日(木) 
  倉敷アヴェニュウ
 (倉敷市本町11-30 tel 086-424-8043) 
  ♪秋山文緒(piano)、船越稔(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】500円(飲食代別途)
  【演 奏】20:00~、21:00~、22:00~ (3回ステージ)


 6月24日(金) 
  岡山セカンド・シンプソン
 (岡山市北区表町3-15-15 2F tel 086-234-5009)
  ♪赤田晃一(sax)、古山修(guitar)、中野まちこ(drums)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】1500円(飲食代別途 学生は学生証提示で500円割引) 
  【演 奏】20:30~、21:30~(2回ステージ)
   ※シットイン可


 6月25日(土) 
  岡山GROOVY
 (岡山市北区田町2-5-23 tel 086-221-7721)
  ♪山本ヒロユキ(piano)、皆木秀樹(bass)
  【料 金】3000円(飲食代別途)
  【演 奏】20:00~ (2回ステージ)






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失くした携帯電話

2016年05月28日 | Weblog~雑記


【Live Information】 


 昨夜のこと。
 表町セカンド・シンプソンでのセッティングを終えて、いつもどおり時間までそのあたりをブラブラしようと、愛子店長に声をかけてから店を出ました。
 時計がわりの携帯電話を見つつ、店のドアを開けながら、
 「ちょっとそのへんまで行ってきま~~す。(あ、いま7時38分か)」
 「は~い」
 
 
 階段を下りながら、iPodのもつれたイヤホンをほどいて耳に装着し、ハナウタまじりで3分ほど歩いていた時にはっと気づきました。
 「あれ?携帯電話がない」
 
 
 手には何も持ってないし、どこのポケットにも入ってない。
 落とした? いやいくらなんでも落としたら分かるよな~(?-?)
 どこかに落としていないか探しながら来た道を戻り、また階段を上がって店のドアを開け、
 まさかと思いながらそのまま一番奥のステージへ行ってみると、ピアノの上にぼくの携帯電話が。。。
 は?電話を持って店を出たはずやけど?????
 
 
 「皆木さんさっき手に何か持って確認しながら出て行きましたよね?」と愛子店長。
 手ぶらなので、持っていたものといえば携帯電話しかないのです。
 ちなみに見つけた時の携帯電話の時計は7時43分でした。
 時間的には辻褄が合ってる・・・
 
 
 不思議。。。
 なにかの前触れなのか・・・?((((;゜Д゜)))) ヒィー
 




 
 というわけで、薄曇りの今日は姫路で演奏してきます。
 関西でいつも仲良くしてくれている、素敵なミュージシャンたちと久々に共演させていただきます。
 楽しみだなあ~(^^)
 播州方面の知り合いにも会えるといいな。
 

 5月28日(土)
 姫路ベンハウス(姫路市南条637)
 ・是川博美(vocal)
 ・籔慶子(piano)
 ・廣田秀雄(drums)
 ・皆木秀樹(bass)
 ※16時開演、入場無料のイベントです。

 





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ほんとうに教わりたいのなら

2016年05月22日 | 価値観
【Live Information】 


「教えたいだけの人」が教えてくれることが、すべて正しいとは限らない。
「教えたいだけの人」にとっては、相手が育つかどうかは重要ではなく、教えるという作業で相手より優位に立つことが重要だからである。
そういう人が教えることは、検証されていない受け売りや、思い込みにすぎない浅いで知識である可能性が高い。
本当に教わりたいのなら、時間と費用を惜しまず、きちんした技術・知識・見識を持っている人に教わるべきである。





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「フォックス・オン・ザ・ラン」と「アクション」

2016年05月17日 | 名曲

【Live Information】 



 今でこそ「ヘヴィ・メタル」というと、ロック・ミュージックの中の独立したひとつのカテゴリーとして認知された感がありますが、もともとはハード・ロックを細分化した中のいちサブ・ジャンルに過ぎませんでした。
 ぼくが中学~高校生だった1970年代中頃に、「より重厚感の増したハード・ロック」、みたいな意味合いで使われ始めた記憶があります。
 当時のバンドで言えば、ブルー・オイスター・カルトとか、ブラックサバス、それにヘヴィ・メタル・キッズなんていうバンドもありました。
 

 スウィートは、1968年にデビューした、イギリスのロック・バンドです。
 1971年に、スージー・クアトロなどに曲を提供したことで知られるヒット・メーカーのマイク・チャップマンとニッキー・チンのコンビが作詞作曲した「ファニー・ファニー」がヒット、イギリスにおける人気バンドの仲間入りをしました。
 当時の曲を聴いてみると、ポップで親しみやすいものが多く、ロー・ティーン向けのアイドル・バンドのような存在でもあったようです。


 その後も「リトル・ウィリー」「ウィグ・ワム・バム」「ブロック・バスター」「ヘル・レイザー」「ボールルーム・ブリッツ」「ティーンエイジ・ラムペイジ」「初恋の16才」など、イギリスのチャートでベスト10に入るヒット曲を連発していますが、次第にバンドと、チャップマン&チンのソング・ライティング・チームの間には溝が広がっていったようです。
 バンドからしてみると、自分たちのやりたいスタイル、あるいは音楽で活動してゆきたいと思うようになったのでしょう。技術も音楽性もない、操られるだけのダミーのようなバンドなら、言われたまま活動して人気が出ればそれにこしたことはないのでしょうが、それなりの実力のあるスウィートのメンバーは、チャップマン&チンから離れて自分たちの音楽を創りたいと思ったようです。
 それでも、チャップマン&チン時代の後半には、すでにハード・ロック色が強まっていました。


 当時のスウィートのメンバーは、
 ブライアン・コノリー(vocal)
 アンディ・スコット(guitar)
 スティーヴ・プリースト(bass)
 ミック・タッカー(drums) の4人です。


 バンドが主導権を握った1974年には、音楽性が完全にロック・ミュージック志向にシフトされた感がありますが、音楽的には驚くような急激な変化があったわけではないので、爽快なロック・サウンドとアイドルぽいビジュアルで、相変わらずティーン・エイジャーの間では高い人気を得ていました。
 そして当時のイギリスでは、スレイドなどと「ヘヴィ・メタル・ロック」の旗手と見なされるようになったわけです。
 そのほか、日本では当時人気急上昇中だったクイーンのライバルとされてもいましたね。
 この頃の音楽雑誌(「ミュージック・ライフ」とか「ガッツ」とか)には、かなりの頻度でスウィートをはじめとする若手ロック・バンドの記事が掲載されていたような気がします。


 「フォックス・オン・ザ・ラン」が発表されたのは1975年。これは母国イギリスで2位、米ビルボードで5位になったのをはじめ、オーストラリア、デンマーク、ドイツ、南アフリカで1位、カナダ、アイルランド、オランダ、ノルウェーで2位となり、ミリオン・セラーを記録する大ヒットになりました。

 
 ■フォックス・オン・ザ・ラン/Fox on the Run
  ■歌・演奏
    スウィート/Sweet    
  ■シングル・リリース
    1975年3月
  ■収録アルバム
    荒廃の街角/Desolation Boulevard (1974年)
  ■作詞・作曲
    ブライアン・コノリー、アンディ・スコット、スティーヴ・プリースト & ミック・タッカー/Brian Connolly, Andy Scott, Steve Priest & Mick Tucker
  ■プロデュース
    スウィート/Sweet
  ■録音メンバー
    ブライアン・コノリー/Brian Connolly (lead-vocal)
    アンディ・スコット/Andy Scott (guitar)
    スティーヴ・プリースト/Steve Priest (bass)
    ミック・タッカー/Mick Tucker (drums)
  ■チャート最高位
    アメリカ(ビルボード)5位、イギリス2位
 
  ♪歌 詞
  ♪You Tube
  


 イントロで使われているシンセサイザーが新境地を開拓しようとしたバンドの心意気を物語っているようです。
 ミディアム・テンポの8ビートですが、「ヘヴィ・メタル」という言葉がぴったりな、重厚なグルーブはまさにハード・ロックの醍醐味ですね。
 シンプルなコード進行ですが、メロディは分かりやすく、とてもノリやすいです。
 当時のぼくらにとって、シングル・レコード1枚に500円遣うのはかなり度胸が必要でしたが、逆に限られた小遣いで買うレコードはどうしても欲しいものばかりでした。
 ロック好きの友だちはけっこう「フォックス・オン・ザ・ラン」のレコードを持っていて、それは当時のスウィートの躍進ぶりを示してもいたということですね。


 「フォックス・オン・ザ・ラン」でスウィートの名はぼくらの間に一気に広まりましたが、勢いに乗って引き続きリリースされたのが「アクション」です。


 ■アクション/Action
  ■歌・演奏
    スウィート/Sweet    
  ■シングル・リリース
    イギリス1975年7月、アメリカ1976年
  ■収録アルバム
    ライヴ・アンド・ベスト/Strung Up (1975年) 甘い誘惑/Give Us a Wink (1976年)
  ■作詞・作曲
    ブライアン・コノリー、アンディ・スコット、スティーヴ・プリースト & ミック・タッカー/Brian Connolly, Andy Scott, Steve Priest & Mick Tucker
  ■プロデュース
    スウィート/Sweet
  ■録音メンバー
    ブライアン・コノリー/Brian Connolly (lead-vocal)
    アンディ・スコット/Andy Scott (guitar)
    スティーヴ・プリースト/Steve Priest (bass)
    ミック・タッカー/Mick Tucker (drums)
  ■チャート最高位
    アメリカ(ビルボード)20位、イギリス15位

  ♪歌 詞
  ♪You Tube
  


 チャート的には、「フォックス~」に届きませんでしたが、ヨーロッパ各国では大ヒット(ドイツ2位、スウェーデン2位、ノルウェー2位、オーストリア3位、スイス4位、オランダ5位 etc)しています。
 だからというわけではありませんが、ぼくにとっては「アクション」も「フォックス~」になんら遜色のないロックの名曲なのです。
 劇的で音楽性の幅広さを感じさせてくれる曲作り、重厚なコーラス、野性味のあるボーカル、多彩なギターのフレーズ、スピード感あふれるテンポをキープする安定したベース、適度にヘヴィで小気味のよいドラム、どれをとっても言うことなし、です。
 1994年にはデフ・レパードがカヴァーし、全英チャートの14位に送り込むヒットを記録しています。


 1976年に発表したアルバム「甘い誘惑(Give Us A Wink)」は、メンバー4人が共作したオリジナル曲が大半を占めています。
 大きな飛躍を期待されたバンドでしたが、これ以降不思議なことに伸び悩みが続きます。
 スウィートは1981年に解散、のち再結成して1985年~1991年に活動しましたが、ブライアン・コノリーが1997年に、ミック・タッカーが2002年に亡くなっています。
 現在はアンディ・スコットが「Andy Scott's Sweet」、スティーヴ・プリーストが「The Sweet」として活動を続けています。


 全盛期は短く、大成したとは言い難いスウィートですが、ぼくにとっては忘れることのないロック・バンドです。
 


  

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「すみません」か「ありがとう」か

2016年05月05日 | 価値観
          ♪初対面でも、楽器さえあれば楽しく会話できるのが、ジャム・セッション。厳しいものから和気藹々のものまでいろんな雰囲気のセッションがあります。



【Live Information】 



 たとえばジャム・セッションでの演奏のあと。
 ほとんど必ず「すみませんでした」と言ってくれる方々が現れます。
 「何が『すまなかった』の?」と尋ねると、
 返ってくる答えは、ほぼ
 「下手ですみません」か、
 「失敗してすみません」のどちらか。


 「すみません」を、いわゆる「謝罪」の言葉、だとすると、
 下手なことは「悪いこと」ということになってしまう。


 下手なことや、間違えることは、「悪いこと・謝らねばならないこと」ではないです、決して。
 どんな人でも、最初は下手で、未熟で、たくさん失敗します。
 たしかに、人前で下手な演奏をするのは恥ずかしいかもしれません。
 でも、セッションなんだもん、経験不足のひとが遠慮なく出ていって、たくさん失敗すればいいと思います。
 どんどん経験を積めばいいのです。
 そのためのセッションではないですか?

 
 全力で演奏したのなら、それでいいのです。
 その時に出た音は、
 「未熟」で「悪い」音なんかじゃなく、
 「自分の課題を自分に教えてくれる」音です。


 ぼくも昔は「すみませんでした」って言ってました。
 でもそれは、今思い返すと、本当に申し訳なかったと思っていたのではなく、
 「先に謝って怒られないようにすること」か、
 「下手なことを理由に、逃げ道を作っておくこと」か、
 「頭を下げる謙虚な自分アピール」
 に過ぎなかった。


 一緒に演奏してくれた方々が、下手なことや失敗したことで怒って離れていくなら、それはそこまでの人なのです。
 たいていの人は、一緒に一生懸命演奏してくれています。
 そういう方々には、笑顔で
 「ありがとうございました」
 と言えば、それで伝わると思います。


 セッションでは、「下手」だったり「未熟」だったりする今の自分を、恐れずに出してみましょう!(^^)
 
 



  


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