【Live Information】
※お越しの際はマスクをご持参ください。
また、状況によっては中止にせざるを得ないこともありますので、お店にご確認ください。
諸々よろしくお願いします。
10月1日(金)
岡山 ピアノ・バー
岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
【出 演】 皆木秀樹(bass)、美淋つゆ子(piano)
【料 金】 1000円(飲食代別途)
【演 奏】 21:00~、22:00~ (2回ステージ)
10月3日(日)
加古川 喫茶いるか
加古川市平岡町山之上149-8 (tel 0794-23-7917)
【出 演】 石田"きゃさりん"和美(vocal)、貴村昌司(guitar, vocal)、大橋恭(guitar)、皆木秀樹(bass)
【料 金】 ノーチャージ(チップ制/飲食代別途, 要オーダー)
【演 奏】 15:00~ (2回ステージ)
10月10日(日)
阿知の風音楽祭
倉敷 倉敷公民館
倉敷市本町2-21 (tel 086-423-2135)
【出 演】12:30~13:00 彩まじょりん(vocal, guitar)& 岡山Hot Club [安井亨guitar, 河原巧明guitar, 美藤剛guitar, 重松洋昭violin] with 皆木秀樹(bass)
10月11日(月)
岡山 ピアノ・バー
岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
【出 演】 西真理子(piano)、皆木秀樹(bass)、池田拓史(drums)
【料 金】 1000円(飲食代別途)
【演 奏】 20:00~、21:00~ (2回ステージ)
10月14日(木)
岡山 ピアノ・バー
岡山市北区野田屋町1-11-10 清水ビル3F (tel 086-222-8162)
【出 演】 上森 "picci" 一洋(guitar)、皆木秀樹(bass)
【料 金】 1000円(飲食代別途)
【演 奏】 20:00~、21:00~ (2回ステージ)
10月23日(土)
岡山 GROOVY
岡山市北区田町2-5-23 (tel 086-221-7721)
【出 演】 山本博之(piano)、皆木秀樹(bass)
【料 金】 2000円(飲食代別途)
【演 奏】 20:00~ (2回ステージ)
10月27日(水)
倉敷 アヴェニュウ
倉敷市本町11-30 (tel 086-424-8043)
【出 演】 角堂りえ(piano)、細川由佳(sax)、皆木秀樹(bass)、本田暁之(drums)
【料 金】 1000円(飲食代別途)
【演 奏】 20:00~、21:30~ (2回ステージ)
【Live Information】
中学~高校時代には、たいていの人は「好きな芸能人、憧れの歌手」に夢中になったりしますね。
ぼくは、なぜかとくにアツく入れ込んだ芸能人はいなかったです。
太田裕美さんとか、石川秀美さんとか、キャンディーズのランちゃんとか好きでしたけれど、、、でも、なんとなく「いいな」程度だったですね。
もっぱらロック、とくに洋楽ばっかり聴いていたので、いわゆる歌謡曲、とくにアイドル系歌手の曲はテレビの歌番組で見るくらい。わざわざレコードや雑誌を買ったりはしなかったです。
1980年代を席捲した女性歌手といえば、なんといっても松田聖子さんと中森明菜さんでしょう。
とにかく出すレコードは片っ端からチャートの首位に立つし、テレビでこのふたりが見られない日はなかったし、雑誌の表紙やカラーグラビアを飾るのもしょっちゅうだったし。
明るいイメージでチャーミングな聖子さん。
陰りがあって例えていうならちょっと蓮っ葉な雰囲気の明菜さん。
なにかにつけて対照的でした。
そんなふたりのレコードを、いつの間にかぼくも買うようになっていました。
その理由は、ふたりのリリースする曲は単なる歌謡曲とは違い、ロックやポップス色が濃く、彼女たちのルックスやキャラクターを抜きにしても、その曲だけを充分楽しむことができたからです。
「ミ・アモーレ」は明菜さんの11枚目のシングル・レコードです。
彼女の曲作りを支えるコンポーザー・チームは、デビュー当初から1枚ごとに変わっているんですね。
とくに作曲陣は、来生たかお、芹澤廣明、大沢誉志幸、細野晴臣、林哲司、玉置浩二、高中正義、井上陽水など、ポップス~ロック寄りの、当時の俊英ぞろい。
曲の雰囲気も偏らず、クオリティの高い、バラエティに富んだ作品群ができ上ったのも、こうしたことが関係しているのかもしれません。
そういえば、明菜嬢のシングル・レコードのジャケット裏面には、歌詞とともにメロディとコードを記載した譜面が印刷されていました。
今と比べてあまり楽譜が手に入らなかった当時としては、とても嬉しかったです。
この曲の作曲者は、ジャズ・ピアニストの松岡直也さん。
日本におけるラテン・ジャズ系の大御所ミュージシャンです。
ちなみに松田聖子さんの作品では、日本ジャズ界を代表するミュージシャン、ジャズ・トランペッターの日野皓正さんが、1984年に「夏服のイヴ」を作曲していますが、これもライバル関係の表れなのでしょうか。
1980年代後半の日本音楽シーンはジャズ・ブームに湧いていました。1986年の角川映画「キャバレー」で使われた「レフト・アローン」や、1987年の武田薬品「アリナミンA」のCMで使われた「テイク・ファイヴ」によって火がついたものですが、もしかすると、当時の大スターだったこのふたりがジャズ・ミュージシャンに作品を依頼したことがそのブームの発端だったのかもしれません。
エスニックな感覚がただようなヒット曲といえば、1979年の「異邦人」(久保田早紀)が有名ですが、この曲も異国の香りがほのかに漂う、情緒豊かな曲です。
翳りのあるややセンチメンタルなメロディーが明菜嬢にぴったりです。
サビでの高ぶり、エンディングで繰り返されるビブラートの効いた「アモーレ」のフレーズ。
官能的ですらあります。
ラテン・パーカッションとブラス・セクションが南米のイメージを膨らませてくれます。
ベースを弾いているのは、これも日本のラテン・ジャズに絶対に欠かせない高橋ゲタ夫さん。
熱さを秘めつつも緩やかに、そして強力にグルーブするリズム・セクションが心地いいんです。
不思議な魔力を感じるカーニバルの夜。
もしあなたとはぐれてしまったら、その魔力と熱狂にときめく私は、、、
という、聴き手に想像を委ねるような歌詞が、これまた非日常の危険な雰囲気を漂わせているんです。
この内容、明菜嬢の歌いっぷりにとってもマッチしているのではないでしょうか。
それにしても明菜嬢の声って、その存在感というか、醸し出す空気の濃さはやはり半端じゃないですね。
ひくめの声質、ダークな雰囲気、どこかミステリアスな表情。
あの山口百恵さんを彷彿とさせるところもあったりして。
でも時折り見せる笑顔は屈託がなくて、とっても可愛らしいんです。
単なるアイドルでは収まらない、いや収まるはずのない、素晴らしいボーカリストです。
「ミ・アモーレ」はオリコンで初登場1位、63万枚を超える売り上げを記録する大ヒットとなりました。
明菜嬢は、この曲で1985年の日本レコード大賞を受賞しています。
そして今では、この曲は以後に連なる「サンド・ベージュ」「ジプシー・クイーン」「タンゴ・ノアール」「アルマージ」などのエスニック路線のはしりとも言える位置づけがなされています。
【歌 詞】
◆ミ・アモーレ [Meu amor é…]
■歌
中森明菜
■シングル・リリース
1985年3月8日
■作詞
康珍化
■作曲・編曲
松岡直也
■録音メンバー
中森明菜(vocal)
松岡直也(keyboards)
和田アキラ(electric-guitar)
井上満(cavaquinho)
高橋ゲタ夫(electric-bass)
広瀬徳志(drums)
三島一洋(latin-percussions)
フランシス・シルヴァ(latin-percussions)
吉田憲司、林研一郎、岸義和(trumpet)
西山健治、中沢忠孝、花坂義孝(trombone)
友田啓明グループ(strings)
Eve(chorus)
■収録アルバム
D404ME(1985年)
■チャート最高位
1985年週間チャート オリコン1位(1985.3.18~3.25 2週連続)
1985年年間チャート オリコン2位
推定売上枚数 約63万枚
【Live Information】
この地球上で、われわれ人間は、自分たちにとって暮らしにくい状況を改善あるいは克服してきました。
そのために、地球の状況を、人間が暮らしやすいように変えてきました。
住宅地が足りなければ山を切り拓き、やむなく有害なものを排出しながら人間にとって必要なものを生産し、病気が発生すれば病原菌を死滅させてきました。
われわれ人間が暮らしやすいように、です。
「災害級」という形容詞がそこかしこで見られる今日この頃。
われわれは、病原菌やウイルスによって危機にさらされると、薬を作ってその病原菌やウイルスを死滅させようとします。
では、人間の存在が地球にとって「有害な病原菌やウイルス」に類するものだとしたら。。。
地球が人間を「有害な存在」と認識して、人間がするように「有害な存在を駆逐」しようとしたら。。。
子供のころと比べて明らかに変わってきている天候。
酷暑、異常な豪雨。
水害が起こると、「ずさんな工事による人災」とか「教訓が生かされていない」とかメディアはにぎやかですが、結局人間のしたことが気象の変化をもたらして人間に返ってきているだけなのでは。。。
つまり、生態系や環境を破壊されている今の地球にとって、それが当たり前の活動なのかもしれません。
人間が大騒ぎしているいろんなウイルスは、地球が、人間がやっているように「自身にとっての有害なウイルスである人間」を駆除してわが身を守ろうとしているだけなのかもしれない、と思ったりします。
少しは環境問題を意識しよう、と思って、洗い物をする時はなんでもかんでもシンクに流さず、水道の蛇口をひねるのも最少限にしたり、と小さなことですが気をつけるようにしています。
真夏にクーラーは必要ですが、室温を下げるために室外機からは温風が出つづけるのも環境にやさしくない、と思って試しにクーラーを止めてみましたが、あまりの暑さに5分ももたない。
もうエコどころじゃなくて、クーラーの節約すらできない状況に来ているんですね。
地球の気温が上昇してきており、極の氷もたいへんな量が溶け出しているといいます。
もしかして取り返しのつかない状況がやって来つつあるのでは、とちょっと心配です。
少しでいいから、自分のできる範囲で「エコ」を意識していこうと思います。