扇ヶ鼻~星生山~星生崎~久住分れ~御池~天狗ヶ城~中岳・・・
・・・と、午前8時前から歩き始めて、6時間以上経ちました。
御池の上にある避難小屋で休憩した後は、休憩なしで帰るよ~。
御池からの帰り、遠くに星生崎が見えて来た。
星生崎下の避難小屋の横を、赤い集団が登ってるよ。
(多分林間学校の生徒さん達だと思われる。うちの息子たちも中学生の時経験済み)
先生が後ろから凄い口調でハッパかけてた。
まるでヤ○ザみたい。恐ろしか~~
集団の側を歩くとうるさそうだから、少し離れてゆっくり歩く事にしよ。
避難小屋から見上げた星生崎。
あの上に立ってたんだ~。
下から見ても恐ろしかね~。
避難小屋の横のガレ場を登って、
イワイワの岩場を過ぎたら、
西千里浜に出る。
平らでまっすぐな道。
ここは天国だ~
西千里浜から見上げると、星生山から星生崎へと続く稜線が見える。
『あそこを歩いたんだよね~』
『下は天国、上は地獄・・・普通と逆やんね~』
峠の岩の上にも沢山の人影が見えてる。
すれ違う人に『こんにちは~』と声をかけても返事がない。
あれれ・・・
「こんにちは~」 「こんにちは~」 「こんにちは~」
しつこく声をかけ続けるおばさんであった(私か)
すると突然、一人の派手な元気なご婦人が『アニョハセヨ~』と言って握手をされてきた。
私 「Oh, あにょはせよ~」 韓国からの山歩きツアーだったのね。納得
韓国マダム 「#$%&+**@@ ハムニダ~」 なんかよ~分からんが・・・
私 「Oh, Nice to meet you」 日本の平和のために頑張ろう・・・・
両手を固く握って日韓友好成立である。
久住山の方を指して「くじゅう?」 と聞いたら 「オ~、クジュ~」との事。
「頑張って」とグーをしてお別れした。
それからも続々と登って来る人たちにご挨拶
「こんにちは~」 「アニョハセヨ」 「こんにちは~」 「アニョハセヨ」 「こんにちは~」
「アニョハセヨ」 「こんにちは~」 「アニョハセヨ」 う~~~、もうよか!
「あにょはせぇよ~!」 私シャイなO型なんですけど・・・
それからも延々と”アニョハセヨ”は過ぎて行った。
沓掛峠の上から振り返って見た登山道には、韓国人登山者の長い列が出来ていた。
(ここにも韓国登山者あり)
まだまだ先は長いですぞ。
のんびりしてると久住山に着く前に日が暮れますぞ。
と、言いたかったけど言葉が分からんし
しかし、何でこんな時間(夕方4時過ぎ)に久住山に登るんだろう。
どんなに早い人でも片道2時間は掛かると思う。
中には半袖、スニーカーというスタイルの人もいた。
旅行会社はきちんとした準備を教えてないのか??
日没過ぎたら山は真っ暗になり、急に寒くなると言うのに。
あの方たちは無事に久住山まで辿りつけるのかしらん。
せっかくの旅行だから、くじゅうの大自然を満喫して帰っていただきたいけど
などと、気になりながら
最後の”アニョハセヨ”は牧ノ戸の展望所近くで終わった。
牧ノ戸登山口の駐車場には、観光バスが5台も停まっていた。
九酔渓温泉に到着。
こちらの温泉です
部屋に露天風呂がある部屋ざんす。
お風呂から緑の渓谷が眺められる
部屋に入ったらまず温泉
持参のお弁当(食事は付いてない)を食べたらまた温泉
寝る前にもザブンと温泉
そして九酔渓の夜は老けて更けて行った・・・・・
おしまい
さ~、明日は”スゴ腕バイキング”で食うぞ~~~