トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

ドイツの夏2

2010-07-13 19:05:07 | おうち
あいかわらず暑い。



扇風機も焼け石に水。
もう血液が煮えてきてるよ。
細胞が溶けてきてるよ。

昨日は涼を求め街にまで出たものの、
到着するまでにすでに汗だく。
その割にはさほどデパートも涼しくないし。
なんせ日差しがきつくて肌がピリピリしてくる。
日焼け止めをどんなに塗っても効果がないような気がして
メラニン増加が怖くてもう外には出たくない。

よって家の中でダラ~っとするか、
ひたすら拭き掃除をするか(とにかく水に触っていたいの)の毎日。



そんな時気がついた。



日中も窓のシャッターをおろしたままの周りのおうち。


こちらの窓は基本このようなシャッターがついている。
そして窓は2通りに開くようになっていて
内側へ横開きになるか、上が少し開くか。

このシャッターを全部下ろすと部屋は真っ暗になるので
夜しかおろさず、毎朝律儀に全部上げていたnaheだったが
日よけ効果があることに今更ながら気がついた。

真似して半分くらい降ろしてみる。




おお!日差しが入ってこないぃ



しかし部屋が薄暗くなるのはしょうがないとして
日差しと共に風もふさがれてしまった。
これは困る。



天窓が沢山あって明るいのが取り得の我が家。
天窓にはこのシャッターがついていない。
居室の天窓には日よけスクリーンがついているが
たとえば



開放感抜群!我が家の青空トイレ。
もろに日差しが入ってくる。
窓を開けないと午前中はほんと温室。


こんな窓がところどころにあるもんだから
風の通りもよくしたいのに
シャッターを降ろすとそれができない。


光をとるか、風をとるか。
うーん、究極の選択だ。



そしてドイツの窓、網戸がない。
売ってはいるのだが、自分で貼らなきゃいけなかったり
開け閉めできそうになかったり。
日本のプリーツ網戸なんて、あれ考えた人って天才だね。


とにかく熱気が溜まる家。
日が暮れると外は涼しくなるのに
家の中はまだムンムン。
その為窓を開けておくと
集まる集まる、ガガンボが。
よってシャッターは必須。
そして風は入らず。


虫に耐えるか、暑さに耐えるか。
またもや究極の選択だ。



まじでここ数日、この窓達の処遇に悩むnahe。
私の世界、ちっさすぎるよ・・・。