トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

月曜の昼からビール

2011-07-13 17:37:49 | おさけ

michnaheがまだドイツで成し得ていなかったことを
お馴染みドイツ人Mが叶えてくれた。
今回は彼の奥さんの多大な尽力によるそうだ。
本当にありがたい。

それはビール工場見学。

日本では千歳、仙台、府中、生麦・・・あれ?他にも行ったっけ?
とにかく色んなビール工場に行っていたというのに
ビールの本場、ドイツではなかなか行く機会に恵まれなかった。
それもひとえに「二人ともビール試飲したいもん。運転手はダレよ?」という理由から。
またドイツのビール工場見学はグループ単位じゃないと申し込めなかったり
もちろん日曜日は休みだったり
なんだかうまくいかなかったのである。

そんな愚痴をMにこぼしていたら
M夫妻が一緒に行ってくれることとなった。
なんか2回も旅行に行ってるし、この前もうちでタコ焼き食べてったし
なんだか随分Mと親しいようにみえるのだが
michに聞いてみるとそんなに仲がいいわけでもないらしい。
不思議な関係である。


さて奥さんの運転で連れていってもらったのは
Schloss Rheder
ここは既にmichnaheは攻め終えた城である。




ここでビールを造っているのだ。



このおっちゃんの説明を聞きながら工場を見学する。
もちろん説明はドイツ語。
「ザイト ゼヒツェーンフンダートゼクスウント・・・(=千六百△六年から)」
数字を訳している間に耳が追いつかなくなったnahe。
「なんて説明してたの?」とmichに聞かれるも
かぶせ気味に「知らん!」




こちらは地下貯蔵庫。
とても寒くて配管には霜が貼っているほど。



日本ではありえない瓶洗浄+瓶詰めライン。
一応室内だけどドアあけっぱだし。
見学者も何の防護もしないで目の前まで近づいてるし。


ひととおり見せてもらって工場見学は終了。
「次は博物館へどうぞ」と言われて




ビール博物館かと思いきや
中身は軍服博物館。
またそこのガイドのおっちゃんが軍服オタクなのか
語るわ語るわ、二部屋16着程しかない軍服について1時間!
一緒に見学していた学生グループも辟易。



ようやく解放されてお昼。
お城のお庭でビールとソーセージとサラダ。
月曜の昼間っから、ああ幸せ




こんな飲み物も作っているようで。
左から2番目はチリジンジャーコーラ。
「なにやつ!?」と思って飲んでみたが
全くチリとジンジャーが潜んでいる気配がなかった。
むしろ砂糖どっぷりな感じ。



あの軍服さえなければ、いいツアーだったんだが・・・。
あともうちょっと説明を聞き取れれば・・・。
ちっとも上達しなかったドイツ語に落ち込む今日この頃のnaheである。