トイチニッキ

旧ドイツニッキ
ドイツ駐在の日々から日本での小さな日々まで

PAUL GIRAUD を訪ねて

2016-05-08 01:21:51 | おさけ
今回のフランス旅行も
目当ては勿論古城とワイン。

プラス、naheが贔屓に飲んでいる
ブランデーもフランス産ということに気がついた。
これは是非蒸留所に行かねばなるまい。

事前にメールで予約しようとすると
ちょうどmichnaheが行く期間だけ
オーナーも不在という悲運。

それでも蒸留所の前で記念撮影だけしようと
行ってみた。


PAUL GIRAUD


途中の道にも、駐車場にもこの名前の看板はあるのだが
肝心の店先にはその名前は見当たらない。
店というよりも田舎の住宅地の中にある
小さな工場、もしくは農家といったイメージ。







蒸留釜の看板はかかっているので
「ここだよねぇ?」とコソコソ覗いていると
事務所からオバさんが出てきた。

オバさんも英語が拙いようで
コミュニケーションが上手くとれず固まる4人。
とにかくここで合っているのか確かめねば。
事務所を覗いてみたmich
「合ってる合ってる!あそこに書いてある!」

見ると壁に縦書きで「ポールジロー様」と片仮名が。
数年前に東京のホテルで試飲会?をした時の会場に貼られていたもののようだ。


「オーナーが不在とは聞いてるんだけど
写真だけ撮りに来たんだ」

そう説明すると心優しきオバさん、
「どうぞ、飲んで行きなさいよ」


通された試飲部屋。



素敵な趣き。




数本並べてくれて、
頑張って英語で説明してくれて
飲ませてくれる。

いやぁ、嬉しい!
いやぁ、美味しい!


思わぬ体験に大喜びのmichnahe。
オーナー不在の方がかえってよかったかも?

ヨーロッパ限定販売の1本を購入し、
michはオバさんと記念写真。






こんな小さな鄙びた(失礼)ところで
あんな上品なお酒が造られているとは。



来てみてよかったー。
このポールジローを教えてくれた
Barに行って早速自慢しなくっちゃ。