『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『リンカーン/秘密の書』を観た(寸評)]

2012-11-01 23:59:22 | 物語の感想
☆この映画は、あまりにも予告編を見過ぎて、それだけでおなか一杯になっていたのだが、

 今日公開作品で一番に見たかった「パラノーマル・アクティビティ4」は、高3の姪っ子と見に行く約束になっていたので、まあ、『リンカーン/秘密の書』は大作アクションでもあるし、そこそこ楽しめるだろうと思い、赴いた。

 黒人奴隷解放で有名なリンカーン大統領が、その政治活動の陰で、ヴァンパイア・ハンターの顔を持ち、もう一つの解放運動を行なっていたと言う物語。

 で、上のごとくニ行で説明しただけで、なんとなくみんなも話の予想がついてしまうかも知れないが、

 しかし、いざ見てみると、物語の展開も素直なひねりが利いているし、非常にテンポも良く、結構面白い。

 リンカーンのヴァンパイア討伐を、うまく史実に絡めていたと思う。

 アクションも、特に、馬の群れが爆走する中での、親の敵の吸血鬼と縦横無尽に対決していく様は斬新であった。

 もう、その序盤から思っていたのだが、これって、もう、今年 誕生25周年を迎えた「ジョジョの奇妙な冒険」を実写で見ているみたいな面白さがあった(特に第一部と第二部辺りね)。

 ツェペリさん的役割もいれば、スモーキーもいるし、スピードワゴン的な人物の名は「スピード」だ^^

 ティム・バートンが製作だそうだが、若きリンカーンを導いていたヘンリーの悲劇の過去や、敵の巣窟<晩餐会>のシーンなど、いかにもティム好みのシチュエーションで、ティム・バートンが監督ならば、どう撮るんだろうなぁ、などと想像しても楽しかった。

 監督は『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフだそうで、序盤の、リンカーンがヘンリーに斧でボコボコにされる姿などは容赦なくて、『ウォンテッド』の主人公の苦難を思い出した^^;

 敵のリーダーの不気味な魅力も良かったが、私は、そのリーダーとつるんでいる女ヴァンパイアの儚さを含んだ色っぽさが良かったなぁ^^v

                                           (2012/11/01)
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