遥かなる南の島。

今日も朝からデスクの上に書類が積み上がり、処理するそばから新しい書類が回ってくるという、ワタクシ的にはかなりげんなりする状況に陥ってしまいました。とにかく、ちょっとでも放っておくとデスク上のPCが見えなくなったり、ファイルの山が崩れそうになったり。紙のファイルが積み重なる分にはそれほどプレッシャーは感じないのですが、8㎝幅のドッチファイルがあれよあれよと重ねられていくと、個人的にはものすごいプレッシャーになります。これを全部チェックするのかと思っただけで敗北感が漂うのです。仕事は勝ち負けではないのは分かっているのですが、とにかく、このファイルから金額をはじき出して間違いがあれば訂正するという作業は、とんでもなく途方に暮れてしまうわけです。それでも、いつまでも途方に暮れていても書類が減るわけではないので、かなり鬼気迫る形相で仕事をしてしまいました。

ワタクシ的には非常に遺憾なことながら、とにかく書類を片づけて行かないと他の仕事は全く手につきません。ってか、ほかの仕事は全部後回しにしたのですが、16:30ぐらいになると、どんなに集中しようとしても頭が数字を受け付けなくなりました。こうなると、今日は他のことにも手が出せないので、早々に店じまいしてしまったわけです。頭が受け付けなくなるというのは、今日のように集中して一つのことをやっていると、たまに起こる現象です。スポーツの試合などで、集中の糸が切れるという表現を使うことがありますが、基本的にはそれと似たような現象だと思います。8時間ずっと集中できればそれに越したことはないのでしょうが、普段使っていない脳みそにいきなり8時間頑張れと言ってみても、所詮は無理な相談なのです。そこから無理して続けるとケアレスミスの嵐に襲われて、却って効率は良くないというのがワタクシの経験則だったりもします。一晩寝て、明日新しい気持ちでやったほうが結局はいいみたいです。体のいい言い訳みたいですけどね。明日もあの書類が待っていると思うと、南の島に逃亡したくなるのは事実ではありますが。