雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

脳みそのキャパシティ。

2010-09-28 20:10:37 | works
東京は、帰宅する時間にようやく雨が上がり、ちょっと青空が見えてきました。そうなると、朝着込んでいた長袖の厚手のカーディガンは暑いし、かといって脱いで手に持つのは邪魔だし…という困った事態に陥ります。電車内も、朝はちょっと暖房が入っていた気がしたのですが、夕方乗った電車では冷房が入っておりました。毎時期、季節の変わり目はこんなものかもしれませんが、それにしても今年は1日ごとに極端な天候が続きます。世間では「秋バテ」なる言葉が登場したようですが、ワタクシも含めて、うちの事務所にも秋バテ中の人間が多数いて、調子が悪いと言いつつ仕事をしております。ワタクシも、風邪とまではいかないのですが、朝から頭痛はするし体調は今一つよくなくて、PCで何度も簡単な入力を間違う始末。こういう時は、おのれにまったく自信がないので、結果的には幾重にもチェックをして、大きなミスにはならないことが多いのは不幸中の幸いというべきなのでしょう。

どれだけ処理をしても、あとからあとから分厚いファイルがデスクの上に積みあがっていくので、少々げんなりしております。もちろん、他人様のお金が絡む書類なので迅速に処理しなければならないのですが、ワタクシの脳みそのキャパシティは、優秀な方と比べるとかなり小さいので、1日に処理できる限度も自ずから決まってくるというもの。ある一定の限度を超えると、根性とか気合いでは何ともならなくなります。脳が、これ以上の情報流入を受けつけないという限界点みたいなものがあるわけです。若い頃は、それでも何とか根性を振り絞ってやれた時期もありますが、年を取るにつれ、脳のほうも頑固になるらしく、本当にPC上の数字を見ても反応しなくなるわけです。それでもやろうとすると、途端にケアレスミスが激増します。なので、最近は脳が「もう無理」と判断したら、それには逆らわないようにしております。キャパシティも小さいけれど、ひょっとして、脳に空洞ができ始めているのかもしれません。そっちだったら、全く笑えない話なのですが。