雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

火中の栗を拾うのは…。

2010-09-10 22:18:02 | works
午前中に本社に行って下打ち合わせを行い、一旦事務所に戻って、午後もう一度本社に出向きました。午後の打ち合わせは30分ぐらいで終わるだろうと踏んでいたのですが、結局1時間半ぐらいああでもない、こうでもないを繰り返して、挙句の果てには結論は出ないという最悪の結果になりました。ワタクシは何のために2度も本社に行ったのか全く分からないまま、結論は来週に持ち越すことになった次第。とりあえず、仮の処理方法が決まったのですが、それはあくまでも仮の方法なので、とにかく可及的に速やかに、最終的にこの案件をどう処理するかを決めなければなりません。皆さまの話を聞いていると、結局はどこが最終的な責任を持つのかを押し付けあっているわけです。案件としては非常にイレギュラーな問題が重なった不測の事態ではあるのですが、火中の栗は誰も拾いたくないというのが本音だろうと思いつつ、結局、声の大きいところが勝ってしまうのだろうなぁと。

ワタクシは、とりあえず決まった仮の処理方法に従って、月曜日にはすぐに準備をしなければなりません。結局やるのはウチだよなぁと内心は思っているのですが、能天気な上司は事の重大性に気がついていないらしく、何だかうれしそうに上司の上司に事の顛末を報告しておりました。どの方法をとっても後に禍根が残るのは明白なので、ウチで抱えるのもいかがなものかとは思うのですが、事の重大性が分からないというのは、ある意味幸せなことかもしれません。上司の上司への報告も、ワタクシが「やらなくていいんですか?」をお伺いを立てるまでは、全く眼中になかったらしい。それはそれでいいのかもしれませんが、この手の困難案件は偉い方々もみんな巻き込んでおかないと、後になって「聞いてなかった」などとむくれられても困るのですね。ルーティンをいちいち報告するようなやり方も困りますが、あとに禍根を残しそうなものを独断で突っ走られても困るわけです。性格は悪い人ではないんだけど…と思いながら、上司の上司への報告を隣で聞いておりました。本当に疲れた1日でした。