雨の夜と下弦の月

毎日を静かに、穏やかに生きていきたいと思う日々。
そのわりにはジタバタと暮らすワタクシの毎日を綴っております。

転落し続ける「ネ申」。

2010-09-19 14:54:32 | tv&movie
ワタクシが遅い夏休みと称して汐留でのんびりホテルステイしている間に、田代まさしが麻薬取締法違反でまた逮捕されていたとのこと。一昨日、家に帰ってその報道を知ったのですが、54歳にもなって、いったい何を考えてるんだか…と思いました。その前の清水健太郎の6度目の逮捕の報道の時は、この人は人間としてもう終わってるんだろうと思ったので、別に深い感慨もなかったのですが。田代まさしは芸能界に復帰したいと思い続けていたと聞きます。できれば、師匠だった志村けんともコントをやりたいし、ラッツ&スターにも復帰したかったのだとか。それを応援する仲間やファンが「帰ってこい、マーシー」という本を出版してくれた矢先の、今回の逮捕劇だったそうです。薬物の怖さ云々を今さら持ち出す気もないのですが、芸能界に復帰するという明確な目標があったのなら、もう少しリハビリのやりようもあったのではないかと素朴な疑問が残ってしまうわけです。

ネットで「ネ申」という変な祭り上げられ方をして、本人には時間さえ経てば、芸能界は復帰を許してくれるだろうという甘い考えもあったのかもしれません。一般の社会では絶対に通用しないことが、特殊な世界ではまかり通ってしまうのは、ある意味、かなり恐ろしいことではあります。押尾学の事件もそうですが、自分は被害者だなどと本気で考えているとしたら、更生できるはずのものも更生できなくなります。犯した罪をきちんと償った後は、リハビリ施設なり何なりに入って、二度と薬物には手を出さないという意識を骨の髄まで沁み込ませないと、第二の清水健太郎や田代まさしは増えていくような気がします。本人たちが廃人になるのは本人たちの勝手ですが、例えば子供の頃に志村けんの「バカ殿」シリーズに出ていた田代まさしを見ていた人々が、薬物に関して甘いイメージを持ってしまう可能性だってあるわけです。そういう意味でも、芸能界などという公共の電波上で仕事をする人は、二重にも三重にも自分の世間に対する影響力を考えなければいけないのではないかと思うのですが。

フィリップ・マーロウは手強い。

2010-09-18 18:19:51 | books&magazine
文庫本で600ページもある村上春樹訳「ロング・グッドバイ」を昨夜から読み始めて1/3ぐらい読み進みました。清水俊二訳の「長いお別れ」も読んだことは読んだのですが、20年も昔に読んだっきりなので、話の展開など全く忘れてしまっております。1/3ほど読んだにもかかわらず、まだ先の展開を全く思い出せません。「長いお別れ」を読んだ当時はまだ多少なりとも根性があったので、おそらく一気呵成に読み通してしまった結果、肝心の話の筋を全く覚えていないわけです。「長いお別れ」は家を引っ越すときに他の文庫本と一緒に実家に送ってしまっているので、今は手元にもありません。600ページの本なら上・下巻にしていただけると持ち運びにも便利なのですが、おそらく版権の関係とかでそれができないのだろうと思います。村上春樹らしからぬ(?)文体なので、最初はちょっと戸惑ったのですが、ハードボイルド探偵フィリップ・マーロウと「キャッチャー・イン・ザ・ライ」のホールデン・コーンフィールドが同じ語り口のわけはないですよね。

本の分量でいうと、1,100円の文庫本もそれほど高くはないわけです。200ページ強の小説が700円近くするわけですから、そういう意味ではかなり良心的なのかもしれないと考えなおした次第です。どうも、村上春樹が翻訳したということが先入観としてあるのがいけないのですが、この本を書いたのはレイモンド・チャンドラーという人で、村上春樹ではないのです。村上春樹がこういうハードボイルド小説を書くことはないだろうし。フィリップ・マーロウという私立探偵はとんでもなくタフでクールなので、一時期、男子の憧れになった記憶があります。今の草食系男子には全く意味をなさない生き方ではありますが、女子から見ても、こんなにクールでタフな男性がいたら素敵だろうなと思いながら読んでいるところです。ギムレットの作り方の話とか、珈琲の淹れ方とかいちいちカッコいい。3連休中に読んでしまいたいと目論んではいるのですが、冗談抜きで600ページの文庫本をずっと持っていると、肩こりがひどくなりそうな気がします。いろいろな意味で、フィリップ・マーロウは手強くてカッコいい私立探偵なのです。


ロング・グッドバイ。

2010-09-17 16:28:56 | books&magazine
昼過ぎに汐留から自宅に戻ってきました。昨日の雨は何だったのだろうと思うようないいお天気になり、個人的にはちょっと複雑な気もしております。ただ、2泊とはいえ久しぶりにのんびりできたのは、ワタクシにとっては一番のご褒美になりました。自宅でものんびりできるだろうと言われれば確かにそうなのですが、ホテルでボケーッとする雰囲気がやっぱり好きなんですよね。いろいろな事情により、ここ3~4年というもの全くそういう雰囲気に浸る余裕がなかったので、本当に久しぶりに心の洗濯(ちょっと大げさですが…)ができた気がします。こういうのって、何も形に残らないのでお金の使い方としてどうよ?という見方もあるとは思いますが、本とCD以外にはほとんど物欲のないワタクシは、これですっきりして「来週から、また仕事頑張ろう」と思えれば、それでOKなのではないかと思います。本当に仕事を頑張れるかどうかは、未だ永遠の謎のままですけどね。少なくとも、今の時点では頑張ろうと思っているということで。

本も村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を読了し、石田衣良のI.W.G.PⅧ「非正規レジスタンス」を3/4、同じく石田衣良「リバース」を読了しました。「非正規レジスタンス」も一気読みしようと思えばできたのですが、あまりにももったいない読み方だったので、最後の一話だけ、後のお楽しみにとってあります。帰りに自宅近くの本屋をのぞいたら、村上春樹訳のレイモンド・チャンドラー「ロング・グッドバイ」がようやく文庫本で出ていました。文庫で1,100円は高いだろうと思いつつ、待ちくたびれかけていたところではあったので、即、買ってしまいました。旧訳の「長いお別れ」を読んだのが20年近く前で、筋も忘れてしまっているのですが、村上春樹とハードボイルド探偵フィリップ・マーロウの組み合わせが何とも奇妙で、早く文庫にならないかと待ちわびていたのです。今夜中にI.W.G.PⅧ「非正規レジスタンス」の残りを読み、明日、有楽町に髪を切りに行く電車の中で「ロング・グッドバイ」に取り掛かる予定です。今日は、これからカイロプラクティックに出かけます。リフレクソロジーでも言われた腰の不調、何とかならないか先生に相談してきます。

汐留リポートその2。

2010-09-16 16:44:31 | …and so on
日ごろの行いの悪さが祟ったと見え、今日は朝から雨が降ったり止んだりしております。今頃、職場の同僚の方々の、ワタクシに対する日ごろの行いについての評価が下されているものと思われます。先週までのカンカン照りは一体なんだったのだろうという疑問もありますが、折り畳み傘も持参していたので、隣の有楽町・銀座をぶらぶらしてきました。土曜日に、また有楽町には髪を切りに来るのですが、マロニエゲートとか有楽町イトシアをぶらつくことは滅多にないので、いい機会になりました。若かりし頃はほとんど日参していたプランタン銀座にも、15年ぶりぐらいに足を踏み入れてきました。やっぱり、自分が年をとったのだと思うのですが、ディスプレイされている洋服にまるで食指が動かないのは、自分でも本当に不思議でした。有楽町勤務の頃は、マジでデパートにある洋服やバッグを全部買い取りたいなどと思っていたのが嘘のようです。あの情熱(?)はどこに消えてしまったのでしょうか。

それから汐留に戻り、レディースプランについていたリフレクソロジー20%割引券で、1時間ほど英国式リフレクソロジーで癒されて帰ってきました。ひざから下の施術なのですが、案の定、首と腰と腸が弱ってますねぇと担当してくれたお姉さんに言われてしまいました。要するに足の裏で固まっている箇所があり、それが首と腰と腸の反射区なのだそうです。足の裏も正直なものではありますね。今週は週の初めから腰の調子が悪く、明日、カイロプラクティックに行って鬼のようなストレッチをしてもらわないと…と思っていたのでした。懸案だった「キャッチャー・イン・ザ・ライ」も読了し、今は、先週出たばかりの池袋ウェストゲートパークⅧ「非正規レジスタンス」を半分ぐらい読んだところです。ホテルに篭って本を読むのはワタクシ的には至福のひと時です。明日の13:00チェックアウトなので、それまでのんびり過ごしたいと思います。朝食もワタクシにしてはちゃんと食べたし、睡眠時間もたっぷり取れるし、部屋に戻るときれいに片付いている。お金さえあればホテルで暮らしたい人の気持ちが、何となく分かる気がします。貧乏人にとっては、たまのご褒美だからこそ意義があるんですけどね。

汐留リポートその1。

2010-09-15 16:19:18 | …and so on
目の前が日テレタワーというロイヤルパーク汐留タワーの30階にいます。ホテルにチェックインしたのが15:00とやや早めだったので、まだまだ静かな空間です。のんびり本でも読みながら過ごそうと思っています。全室にPCがあるというのは、やっぱりポイントが高いです。何にも予定を決めていないので、いろいろ検索するにはやっぱりPCのほうが便利ですね。新橋とか汐留自体がほとんど知らない街だし、そもそも、再開発されてから初めて来たようなものなので、明日はお散歩かたがた探検しようかなと思います。昔の操車場の跡地なのですが、見事にビルだらけになっております。この汐留タワーも、22階から下は資生堂の本社になっている模様。だからかどうか、このホテルのアメニティは資生堂のものが多いみたいです。久しぶりのシティホテルは、やっぱりワタクシ的にはたまのゼータクとしては最高です。人によって、何がご褒美なのかが違うので、一概にどうこう言えるわけではありませんけどね。

このホテルはルームサービスがない代わりに、近所のお店に食事を注文できるルームデリバリーなるシステムがあります。ネットでオーダーすると、部屋まで食事を運んでくれるらしい。ルームサービスを常駐させておくと人件費も馬鹿にならないわけで、そういう意味では結構考えたサービスだと思います。ホテルのレストランでお食事もいいのですが、おひとりさまだと、それだけはちょっと侘しくなるものではあります。なので、多少高くてもルームサービスを利用することが多いのですが、それがデリバリーになるだけなので、利用する人間としてはあまり違いはないし。今夜は、とりあえずそのルームデリバリーを利用してみようかと思う次第。ネットで注文できるし、和・洋・イタリアンなど種類もかなりあるので、引きこもりのワタクシにはありがたいことではあります。これから、一体いつになったら読み終わるんだか…の村上春樹訳の「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を、今夜こそ読み終わりたいものだと思っております。また、ぼちぼちと汐留リポートをお送りしたいと思います。

夢の6連休。

2010-09-14 20:32:57 | …and so on
6日後におのれが地獄を見るかもしれないという、おそらくは現実に起こるであろうことがちらちら脳裏をかすめつつ、とにかく手当たり次第に仕事を片づけ、何とか夢の6連休に突入できることになりました。人間、その気になれば大抵のことは何とかしてしまうもののようです。特に2泊3日の優雅なホテルライフが目の前にちらついている場合、意地でもそこにたどり着こうと必死で仕事します。挙句、ひょっとしたらホテルで葛根湯を飲んで寝込んでいたとしても、ワタクシは、明日の夜にはロイヤルパーク汐留タワーからブログをアップしていることと思います。そのくらいの楽しみがないと、仕事なんてやってられないと思ったりもします。本当に久しぶりのホテルライフ(種々の事情により3~4年はどこにも行けなかった)なので、慎ましくも楽しく過ごしたいと思っております。PCがクラッシュしなければ、もう少し遠出もできたのかもしれませんが、起こってしまったことは仕方ないのです。今の自分にできることで、精いっぱい楽しんで来ようと思います。

前にも書いたかもしれませんが、同じお金を使うなら遠出するより近場でちょっとゼータクなホテルに泊まるほうが、どうも自分の性に合っているようです。人を見に来たのかと見まごうような観光地に行くぐらいなら、ホテルのロビーで本を読んでいるほうがいいと思ってしまいます。観光地(特に寺社仏閣・日本庭園など)は好きなのですが、どうせなら、人のいないオフシーズンにのんびりと見てまわりたいと思ってしまいます。例えば、桜や紅葉の季節の京都は確かに素敵だとは思うのですが、そこにはもれなく観光客の皆さまがいらっしゃいます。だったら、ピンと冷たい冬の京都を完全防備の格好で歩くほうがいいと思ってしまうわけです。仕事を辞めて、いくらでも時間が自由になるようになれば、同じ桜の季節でも朝早くとか夜遅くにボケーッと眺めることも可能になると思うので、それはその時までのお楽しみということです。多分、お金はないけど暇だけはあるという身分になると思うので、そうなったらそうなった時の楽しみ方もあるだろうと思う次第。ともかく、明日は汐留リポートの予定です。今日も早寝して、風邪を完治させたいと思います。

葛根湯頼み。

2010-09-13 20:30:02 | …and so on
昨日からのどが痛いので、超豪華6連休を寝て暮らす羽目になりそうな本当に嫌な予感がしております。ロイヤルパーク汐留タワーには意地でも行きたいので、今日は、この暑いさなかに顔の3分の2を覆い隠すようなマスクをして、ほぼ1週間分の事務処理を1日でやってしまいました。人間、目の前に人参がぶら下がっていると、火事場の馬鹿力的な根性が出るようになっているもののようです。眼鏡とマスクで顔を覆っていたので、事務所の皆さまが一瞬ぎょっとした顔つきでワタクシを見て、普段とは全く違う根性の入れ方で仕事をしているのを遠巻きに眺めていらっしゃいました。デスクの上には葛根湯を常備し、空腹になるのを狙ってお湯に溶かして飲んでおりました。ちなみに、漢方薬は空腹時に飲むのが基本です。葛根湯もお医者様にいただいたものがなくなったので、カネボウとカコナール(第一三共)を2つ用意しました。今日も、少しは涼しくなっていたのがせめてもの救いになりました。今月末に、わが社の昇任試験を受ける同僚男子に風邪をうつさないよう、マスクもしていたわけです。

ワタクシなどは遥か昔のバブリーな頃に合格させていただいたので、多分、今同じ試験を受けても落っこちるに違いないのですが、その試験に合格しないことにはお給料も上がらないので、家庭持ちの男子などは必死です。この時期はあまりプレッシャーをかけたりしないように、周囲も一応気を使ったりします。ましてや夏風邪などをうつしたなどといったら一大事になるので、暑くてもマスク着用が礼儀かなと思うわけです。それに、マスクをしていると口の周囲に湿気があるので、今回のワタクシのようにのどが痛いような風邪を引いたときは、湿気のおかげでのどがかなり楽にもなるわけです。とにかく、明日までに今週中の仕事を片づけ、明後日から優雅なホテルライフを送るためにも、風邪は治さなければなりません。病院に行ってる時間ももったいないので、神様仏様葛根湯様頼みなのです。こういう時だけは中国四千年の歴史にすがっているワタクシ。だって、西洋薬を飲んで胃を荒らしたら、せっかくの優雅なホテルライフで美味しいものが食べられないじゃないですか。どんだけ自分のことしか考えてないんだという非難は、この際、神棚に上げておく所存。今日も早寝しますよー。

crocsデビュー。

2010-09-12 14:58:48 | …and so on
先週、Webの通信販売サイトでクロックスのバーゲンをやっていました。もともとの値段もお手頃なのですが、それが半額ぐらいになっていたので買ってみることにしました。クロックスは仕事などに履いていくわけにはいかないかもしれませんが、近場のお買いものには便利かもと思ってはいたのです。ただ、そのためにわざわざ青山辺りまで出かける気は毛頭なく、問題は通販で買ってサイズが合うかどうかということでした。一応、正規のクロックス商品を扱っているサイト(信頼できるところという意味で)なので、ものは試しに買ってみることにしたわけです。サイズについては、普段履いているサイズより1サイズ下ぐらいをお勧めしますとのことだったので、21.0㎝を買ってみることにしました。元値が安いところに半額だったので、さすがに送料無料にはならなかったのですが、それでも、お試し履きには結構お手頃な値段で購入できました。

さっき買い物に行くときに、初めて履いて出かけたのですが、21.0㎝でもストラップつきのサンダルタイプなので脱げるようなことはありませんが、ひょっとしたら20.0㎝でもよかったかも…という感じでした。でも、とにかく軽いし、思っていたほどのごつごつ感もないので、近場のお買い物に履いていくのには重宝しそうです。ただ、パンプスタイプを買うのであれば、やっぱり面倒でも実際に試着して、サイズを確認してから購入したほうがよさそうだとは思いました。職場に1足パンプスタイプのものがあれば、結構重宝しそうな気もします。通勤途中に雨で靴が濡れてしまった時などに、サンダルタイプはさすがに厳しいけれど、パンプスタイプに履き替えておけば、昼間は濡れた靴を乾かしておくこともできそうな気がしました。crocs直営店は青山にあるのですが、取扱店だとちょっと探せば近所にもありそうな気はします。パンプスタイプでも5,000円前後です。もちろん、Made in Chinaではあるんですけどね。

夏バテのようです。

2010-09-11 16:29:33 | …and so on
今週は、ずっと今一つ体調が良くなくて、昨日の仕事帰りに行ったカイロプラクティックでも、診察台にうつぶせになった途端、先生から「腰が浮いてますね」と言われる始末。後ろ半身の不調は今に始まったことではないのですが、9月に入ってようやく涼しくなってきたと思ったら、どうやら今頃夏バテの症状が出始めたらしいのです。今日の午前中に、薬を処方していただいるクリニックに行った際も、先生から「夏バテは9月に出るから、とにかく首を冷やさないように」という話を聞いてきました。首を冷やすと冷房病には一番よくないし、冷房病で夏バテが加速することもあるらしいのです。もし、どうしても調子が悪ければ、冷房病に効く漢方薬というのもあるのだそうで、それも処方しようかと先生には言っていただききました。漢方薬といえども、あまり薬を増やしたくなかったので、とりあえずは身体を冷やさないように気をつけてみて、どうにもならなければ処方してくださいということで帰ってきました。

台風9号の襲撃以降、東京もようやく秋の気配が感じられるようになりました。今日の昼間は今年最後の猛暑日だろうということで、さすがに暑かったのですが、昨夜帰ってくる時などは真夏の格好ではちょっと涼しいぐらいの気候になってきました。暑いときは冷房をガンガン効かせていても一向に気にならなかったけれど、やっぱり今年の暑さは身体には相当堪えていたのだと思います。なので、これといった原因はないけれど体調がよくない…ということが出てきていたらしい。何というか、今週は仕事が忙しかったので無理やりテンションを上げていたけれど、身体のほうはどうにもついてきてないなと思うことがしばしばありました。仕事を休んで臥せっているほどではないけれど、足が異様に冷えてきたり、脂汗みたいなものが出てきたり。考えようによっては更年期障害(!)と取れなくもないのですが、とりあえずは夏バテだろうということです。暑さにかまけて冷たいものばかり摂っていたのも敗因の一つかもしれません。季節の変わり目なので、身体をじっくりメンテナンスしないといけないということなのかもしれませんね。

火中の栗を拾うのは…。

2010-09-10 22:18:02 | works
午前中に本社に行って下打ち合わせを行い、一旦事務所に戻って、午後もう一度本社に出向きました。午後の打ち合わせは30分ぐらいで終わるだろうと踏んでいたのですが、結局1時間半ぐらいああでもない、こうでもないを繰り返して、挙句の果てには結論は出ないという最悪の結果になりました。ワタクシは何のために2度も本社に行ったのか全く分からないまま、結論は来週に持ち越すことになった次第。とりあえず、仮の処理方法が決まったのですが、それはあくまでも仮の方法なので、とにかく可及的に速やかに、最終的にこの案件をどう処理するかを決めなければなりません。皆さまの話を聞いていると、結局はどこが最終的な責任を持つのかを押し付けあっているわけです。案件としては非常にイレギュラーな問題が重なった不測の事態ではあるのですが、火中の栗は誰も拾いたくないというのが本音だろうと思いつつ、結局、声の大きいところが勝ってしまうのだろうなぁと。

ワタクシは、とりあえず決まった仮の処理方法に従って、月曜日にはすぐに準備をしなければなりません。結局やるのはウチだよなぁと内心は思っているのですが、能天気な上司は事の重大性に気がついていないらしく、何だかうれしそうに上司の上司に事の顛末を報告しておりました。どの方法をとっても後に禍根が残るのは明白なので、ウチで抱えるのもいかがなものかとは思うのですが、事の重大性が分からないというのは、ある意味幸せなことかもしれません。上司の上司への報告も、ワタクシが「やらなくていいんですか?」をお伺いを立てるまでは、全く眼中になかったらしい。それはそれでいいのかもしれませんが、この手の困難案件は偉い方々もみんな巻き込んでおかないと、後になって「聞いてなかった」などとむくれられても困るのですね。ルーティンをいちいち報告するようなやり方も困りますが、あとに禍根を残しそうなものを独断で突っ走られても困るわけです。性格は悪い人ではないんだけど…と思いながら、上司の上司への報告を隣で聞いておりました。本当に疲れた1日でした。