懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 風呂敷

2017年08月02日 | 懐かしい物
撮影場所 徳島県阿波池田駅

夫婦で旅行か用事があるのか風呂敷包みを運んでいる。
物をつつむのに風呂敷が活躍していた。どこの家にも大小の風呂敷があった。
今は車で運ぶので箱にいれたり大きなバッグに入れれたりするようになった。
大きなものは宅配や店から届けてもらうので風呂敷の出番は少なくなった。
その当時の服装や風俗を撮って置くと面白いものだ。駅に一日いて来る列車や乗客をひたすらとる。こんなバカげた事を真面目にやった人はえらいと思う。
本来ならば昭和の時代に気付いていないといけなかった。
人間は過ぎ去って初めて気づくものだ。

風呂敷は昔は蒸し風呂であったので熱くした石に水を掛けて蒸気で汗をだしていた。
その敷きモノから風呂敷の言葉がうまれていた。
大風呂敷を広げるの言葉があるが若い人は大風呂敷の意味が分かるのであろうか。
山陰の鳥取に大風呂敷という有名なお菓子がある。一個一個風呂敷で包んである。