2020年も年が明けた。
東京オリンピックの年だ。五輪までは生きたいねが年寄りの合言葉だ。
感動を自分で作れないので、見たり聞いたりの受動的な感動が多い。
家内は元旦早々、ランニングクラブの年寄りで走って、二か所の神社参拝と日の出を見に行った。今年の日の出は美しかったそうだ。4時半起きで走ったので帰り駅伝を見ていて眠いと言って二時間寝ていた。
正月はいつも駅伝である。三日間、16時間テレビ観戦である。
駅伝もドラマだなあと思い見ている。
実業団駅伝、9月のMGCに出場者を見てもトヨタの選手層の厚さ、旭化成は0人
今年はトヨタで決まりと思っていた。しかし、5区、6区、7区は旭化成の区間賞で逆転で終わってみれば圧勝だった。6区の小野は高卒二年目、私は知らなかった、
三千メートルの持ちタイムはトヨタが20秒速い。トヨタの記録も悪くなかったが旭化成の小野は区間記録を30秒も上回る快走をした。6区にこの駅伝の最大のドラマが待っていた。トヨタは5区から7区の旭化成の重圧を感じ思い通りの走りが出来なかった。服部勇馬が走ったあと倒れそうになったのは初めて見た。
大学箱根駅伝も青山学院の評価は高くなかった。しかし、大きなミスもなく東海大に
3分以上の差をつけて復路を有利にした。今の青学は飛びぬけたエースがいない。
驚いたのは二区のエース区間に無名の一年生を起用した監督の采配は原マジックと言われそう。4区は4年生で初めて走った選手が大健闘 お菓子のブルボンに就職して競技はやめる、これは浪花節の世界だなあと想った。昨年は5区の山登りで散々だったが今年は立て直して来た。原監督の作戦と指導が光った往路だった。
駅伝には走って見ないと絶対はない。明日にはとんなドラマが隠されているか楽しみだ。
駅伝を見ていつも思うのだが駅伝選手はほとんどが地方の人だなあ。野球選手は大阪や東京が多い。