懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 倉敷市下津井大畠の屋根

2014年12月21日 | 懐かしい物
大畠(おばたけ)は下津井四港のひとつネットで調べると下津井、吹上、田之浦、大畠が下津井四港とよばれていたようだ。
大畠の町並みも撮ったように思うがネガが見つからない。
山の上から瓦屋根を撮った写真がでてきた。
高いところから見下ろすと家々の風景が現在と昭和とでは違うのがわかる。
まだ日本瓦や本瓦葺きの民家が多いのがわかる。
現在は総二階の家が多くスレートタイプや鋼板の屋根材が多くなっている。
瓦は地震で落ちるし重量が重いので不利である。
こんな日本瓦の風景は何十戸の漁村や農村集落でも見られたと思う。
せめて岡山県内だけでも撮っておけば記録として値打ちがあったとおもう。
40年、50年後はこう変わるからこんなものを撮っておけばいいというのがわかっていればみんな撮っていたとおもう。
写真はやみくもに撮るだけではいけない、撮り方の本や講演はある、しかし何を何の為に撮るのかがない。それは自分で考えろということか。分からないのでみんな撮っている富士山や綺麗な風景や花を撮っていしまう。

古い町並みの写真展をした時に屋根ばかり撮っているいう人が見に来てくれた。
最近、日本瓦の屋根の集落を撮っていると言っていた。81歳と言っていたがまだ元気で高いところにも登れるという。下津井の屋根の写真を見てどこで撮ったか聞いて来た。もう40年も前の写真なのでこれと同じはない言った。81歳になっても新しいテーマに取り組む姿勢が凄いとおもう。現在そんな物を撮ってもゴミになるだけであると私は思った。
人生は諦める事も必要ですと言おうとおもったが81歳になって気づいただけでもましである。人生に何一つ無駄はないが、いままでの人生が余りにも無駄であった。80歳になって君とは20歳の時に出合うべきだっという映画のセリフがあるがそれに似ているな。





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2 コメント

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Unknown (てらにし)
2014-12-21 16:01:47
御無沙汰をしております。東京から新幹線で関西地方に向かいますと、名古屋以西の屋根瓦が関東とは相違すると、いつも思っています。また、岡山地方以西もまた異なっているように感じています。鷲羽山から見た屋なみも一時代前のように思いました。
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コメントありがとうございます (mihoshi55)
2014-12-23 11:19:09
私は新幹線に乗る事はないので新幹線の上から屋根を見ると現在はどう映るのでしょうか
昔ながらの日本瓦の家は少なくなっているでしょうね。
関西地方は重厚な屋根が多いと思います。広島山口は釉薬瓦が多いとおもいます。これからは瓦屋根も少なくなるかもしれません。わたしもそういう目で風景を見ていなかったのでこれから注意してみてみます。
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