十二単が咲いている。花が12段くらい伸び 咲くので、この名が付いたのか。
花の無い時の十二単は地を這うような草花でグランドカバーに使われる。
手間が掛からず育てやすい花だ。
花の名前は十二単のような古風な名前や動物や物に例えてついている。
いくつか挙げてみる。もっと調べれば沢山あると思うが知っている草花で
- 古風な名の花
紫式部、一人静(静は静御前)、都忘れ、河原撫子、吾亦紅(わもこう 源氏物語にもでる名前 ) 女郎花(おみなえし)
- 動物 鳥
猫ヤナギ,イヌ萩、馬酔木,ヒツジ草、サルトリイバラ,百日紅(さるすべり)、サルナシ
鹿の子百合、虎の尾,イタドリ(虎杖),熊笹
サギ草、朱鷺草、ホトトギス、カラス瓜、スズメのテッポウ、舞鶴草、つばめ草
まむし草、蛇イチゴ、蟒蛇草 (うわばみ草 山菜のミズのこと うわばみは大蛇の事)
すずむし草 蛍ぶくろ
- 物に似ているから付いた名前
ぎぼうし(擬宝珠 橋や神社の階段についているネギ坊主の飾り) ウツボグサ(花が矢を入れる靭(うつぼ)に似ている事から)
ホウチャクソウ(宝鐸草 寺院の屋根の角に吊るされている風鐸に花が似ている、宝鐸ともいう) 、クマガイ草(武将の熊谷氏のいでたちが似ている)、座禅草、水芭蕉(葉がけ大きくなると芭蕉に似ている)、岩煙草(煙草の葉に似る) 、イカリソウ(花が錨に似ている) 踊子草、大文字草(花が大の字) 笹ユリ(葉が笹に似ている)
家紋に使われた寒葵(徳川家)カタバミ、ひおうぎ(檜扇 宮廷人の持つ檜扇に似ている )
しかし、植物の中には不名誉な名前のものある。
ヘクソカズラ、犬のふぐり
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