土曜の午後は、夫の勤める会社で、牧師さまの話を聞く日である。
話の中でも心に残ったのは、『愛は名詞ではなく、動詞である』と言う事、なるほどである。
愛は言葉だけに留めてはならない、愛は働いていなくてはならない、よって動詞であると言う。
自分自身、年数を重ねた慣れの中で、知らず知らずのうちに夫に対し、わがままが出ているなと、
恥じる思いで己を省みて、話を聞きながらちょっと夫に申し訳なく思えてうるうるしてしまった。
考えられないような、あまりにも倫理観に欠けた事件、事故の多い昨今、話はそんな事に及んで、
『このままでは不法がはびこり、行く先は愛が欠けた時代になってしまう、このことに関しては、
命の質を高めなければいけない』と。 命の質・・広く深い意味合いだけれど的確な言葉だとうなずけた。