日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 留守をする・・ *

2006年09月24日 | 雑感

緊急で、長女と千葉の妹のところへ義弟を見舞う、夫は一日遅れで来た。 家を三日開けた。 
13階建てのマンションの上の方の妹の家の玄関付近より、江戸川を望む方角に一面の夕日を拝む。

朝にはベランダより、まるでパノラマのような両手いっぱいに広がる視野は朝日に染まりはじめる空。
朝は祈り、そして夕べに感謝・・と言うけれど、まさにそんな境地になる、なってしまう。 
このような一番心が洗われるような風景を、季節の変化のなかで一生を過ごせる、なんて幸せ。

留守の間、次女夫婦が同居後初めての親子三人の生活を送った訳である。
当たり前なら、核家族のこんな生活を送っていたかも知れない。
家を任された緊張や責任や、逆に親子でいることの気楽さや喜びや色んな感情が入り混じったであろう。

「色々な勉強が出来たよ。 言葉や家族の大切さも感じた。 いてくれるだけでもどんなに安心な日を
過ごしていたか、本当に母さんたちの存在を有難いと思ったよ。 愛ちゃんが、一日長い時間を一人で
がんばって子育てしていることも、本当にすごいな、偉いなと改めて思ったわ」

お彼岸のお供えを送った両方の母から、届いたと電話があったそうである。
ばたばた出かけて(送りました)の便りが添えられなかったから、義弟のことは話せなかったが、
うまく私の気持ちを代弁して応対したようである。
母達となつめの成長のことを話しながら、沢山の励ましの言葉をもらったそうである。 
「親からしてもらうおかげさんを、あんたも子供に伝えんさいよ」と母に言われたとしみじみ話す。

留守をする・・ 逆さ言葉でもなんでもない。 
時には、いるとこれほどは感じ得ないかも知れない感謝の思いに溢れていいのかも知れない。