前日のお昼、法善寺のお店にいる息子から電話があった。
「還暦の日僕は何も出来んかったから、明日うちへ晩ご飯食べに来て」
松茸持って行くから、松茸ご飯を炊い欲しい,あと何か料理を一品をと要求してきた。
(あら~、みんなでまたパーティーやん) 還暦のお祝いの日、息子は仕事で来れなかったのだ。
自分は何も料理してないし、松茸をもらたので作ってくれるらしい。 嬉しい、板前さんやから。
ある女優さんが大阪公演のときはお昼のお弁当はいつも息子の働くお店で作って届けている。
今はどなたが作っているのか、息子もかかわっているのかどんな料理か知らないけれど届けるのは息子の係り。
女優さんにとってお店は、今は亡きお父さんの行きつけのお店で彼女もお店でTVに出たりしている。
届けたときに、お部屋見舞いにもらった松茸、沢山もらったようだ。
松茸ご飯って前、いつ炊いただろう。 食べない年の方がはるかに多いので失敗しない為に検索。
香り松茸、味しめじ・・と言うが、滅多とお目にかかれない松茸・・う~ん、いい香り。
今は便利、ネットで京料理”菊乃井”村田吉弘先生の松茸ご飯のレシピやぐるなび動画でもちゃんと伝授してくれる。
(ぐるなび動画は、色々な料理をやさしく教えてくれているので、お気に入りに追加!)
松茸は炊くと半分に縮まるので大きめに切る。 そうだったっけ・・と、大きめに切る。
炊いてマンションに持参したとき、まるで知っていたように言ったら、「正解」と息子が言ったのでほっと。
7時松茸パーティーの始まり。 全員揃う・・と思ったのに、展君は野球の試合で来れなかったが。
「美味しいね~」の連発。
調理師が出会いの二人である、キッチンに立ってるところなんぞなんとも嬉しい。
”鱧と松茸の蒸し物・松茸ご飯・松茸のお吸い物”後はみんなが持ち寄った料理。
鱧でおだしをとったお吸い物、メッチャ美味しかった。 ウィークデーのお祝い事にはいつも不在の息子、
二人でこんな風に料理をしてくれて食べられるのって、どんなに嬉しいか私。 夫だって多分そう。
ひろとやなつめにも全て同じように作っていた。 三歳に? なんて贅沢! 松茸一人一本分は充分に味わった。
デザートはひろとママ手作りのシフォンケーキ。
松茸・・今季最初で最後・・になるんだろうなぁ、秋先取り~ご馳走さん!
近くにいること、してもらえることに感謝。
ひろとは賑やかな夕食に、なつめはおもちゃが目新しかったりでテンションの高いご機嫌な二人。
賑やかなこんな情景が一番なのだが、それよりも松茸と二人の招待と料理が嬉しかった今日の幸せ。