夫は朝から私と出かけるとき「何時ごろ出る?」 と聞くと、「目がさめたら」と言う、いつも。
きっちり時間を言うのは、ゴルフと釣りのみ。 人を待たせてはいけないので。
ブログ・・とPCの前に向かっていたら、6時過ぎ「行くで」 そそくさと朝ごはんをかきこむ。
男はささっと用意できるが、女はそうはいかない。 塗らなくてはいけない、日差しがきついんだから。
南港大橋付近の車窓から・・
7時に出て、高石駅に車を止め、南海電車で岸和田へ着いたら8時。
降りるなり紅白の幕、一気に祭りの雰囲気に。 駅前商店街は午後来る予定なのでひとつ東の通りを歩いた。
試験曳きでは通らなかったのでわくわく、人もまだまばら、通りは屋台の準備に余念が無い。
だんじりのうちわを製造している会社があった。 屋台でうちわを売っていたが艶やか。
曳き出しの準備中。
観覧席のある岸和田カンカンベルサイドモールに向かう。 すでに道路脇は場所取りの人がすごい。
前日見た私は、違った背景で撮りたいとか思いながらも、すでに場所はかなりな人でうろうろ。
いよいよ9時半、曳行が始まり一気に静から動へと変わる。
写真は、人の少ない前日の方が良かった。
年季のある方々から子供まで,役割が決められ、だんじりの前は長会長、みんな嬉しそうだ。
夫は誕生日にもらったカメラで撮っていたが、やりまわしの時の跳ね上がる写真が撮りたかろうと、
私は前日に写真を撮ったし、「私いいから、眼レフで撮りいよ」 眼レフの感触と連写が出来ると嬉しそうだ。
「そーりゃぁ そーりゃぁ」 大きな声をはりあげ、聞いているだけでも気迫を感じ嬉しい。
阿波踊りは踊らにゃ損損・・だんじりは見ていて充分・・いや若ければ走って楽しんでみたいやはり。
勇壮・・
一見狭いような路地も通る。 TVで見たことがあるがまわすとき、角家にあたり壊れたり・・するよなぁ。
だんじりで目を細めるのは、ちびっこたち。 だんじりと言えば、女子は素敵な編みこみヘア。
(ピンクのぽっちりをクリック)
おじいちゃんや母親たこれもまたお祭りの楽しみなのでは。 かわいいちびっこ達の将来が楽しみ!
午前の部が終わる少し前に食事をし、駅前商店街へと場所移動。 あちこちで食事中。
細い通りにだんじりが置いてあった。 高さ4メートル、4トンあるそうだ。
細かい彫が施されていて素晴らしい。 町々の誇り自慢だろうなぁ。
パレードまでの休憩のひととき。
帰りに気がついたのだが、人物・・我々の写真が一枚も無い! せっかくのお祭りだったのに~。
誰かに撮ってもらえば良かった。 たった一枚、眼レフで撮る還暦夫の赤シャツと空の青!と撮った後姿。
午後1時からは、駅前の商店街をだんじりが通り抜けると言う。 え~・・信じられない!
それが本当! 両側に観客が立っているそのそばを一気に走りぬける、ある意味無謀。
引っ張り勢い良く走っている人たちが、時には前列の人にあたるので、その人がこっちにびんびんぶつかる。
??? ・・・・ん?
町の誇り・・
パレードが終わりまた午後の曳行があるがパス、勇壮・果敢な岸和田だんじり祭り満足であった。
私の方では地域の人との繋がりが希薄な気がしている日常だが、伝統のお祭りを通し一年をかける、
そこに地域や年齢を超えた、縦の関係・・親密な繋がりを思うと一体感があり羨ましく思えた。
二時間近くアーケードの向こうへはもちろん渡れず、場所移動も身動き出来ず同じ場所で立ち尽くす状態、
メタボな夫婦、相当足腰に来た。 帰りの電車で仲良くうつうつ・・二駅寝過ごし引返した始末。
しかしお互いこれに懲りず、来年は夕方7時から10時までの灯入り曳行を見たいねと言う。
自分の中では、まだだんじりが走っているし、勇ましい掛け声が耳についている。
この日、ひろとママのお姉さんは鹿児島から、妹さん、子供さん二人は沖縄から遠路大阪へ来られた。
長女夫婦と次女と孫たちで関空へ出迎えに行ってくれた。 23日記