日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 岸和田だんじり祭り 編みこみ *

2009年09月19日 | 風景・お出かけ

夫は朝から私と出かけるとき「何時ごろ出る?」 と聞くと、「目がさめたら」と言う、いつも。
きっちり時間を言うのは、ゴルフと釣りのみ。 人を待たせてはいけないので。
ブログ・・とPCの前に向かっていたら、6時過ぎ「行くで」 そそくさと朝ごはんをかきこむ。
男はささっと用意できるが、女はそうはいかない。 塗らなくてはいけない、日差しがきついんだから。
南港大橋付近の車窓から・・

7時に出て、高石駅に車を止め、南海電車で岸和田へ着いたら8時。 
降りるなり紅白の幕、一気に祭りの雰囲気に。 駅前商店街は午後来る予定なのでひとつ東の通りを歩いた。
試験曳きでは通らなかったのでわくわく、人もまだまばら、通りは屋台の準備に余念が無い。

 

だんじりのうちわを製造している会社があった。 屋台でうちわを売っていたが艶やか。

 曳き出しの準備中。

 

観覧席のある岸和田カンカンベルサイドモールに向かう。 すでに道路脇は場所取りの人がすごい。
前日見た私は、違った背景で撮りたいとか思いながらも、すでに場所はかなりな人でうろうろ。
いよいよ9時半、曳行が始まり一気に静から動へと変わる。

写真は、人の少ない前日の方が良かった。

年季のある方々から子供まで,役割が決められ、だんじりの前は長会長、みんな嬉しそうだ。 

夫は誕生日にもらったカメラで撮っていたが、やりまわしの時の跳ね上がる写真が撮りたかろうと、
私は前日に写真を撮ったし、「私いいから、眼レフで撮りいよ」 眼レフの感触と連写が出来ると嬉しそうだ。

 「そーりゃぁ そーりゃぁ」 大きな声をはりあげ、聞いているだけでも気迫を感じ嬉しい。
阿波踊りは踊らにゃ損損・・だんじりは見ていて充分・・いや若ければ走って楽しんでみたいやはり。

 勇壮・・



一見狭いような路地も通る。 TVで見たことがあるがまわすとき、角家にあたり壊れたり・・するよなぁ。

 

だんじりで目を細めるのは、ちびっこたち。  だんじりと言えば、女子は素敵な編みこみヘア。 
(ピンクのぽっちりをクリック)
おじいちゃんや母親たこれもまたお祭りの楽しみなのでは。 かわいいちびっこ達の将来が楽しみ!


 
午前の部が終わる少し前に食事をし、駅前商店街へと場所移動。  あちこちで食事中。

細い通りにだんじりが置いてあった。 高さ4メートル、4トンあるそうだ。
細かい彫が施されていて素晴らしい。  町々の誇り自慢だろうなぁ。

パレードまでの休憩のひととき。 
帰りに気がついたのだが、人物・・我々の写真が一枚も無い! せっかくのお祭りだったのに~。
誰かに撮ってもらえば良かった。 たった一枚、眼レフで撮る還暦夫の赤シャツと空の青!と撮った後姿。

午後1時からは、駅前の商店街をだんじりが通り抜けると言う。 え~・・信じられない!
それが本当! 両側に観客が立っているそのそばを一気に走りぬける、ある意味無謀。
引っ張り勢い良く走っている人たちが、時には前列の人にあたるので、その人がこっちにびんびんぶつかる。

??? ・・・・ん? 

 町の誇り・・

パレードが終わりまた午後の曳行があるがパス、勇壮・果敢な岸和田だんじり祭り満足であった。
私の方では地域の人との繋がりが希薄な気がしている日常だが、伝統のお祭りを通し一年をかける、
そこに地域や年齢を超えた、縦の関係・・親密な繋がりを思うと一体感があり羨ましく思えた。

二時間近くアーケードの向こうへはもちろん渡れず、場所移動も身動き出来ず同じ場所で立ち尽くす状態、
メタボな夫婦、相当足腰に来た。 帰りの電車で仲良くうつうつ・・二駅寝過ごし引返した始末。
しかしお互いこれに懲りず、来年は夕方7時から10時までの灯入り曳行を見たいねと言う。
自分の中では、まだだんじりが走っているし、勇ましい掛け声が耳についている。 

この日、ひろとママのお姉さんは鹿児島から、妹さん、子供さん二人は沖縄から遠路大阪へ来られた。 
長女夫婦と次女と孫たちで関空へ出迎えに行ってくれた。               23日記