猫の額・・ほどもないかも知れない我が家の屋上のガーデニングスペース。
しかしそんな小さな場所にも、季節は確実にめぐって来ます。
ちなみにgooさんの辞書より、「猫の額」猫の額が狭いところから、場所の狭い事のたとえ。
私は書く記事を頭に浮かべる時いつも「ネズミの額ほどの・・」と描いていますねぇ。
4階の寝るだけの私たちの部屋の前が、ネズミの額ほどのささやかな庭です。
夫にも見て欲しい季節「たまには見てよ、お豆さんいっぱい出来てるから」言わなければ、見ようともしないんだから。
大好きなマーガレットは植えてませんが、その子供のようなノースポールは静楚でいて賑やかに咲いています。
日曜は母の日ですが、もう何年も前娘たちが独身だった頃に、そして結婚してからもらったカーネーションやバラ、
一昨年の母の日愛ちゃんからもらったレースラベンダー、いっぱい花をつけだしました。
花たちはそれぞれの、その時の母の日を思い出させて(今年も咲いてくれたね)私に微笑みをくれます。
枯れ木のようだったサルスベリも新芽がいっぱい出て、紫陽花も葉っぱが茂って蕾が顔を見せたりして。
春・・いいですよね、あっと言う間に萌えて・・萌えて・・みどりみどりしていて。
その勢いは東北の人たちが、深い悲しみや苦難を乗り越えようと、復興へ向かう表情のようにも見えます。
次の年には、さすがと思えるような、そんな春を迎えられたらいいなぁ・・と心の中で祈ります。