日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 新緑の美山かやぶきの里と嵯峨野トロッコ列車 * 

2011年05月07日 | 風景・お出かけ

市内にいる夫のお姉さんに誘われなかったら、私たち夫婦が日帰りバスツアーなんてきっとなかったと思います。
夫のブロ友さんの中には、時々バスツアーを楽しんでおられる楽しい方がいるのですが。

展君に送ってもらって7時弁天町オーク前から4人で出発。 天王寺、梅田で48名満席、バス3台のツアー。
女性8割、なんせ賑やか、私も中々会ってないのでたまった日常会話はつきません。 1時間ほどで花しょうぶ園へ。

 

ここに来ていつも悩みます。 お寺は「永澤寺」は(ようたくじ)と読みますが、この辺の地名は永沢寺(えいたくじ)

時期ならば、3万3000㎡の敷地に650種300万本のしょうぶが咲くのですけれど。 

ビニールハウスのぼたん園に向かう右隣は「芝桜」 垣根がしてあるのですが、10センチほどの隙間が・・。
行くならば、入園料600円は自己負担、2度来た事があるので、覗き見これで充分です。
それにしても5000㎡1に1億株はすごいです。

ぼたんの時期は初めてです。 長谷寺のぼたんを見ているので少し物足りませんが、綺麗な所だけを切り取って。
標高550m、暑さに弱いぼたんの花に適しているのでしょう、艶やか・・やさしい花びら。

 みんな歩くの早いので中々で撮れません、と言いつつ番傘にぼたん、私のお気に入りの写真です。

神戸の夫人を案内した年、しょうぶの花は不作で「来年また来て下さい」と無料でチケットをくれたっけ。
来年のよりその時の入園料を無料にしてくれたら良かったのに、行けるとは限らないから。 
しょうぶ園は6月上旬からですが、咲いている時期の東屋や水車はいい被写体になります。



何度も来ているのに、向かいの曹洞宗・永澤寺(ようたくじ)は参った事がなく、時間があるので入りました。
思いがけなく明日までの行事、花まつりのお釈迦さまが祀ってありました。 
境内のあちこちにおだまきの花が沢山咲いていました。 お寺の 良く似合っていました、意味があるのかしら。
金色の「おさすり布袋尊」1さすりは福、2さすりは徳、3さすりは福徳円満、さすり過ぎて御利益ないかも。

40分の移動で丹波篠山のお食事処「玉水」さんへ。 
丹波の黒豆ご飯とデザートの苺は食べ放題。 こんな時、我も我もと先に苺をとお皿いっぱい飛びつくってね~。
さすが丹波、美味しいご飯でした。 豆の苦手な夫がお代りしたのですから。 義兄さんは3杯。 
2人ともお酒やビールを飲んで(夫はリュックに干物持参だったんです)上機嫌、バスツアーならではです。

食後は店内のお土産売り場。 丹波の黒豆を使った品数が多く試食もいっぱいなのでまたおなかが膨れます。
おばちゃんの購買力は逞しい。 そうでなければ、旅行会社は儲かりません。

1時間半の移動です。 食後です、バスの中は静かになりました。 
ゆるい傾斜の山里に、50戸ほどの集落、そのうち38戸がかやぶき屋根の北村。

1時間の自由行動(足ります?) 早く近くに行きたい、時間内に回りきろうと皆さん足早になります。
ちょうどうまい具合に、鯉のぼりや大漁旗が五月の風にひるがえっていました。
朝は肌寒かったのですが、美山の天気予報は1日曇りでしたが、腫れて汗ばむ暑さ、薄い服にして正解。

ポイントの赤い郵便ポスト、そしてかやぶき、心を昔に引き戻してくれるようで落ち着きます。
が、白川郷を見たときのまるで時が止まったような幻想的な風景を見ているだけに、少し物足りなさは感じます。

 しかしながら軒下には古い農耕具、そして楚々として咲く野花に癒されます。

家々には家紋が。 かやぶきに緑、いい感じです。 家々には放水庫がありました。 
燃えやすいかやぶき、火災から守るため。 年2回の一斉放水が22日(日)あるようです。 



家々には家紋が、それにしても新緑にかやぶきはgoodです。



往復1時間ではゆっくり狙って撮れません、団体行動の難点、迷惑はかけられませんから。
振り返るかやぶきの里北村。 パンフレットを見ながらもっと味わいながらゆっくり散策したかったです。



アイスを買って食べたほど、暑い! 1時間半をかけて最終目的のトロッコ列車、亀岡の駅に到着。 

「ちょっとそこのO脚・・いえお客さん、危ないですから黄色い線から出ないように!」
黄色い制服を着てサービスに愉快にしゃべりまくる駅員さんったら~、大勢の前で~! 
嘘です、「危ないですから黄色い線からでないように」言われたのはこれだけでした。 夫と撮り合い?

 

 ”狸”は他を抜く商売繁盛の縁起もの、そんな縁起をお客さんに最高のもてなしとして置いてあるのだそうです。

緑の山あい、渓谷をゴトンゴトン、車輪のきしむ音、汽笛、なぜか懐かしい気がする音でした。
時速25キロ、約7.5キロを25分間で走ります。 トンネルが8ケ所も!

 

嵐山の高級旅館、一泊6万? スイートは20万? まるで隠れ宿みたいですがどんな人が泊まるんやろ。
嵐山と言えば紅葉が一番ですが、桜も綺麗やったでしょう、新緑と建物は良く合います。 次は紫陽花かな。

 朝最初に乗車の4人、慣れてきた乗員さんが「一緒に撮ってあげましょう!はい、チーズ!」 (あれれ~!)

 嵯峨野駅に到着です。 鉄道ミュージアム、ジオラマ館がありました。 庭にD51のモニュメント。 

1時間15分ほどで西本願寺向かいの京漬物で有名な「西利」さんへ。
バスツアーお土産付き等お安い昨今、お土産物屋さんへ送り込む事で売り上げの何割かをキックバック、
でないとぼたん園入園、トロッコ列車、お食事、保険それで5,500円はお安いです。

京都へ来たときは帰路なので寄ります、試食食べ放題、お漬物年齢層には持って来い、食べる食べる・・皆さん。
バスが入るごとに・・お店は儲かるはずです。 お漬物1袋お土産についていました。

夫は運転しなくていいし、駐車場の心配もいらないし、ポイントに連れて行ってくれて、食事もまぁまぁ、
ビールが飲めるし、居眠り出来るし、喜んでいました。 1日がこれだけゆっくり楽しめたなんて楽。

緑満喫余韻に浸りながら到着のオーク前には7時半、次女家族が迎えに来ていて「じぃじ~! ばぁば~!」 
孫たちの声に即効現実へ引き戻されました。 食事の用意をしてくれているのが有難い同居です。