日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 新しい月 文月に入りて候 *

2012年07月01日 | 雑感



いよいよ手術かなぁ・・。  
普通に視野の中のかすんだ部分が進んで来て、目をこすったりすることが多くなっていたのだが、今日決定的に思ったことがあった。

今日は夫の昔の仕事仲間のOB会。 内の1人がまめに企画してくれてもう何年になるだろう。 感謝している、いいお付き合いの集まりに。
夫の携帯にメールが入るとしたら、家族とその人くらいだ。  昨日からずっとお天気が気になっていたが、紛れもなく雨予報。
降ったりやんだりに惑わされながら、10時半出かける時は運よくあがったが不安定故に私の折りたたみの傘をカバンに入れておいた。 
今日の集合はUSJ。 初めての人が7人中4人いるらしい。   おっちゃんの団体とUSJ・・あまり見かけないけど~。

降ったりやんだり一喜一憂とはこんなことだろうか。  家にいても夫の事や、お天気ばかりが気になった。
それでも午後、雨があったとき (あの公園にあるアガパンサスの花撮りたいなぁ・・でもまた雨が降るやろうけどなぁ・・) 
迷ったが出かけた、透明の大判の傘を持って。
迷う気持ちを押したのが、今日がおついたち、新しい月の初めだから。  トップの写真に何をと思ったら、気持ちが立ち上がったのだ。

アガパンサスには、雫がいっぱいつくのを知っているから。 

重いけど眼レフも持って行った。 老眼だからかなぁ、せっかちなのでマニュアルでピント合わせを自分でしたものだから偉い結果になった。
帰宅してパソコンに落としたら、ことごとくボケていて没写真ばかり。  最近コンデジばかりなので絞りだけで、ISO感度も何も設定を忘れて。
 
(やっぱり、手術せなぁかんな・・) 決定的に思ったのはその精。  
89歳になる母は好きな手芸をするにも、老眼をかけずにきた。 だが2年前白内障の手術をした。
加齢でもあるがその手術経験者は周りにも多くいる。  今は日帰りで簡単と言うが、目の手術ねぇ・・想像しただけでも怖い。
それにジャカランダの場所で会った上品なおばあちゃんが、私のかかっている病院で手術しておもわしくない話を聞いてまだ間がないのだ。
おばあちゃん曰く、「こないに年とってせんと若いうちに手術しいや」 助言だったのか。


 
この公園の花植えはご近所さんがやっていて、前の家に住んでいるらしい奥さんが撮りだしたとき、声をかけて来られた。
「せっかくの花も雨が降ったので汚いでしょう」 私と同じくらいの年かなぁ。
「いつも綺麗にお手入れされてて。 雨に濡れている方がいいんですよ、雫の写真が撮りたくて」 液晶画面をズームして見せてあげた。
「わ・・そう言う撮り方もあるんですね」 以外・・と言った顔をされた。
「本当は雫の中に、撮っている花がさかさに映ったりする、それを撮りたいんですけどね・・なかなかです」

ほんとジャカランダのお陰で、人見知りな私は少し人に話しかけられるようになったかな(ちょっと成長)

あちこち撮りながら家の方向へ向かう。  1時間は悠に過ぎていた。
雲行きが怪しくなってきたぞ・・!!  やっぱザー 一気に降って来た。 まぁ良い、大判の傘がある。
それでもめげず左手で傘を持ちながら、片手でカシャカシャ。  
頭もズボンはびしょびしょになった、たった5分ほどで。  しかし落ち着いたものである。
雨・・おついたちの雨・・心に清き潤いを与えてくれているんだろうかなぁ、とか撮りながらブログに書く言葉を頭に描いていた。 



一年の後半に入る。  心の片隅には(あと半年で2012年が終わるんや)と言うささやかな緊張感は持っている。  
7月は我が子3人の誕生日、そして義父が生きられなかった分の命をもらって奇跡的に生まれたと思っているなつめの誕生日がある。 
私自身が生んでくれた母に感謝し、3人の子供たちが懸命に家庭を築いていることに感謝、そして元気で保育園へ行っている4人の孫たちにも。 
もちろんとりまく多くの人々、日々の些細な事柄にも・・感謝の気持ちを文に託そうかなぁ。  原点に帰りながら、そんな日々を過ごして行こう。  
時には追われているものを感じたりする時もあるが、人と比較するものではなく今の自分のあるがままを素直に(B型マイペース!)過ごして行こう。  

母がいつも言う 「一生が勉強じゃ」 その言葉を心にとめて。     雨って映るんだね~。                              3日記