日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 思い深く 天神祭の日 *

2012年07月25日 | 雑感

氏子である天満宮の夏祭りである。  大阪では天神祭で大川沿いに花火があがる。

近所では獅子舞やお神輿、笛や太鼓、花傘の子供たちが回る。  暑い時に小さな力の結集、参加の子供たちがとても尊く思える。
参加する事に意義がある。 人に合わせる、そして辛抱我慢は精神力の結成のひとつの力になりえるであろうと思うから。 
我が子も幼稚園前くらいから、参加していた。  長女は暑さで途中ダウンした事もあったなぁ。



息子もこんな男の子と同じ、枕太鼓をやったことがあった。  夏祭り・・伝統を受け継ぐ、守る・・大切な事がらである。 

11時頃になると勝手に思い出してしまう。 6年前のなつめが生まれた今日のこの日のことを。 
近所でこのお神輿を写真に撮っていた時に次女からおかしいと電話があった。 異常を感じ即、荷物を持ちかかりつけの病院へ行った。 
胎盤早期剥離で病院で様子を見ていたが、救急車で大病院へ搬送、30分遅ければ母子ともに助からなかったと言われた奇跡の出産。
思い出すたびに今の次女の、なつめの姿、子育ての姿が当たり前でない事がらに胸がいっぱいになる。
「もう、うちでは親子を助けられない」そう言われた先生の判断で病院へ電話し救急車を呼んでくれた先生の決断。 

搬送先の病院でその日行われるはずの帝王切開の手術が1時間延びていて、スタッフも手術の準備も整った所へ次女は偶然にも搬送されたのだ。
夫が入院でお世話になった事にある病院だった事も偶然。 自呼吸が出来なかったなつめ、小児科の専門医もいる、出来過ぎた偶然の数々。
小児科の先生に「うちでは助けられないと判断された先生は、命の恩人ですよ」と、大病院で言われたその言葉は一生消えない。 
行きつけの病院で手術をしていたら・・背筋が凍るとともに、今の子育ての日々は大きな幸せであると感謝せずにはおれない。
次女の出産の前日、関西では同じような母親が、病院をたらいまわしされた出来事があった。  もう何もかもがお陰さまである。
退院してなつめを連れて次女夫婦でお礼の挨拶に行かせた時、「正直赤ちゃんは駄目だと思っていました」となつめを見て驚かれたそうである。

私はいつも思う、夫にも言う。  25日は64歳で亡くなった義父の月命日、今の時代短か過ぎる義父の生きる命の分をなつめはもらったのだと。
毎月25日には、お酒が飲めない義父がこよなく愛した珈琲をお供えするのだが、(お父さん有難うございます)

孫たちは早い目に保育園を終えて、長女以下みんなで早々と出かけ3時半には帝国ホテル前に着いた。
ホテルの敷地の下の階段からは市の土地で、シートがすでにぎっしり・・朝6時頃から場所取りしているらしい。
ホテルの庭に座っていると警備の人に駄目・・と言われたが、孫たちは夜店へ行ったので端っこに座って長女と荷物番。



5時やっとシートを敷けるOKが出た。  時間の経過とともに、あっと言う間に人が増えて・・・ 

6時前に夫が来て、暗くなる前にご飯を食べておこう・・

待機・・

大川を次々と 奉納船が行き交う 

あがる花火を寝て見るなんて・・・

 タージンが・・

7時半花火があがる・・
2ヶ所であがるので、1ヶ所しか見えないが・・

コンデジの花火モードで撮ったが・・それで連写に設定が分からなくて・・
不勉強でうまくは撮れなかった。 

大きな音と花火の輪の下で、孫たちの歓声は言うまでもない。
ひろとやなつめは当然、3歳かんたも殊のほか大喜び、もうこのことは覚えているだろうか。 2歳ゆいちゃんはどうかなぁ。

夫が「縦で撮れい」と言うので

芸術的? 失敗作ながら、お気に入り 絵に描けたらいいなぁ写真。

昨年、来年の為に勉強と言っていた花火  また来年におあずけ・・

 

次女が撮った動画をアップ・・花火はやっぱり目の前で・・ 来年は早朝から場所取りシート貼りに?