日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 七夕飾り *

2012年07月06日 | 行事

明日の七夕は雨・・と言う予報。  でも行事だし。   

長女が生まれて2、3歳のころから、七夕飾りをするようになった。  子供たちとずっと飾って来た。
長男が仕事に就き1人暮らしをするようになり、長女や次女も一緒に暮らすようになり、夫と2人暮らしになった時があった。
時には娘が帰って来て一緒に短冊に書いたりしたが、夫と2人で飾った事もあった。  子供たちが日々無事で元気に過ごせるようにと。
或る時「今年はどうしようね」と言ったら、電話で長女が「ずっとやって来た事やからやってよ」と言うので、欠かさず6日の夜は夫と短冊を書いた。
そう言ってくれた事がなぜか嬉しかった。  あの時「もうええんと違う?」と言われていたら、やめたかも知れない。

子供が1人暮らしをすることは、ひとつは成長の証し。  母に子供の事を話したとき「そうやって成長しとんじゃね」と普通に言うものだから、色んな事が
あっても(そっか・・そうやって成長して行くんや) そう思えた事柄は多い。

息子が一番先に1人暮らしをしていた時、次女に言ったことがあった。 
「1回1人暮らししてみ、水道も電気もご飯も何から何まで全部自分で払って生活しなあかんのやで」
家にいると甘えが出る、女の子と言えど洗濯や食事・・働いていればつい親にしてもらう事は多いだろう。  1人暮らしより、ずっと気楽と言えば気楽である。
息子よ良くぞ言ってくれたと思った。  女の子だから心配はあるものの、次女も1人暮らしをしたことがあった。 
しかしそんなときこそ、家庭の有難味を感じたに違いない。  家庭を持つことへの、リハーサルになったかも知れない。

余談になったが、それぞれの独身時代を有意義に過ごし、今所帯を持ち家庭を築きながら、子供たちは立ち寄ったり休日には会ったり、会いに行ったり。
今はそれぞれの成長を目で夫と眺められる日々を、有難いねぇと良く言う。
今年は長女が帰国しているので、夜一緒に短冊を書いた。 義母に始まり・・私の周りの縁のある人々、今は震災の復興にも誰もが願いを書くだろう。 
頑張っているブロ友さんにも心を馳せながら。 不思議だけど会った事もないのにブログからその人を顔を仮想して・・いつの間にか。  
どうぞそれぞれの方たちの、痛みや苦痛が少しでも安らぎますように・・。

雨が降っている。  時に激しく。 風もある。  こんな夜でも夫は卓球あとは飲み会。   
長女は中国の旦那さんへ一番に書いていた。  長男や次女のうちも、保育園で持ち帰った七夕飾っていることだろう。  自分たちの短冊を足して。
激しい雨音を聞きながら、長女と短冊を書いて飾った。 
たった一度の織姫と彦星の逢瀬、悲しいね。  

70になっても、80になっても 1年に1度の遊び心、大切にしよ。