夫は半ドン。
姪っ子の結婚式のお返しのカタログ、ペアで一泊2食付き温泉の旅にしようと言っていた。 のに・・
申し込む前に何度かぱらぱらカタログを見ていたら、楽しみで終わるより何か記念になるものがいいなぁと思いながら、決めたよと夫に言った。
模様替えにもいいかなと。
出来あがりが来るものだと思っていた。 夫が夕方帰宅するまでに模様替えして驚かせてあげようと、楽しみにしていたのに、板、板・・材料だけである。
(え~組み立てんの?!) 後で娘たちから「組み立てと書いてたやろ」集中攻撃。 見たら書いていた。 老眼鏡人間、細かく読む事は敬遠している。
若い頃から、模様替えしようかなと思ったらすぐにとりかからないとおさまらない性格。 夕方でも思いついたら、ぱぱっとやる。
箪笥や机など、4階から3階へと階段を1人で降ろす。 前の家では、家中の壁を塗ったりした。 家の事はたいていやってきた。
今回は1人では大変だし、夫に仕事をあずけた。
夫はきっちり説明を読んでやる方では無いし、どちらかと言えばめんどくさい苦手な部門。 説明書を読みながら理解して行くのは私の方が早い。
借りた電気のドライバーみたいなので、きっちりかっちり。 私が偉そうに指示、ドライバー役の夫、引き出しまで作るとはね。
「出来た~!」1時間半かかった。 このキャビネットはチャチではなく、かっちりしていいものだった。 写真だけで選んだにしては良かった。
最近はお返しは殆どカタログである。 出始めのころはちょっと味気ないと思っていたが、物のあふれた時代品物が重なり、押し入れで眠るよりは
自分たちに必要なものを選ぶ方が実用的でいいと思うようになった。 記念にもなる。 これは姪っ子の結婚式とか、これは甥っ子の出産のお返しとか、
時折懐かしく送り主に想いを馳せられるからいい。
こんなのにさせてもらいました・・とお礼状を出すために写真を撮った。
夕方食事に来た長女、甥っ子の結婚式の引き出物の洋菓子が美味しかったと言ったら、妹からカメラマンをしたお礼に添えて送って来たと持ってきた。
「家族12名分を送ってくれたよ」我が家の夫婦分2個を持参。 長女はセイ君に食べさせてあげたいと、賞味期限25日なので香港に持って行くようだ。
なので一緒に食べた。
因島のお菓子やさんと言えば、昔から博愛堂か松愛堂しか知らないが、博愛堂の洋菓子”しまなみ焼きドーナツ”である。
因島のはっさく、瀬戸田のレモン、尾道のいちじく、まさしくしまなみ特産物3種類の香りと味。
私には甘過ぎて手が出なくなったミスタードーナツに代わる、しまなみの香りふんわりドーナツ。 レモン、はっさく・・いける。 (HPにはまだ載って無い)
夫には大仕事を果たした、そんな後のご褒美にはぴったりなお持たせの洋菓子。 もみじ饅頭ももいいが、今度はこれをお土産にしようかな。
一気にきた秋の夜等にはぴったり、夜食でなく夕食後3個3分の1づつ賞味。