日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 満開の桜に無情の雨・・ *

2010年04月12日 | 雑感

無情の雨・・と書いたが、今年はさほど残念を感じないのは、やはり開花が長かった精であろうか。
(この雨で散ってしまうなぁ) 近所の天満宮の満開の桜も撮らないうちに。

夫は午前ハローワークへ行く日なので娘と、なつめを保育園へ送って行った。
泣きはしなかったらしくてほっとしたようだ。  靴箱へ行くときゅっと緊張感で顔の表情が変わった(らしい)
喉も痛めて、口唇ヘルペスまで出来て・・小さな胸はどんな・・。 

ハローワークの前に社保庁へ行った。 入るなり男の人の怒鳴り声が聞こえ、二人ともびくっとした。
「一体どう言うことやねん! 俺はな年金で家賃も電気やガス水道、残りで生活せなあかんのや。 
勝手に記録にない言われて減らされて・・上のもん呼んでこいや」良く分からないが、気持ちは分かる。
職員はこんなん常だろうが平身低頭びびった感、しかし広くもない部屋に職員がいっぱいいる。
まるで定年を過ぎたかのような暗い感じのそんなおっさん(緊張感のない)私はその雰囲気にびっくりする。
その1人の男性に(声に)ぺこぺこ。 程よく対処できる人がいてない?年配の女性が対応に出た。
こんなことは何度もあるのだろう、そりゃぁ怒る人もいてる、未だ消えた年金未確認の人もあるのだから。

年金とかこう言う業務に面白いほど無知な夫婦、担当のおばちゃんに聞いてなんか分かったような、
けど夫がちょっと変な事聞いたら「まぁ私の言うこと先に聞いて」とぴしゃっときた。
色んなものをコピーしては説明してくれる、夫婦の生年月日確認後即覚え何度もそれを書いたりする。
こう言う時は褒めるに限る「さすがですね!覚えるの早い!」そう言うと、ニコ!今までで一番いい顔。
「仕事柄すぐ覚えます、いちいち見るのは大変ですから」表情が良くなった。

区役所もそうだが、なんでいつも爽やかな気持ちになれなくていい印象で帰れないのだろうね。
本当はこれを書いた日、日々のお役所へのうっぷんたらたら書いていた、草稿中にしていたのだが、
今読み返して本当はこれも市、区民の声やねんからと思ったけど、ぼやきはやめにして削除した。

なつめは帰ってきて寝るまで一度も「行きたくない」とか「もうやめる」とか言わなかった、はじめて。
ひらがなが読めるので、何人かの園児の名前を言い園のことを話している。
「お友だちできそう」 夫が「初めての(純粋な)笑顔やな」と言った。

雨の音の混じり風の音がするたびに、桜が散る情景が浮かんでくる。 

     * 今日の一枚 * おっちゃんの店で大きなやわらかい筍を買い茹でました、今年初


* 八幡屋公園の桜&誕生日は甲子園 *

2010年04月11日 | 風景・お出かけ
日曜のお天気が不安定・・・持つかどうだか・・(そうだ! 一度もいつもの八幡屋公園の桜見てない!)
雨の前に・・と、6時公園散歩へ。 夫が会社帰り駅から覗いて「きれいやで」と言っていたのよね。
ちらちら車からピンクの桜色が覗いていたけれど・・やっぱりね。



今年は開花の期間が長くて、間に合った!! ところどころ葉が・・



すずめが一生懸命に朝ごはんの調達かな?



グリーンヒルズを望む。 公園にはある程度の年齢の方たちがたむろしていたり、ウォーキングしていたり。



こんな季節、桜を愛でながら・・なんて心豊かな贅沢気分。



グリーンヒルズへ登る階段付近にはおじさまたちの自転車が・・



まだ桃の花が咲いていた。
グリーンヒルズにはウォーキングしてる人や頂上にはラジオ体操団体のおじさまたちがいっぱいいた。
思いがけず知人に会って歩きながら話しこんでいると、ブログの貝ちゃんに会う。 
「こんな早くから撮ってはるんですか」 



八幡屋公園の桜、なんとか間に合った! 
シートを持って場所取りにきたおばさま二人が「雨、持つかなぁ今日」とか言いながら敷いていた。
7時20分・・ポツポツ・・雨! 帰らなきゃ! 夫は卓球の試合、おにぎり作らなきゃ!

今夜の雨で、桜散るだろうなぁ。 次の緑の葉が顔を見せ、次の出番の八重桜が待ちきれず咲いていて・・




まだ楽しめる桜、心にふんわり魔法をかけて優しくしてくれる桜、ま~だだよ。



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今日はひろとの4歳の誕生日。 かんたと1週間違い。
中国から帰国したセイ君が甲子園チケットを息子夫婦へプレゼント、愛ちゃんはゆいちゃんがいるので長女夫婦と、
息子とひろと、次女となつめが行くことに。愛ちゃんはその間、球場の隣のららぽーと甲子園でショッピング。
なので、お昼前マンションへケーキのおよばれ。 ひろとへのプレゼントはみんなで「ゴセイジャー」づくしになった。
ケーキはママ作、仮面ライダーW。



チョコケーキ、美味しかった~。 ひろともなつめを励ましてくれる、ぐ~んとお兄ちゃんに。 



「いっせ~の、れ!」



甲子園では色んなイベントも・・



タイガースが勝たせてもらって、六甲颪を聞きながら帰還。



雨も降らずに試合も勝って、ひろと4歳の誕生日は甲子園の記念すべき日になった。
帰りはみんなで我が家へ寄ってハヤシライス、夫も野球だった展君も帰ってまたまた12名全員が揃った。
夫も展君もきっと誕生日のひろとにおめでとうを言いたかったに違いないと思ったから。
なつめの清涼剤になっただろうか。 セイ君が「なっちゃんが笑ってない(心から)」なんて気にしていた。 
何度も「行かない」とか言っているが。 



             * 今日の一枚 * しゃぼん玉が書けません

* 娘になりし、ひととき・・ *

2010年04月10日 | 風景・お出かけ

先日実家の母が、兄夫婦に早朝から岡山へお花見に連れて行ってもらって、すごく感激していた。
「あんなに立派ですごい桜は生まれて初めてじゃわ」
涙ぐんでいたそんな母の言葉を自分のことのように嬉しく思い、兄夫婦に感謝だった。

それにしても今年は桜の咲いている期間がなんか長いよな~と思っていたら、新聞に掲載されていた。



「開花から三週間、なお見頃」開花直後の寒のもどりで満開まで間があり、満開になってからも、
冷え込むと言う好条件が重なったためと書いてある。
ゆえに今どこへ行っても桜の開花、開花から三週間たってもまだ見頃と言うのは聞いたことがないと言う。
夙川に始まり、大阪城だって、大川沿いだって、近所の公園だって同じように満開。

咲き急ぎ散り急ぐ桜、毎年この時期は必ず、昨年もそう書いたと思うが今年は違う。
しかしそのことがとても嬉しい、絶対に連れて行ってあげたいと思う気になる人がいたから。
神戸の夫人である。 血の繋がりはないが、夫の会社で働いていたと言うそんな流れで結婚前からの
お付き合いがある。 結婚をされなかったので時として、親のように接し子供達も孫のように。
84歳、もう40年のおつきあいである。 足が弱くなってからはちょこちょこ歩きで出かけるのが危ないし、
月に二度の謡いのお稽古はタクシー、それも今月からやめてしまわれ、出かけるとしたら病院くらいになった。

そんな訳でもちろんお花見など行くよしもなく、かと言って休日は予定があったりで気がかりだった。
(桜・・散っちゃう・・)でも今年の桜の満開が長いことは好都合で、とても有難かった。 
夫は半ドンだが「おかん、土曜お昼からお花見に行こう」と電話してもらい約束していた。 
本当は疲れが少し残っていたが、喜んでもらいたい一心で頑張って四時間かかってお花見弁当を作った。 

炊き込みご飯、豚肉の野菜巻き、きんちゃく卵と花形人参、ほうれん草のお浸し卵巻き、筍の木の芽和え、
肉ごぼう、いかとウインナーのフライ&ブロッコリー、肉団子、お漬物。 
冷凍用とお世話になっているお友達用にと、炊き込みご飯のおにぎり20個ラップにくるんだ。
次に持参するお弁当のために、必ず写真にとって献立を残しておくことにしている。


高速道路から見る六甲の山並みは所々薄いピンク色、桜だ。 そんな山を見たのはきっと初めてだと思う。
車を走らせる道中、どこも桜が満開だった。
お弁当は家で食べようとの婦人の要望で、積もったお話を聞きながら食べた。 手が止まるほど。
婦人が食べられる量ではないが、夕食のおかずにもと言う気持ちで作っているから、いつも。

3日に娘三人や孫と行った夙川に行く事に決めていた。 あの見事な桜を見せてあげない手はない。
前より更に満開の桜だった。 夙川の両岸からたわわに桜が枝垂れて、その下では大勢の人々、
最高の人で出で宴が行われていた。
駐車場がいっぱいなので桜の下を歩くことが出来ず、婦人も車でも充分と言うので、
夫は桜の通りを二往復した。 車道からでも充分に楽しめる素晴らしい桜並木であった。
「こんなすごい桜、こんなお花見したの始めてやわ」震災後仮設にいた頃もお花見に行ったが問題にならない。
夫も初めてだったので、「すごいなぁ、来年も来ようっと」 婦人同様、事のほか喜んでいた。
帰りには布引の滝の桜にも車を走らせたが、夙川の方が大いに強み。
実家の母と重なり、婦人の娘となりしひととき、車をちょちょっと止めて記念写真を撮った。

いつも着いたら電話を入れのに、渋滞と夕食の買い物もあり帰宅が少し遅れたら、案じて、家に電話をくれて、
家族でUSJへ行き帰宅したばかりの次女が応対したようだ。 「ものすごく喜んでたよ~」
電話を入れると、友達二人に持参した田舎の安政柑や炊き込みのおにぎりを差し上げたとき、
お花見に行ったことやお弁当のことなど話したようで、とってもうらやましがられたそうだ。
ちょっと自慢したい(親戚でもないのにしてくれる)気持ちが、いつも感じられるから 。

電話の声は会った最初のときの声よりも、ずっと明るく弾んでいた。
来年は桜の並木の下を歩かせてあげたい。 



* Oh My God! *

2010年04月09日 | 雑感

近所の公園にボケの花がまだ懸命に咲いている。 三色並んで、念入りに。 なんかね~私へのあてつけ?

昨夜の阪神戦観戦の影響か、風邪気味で咳が出ていたのがちょっと悪化して頭痛がして喉が痛い。
しかし夫が働いていると思えば朝からだらだらしているのは気がとがめるので倉庫を整理整頓した。

夫は料理のことには腹がたつほど細かい要求をしてくるが、家の事に関してはほとんど小言は言わない。
夫から昔、注意するよりも先に気づいてやって欲しい、そんな人であって欲しいと言われた事がある。
気づいて行ったからといって、言葉にしてくれる訳ではない(するのが当たり前でもたまにはね~
ありがとうのひとつも言ってくれたら、もっと尽くせるかもね~言って欲しい時もあるのだ、妻は)
でも多分内心喜んでいるに違いない分かる人だから、それを察知して動くのは楽しいんだけれどね。

お昼に長女が来て次女二人出かけようかと言う時に参事は(いえ、二時だったけれど)起こった。
大声をあげあわてふためいて対処、本当に大騒動、一瞬血の気がひいてちょっと身が震えた。
次女は子供の守だし、二人で対処、念のため夫にも電話した。 その処理にみっちり3時間を要した。
もうくたくた。 案じて早い目に帰宅した夫は思ったより怒りはしなかった、少しでも怒られないよう
二人で対処したし。 長女がいたならばこそ、ほんと私以上に冷静に判断し動く、持つべきは娘なり。 
事の次第は書けないが、食事を作る元気もなし娘達がヤマダデンキへ行った帰りに、夜は夫が卓球で、
食事がいらないので今お得でお安い吉野家の牛丼、つゆだくみんなの分買ってきてもらった、今夜はこれ!
あ・・・胃がが痛い、心身ともにぐったりな夜、ドテ~!

私の心ぐせとしてこんなアクシデントが起きた時は、自分の思いや言動や行動の何が悪かったんだろうか、
何を気づけと言うことなんだろうかと、そう思って見たりする、一応。 
それが当たっているかどうかは別として、反省をすれば物事は多分悪いだけでは終わらないような、
でないと気づかなければ、また同じようなことが(これでもか)と、やってくるような気がする。

幸せと思うときほど、地に足をつけておごらず謙虚に、感謝を忘れない生活をすること、
こんなことだろうか。 あるいは何か夫に不遜な心を持った? とにかくボケ~っとしていたんだわ、きっと。


* 甲子園デビュー *

2010年04月08日 | タイガース

前から今季初甲子園、長女夫婦と私たち夫婦でと阪神戦を楽しみにしていたセイ君はまだ中国出張中、
展君も仕事で行けず、次女が行くことになった。 
と言うことは寒ければ断念したが、比較的暖かい一日だったので、かんたの甲子園デビューとなった。  
なつめのお迎えに行き、直行。  夫は会社の帰りに甲子園へ直行。

一塁アルプス席、応援団の太鼓やトランペットの一番にぎやかな場所だ。
タイガースシャツは、親からの一歳の誕生日プレゼント。 4月4日なので背番号4番。

なつめは「明日はもう保育園へ行かない」と言う。 そんな言葉を何度も繰り返す。
忘れて楽しみなさいと言う次女の言葉にも、思い出しては「挨拶だけしてやめる」胸が痛い。

園では3歳児はお昼寝がない、精神的な疲れもあって私が抱いて寝た。
応援の音や鳴り物のある中で。 まぁ1ケ月は不安定であろう、親も子も精進。
いつもなら楽しみ弾むのに、時々口に出す、胸にはいっぱい保育園での緊張感がつまっているのだろう。

試合は初回から打たれ4点もとられ、やじが飛ぶ。 4点をとりかえしたのにまた・・
ツーアウト満塁で逆転のチャンスもありながら逃してしまう。
選手を冒涜するやじを飛ばす人が近くにいると楽しさが半減する。 阪神を愛するが故と分かっているけど。

一番嬉しいはずのジェット風船ものらないなつめ。 いじらしい、ずっと胸にもっているなんて。
かんたは初体験で驚いて大喜び。

8回の裏4対8・・六甲颪はもう無理だろうし、孫たちもいるので帰ることにした。
かんた、終始ご機嫌で最高の観戦ぶり、甲子園ちびっ子応援団の洗礼を受けた。
私的には、7日巨人の37歳にしてくも膜下で他界された木村コーチのことを思うと、勝たれても仕方ない、
内心はそんな気持ちだった。 
私のひとつ年上で、三原で教師をしていたいとこも修学旅行の説明を、父兄や生徒の前でしながら、
突然壇上で伏し54歳で帰らぬ人となり、同じ突然の死を遂げたことに気持ちがとても病んでいたから。

セイ君と長女の名前入りのレンガ見っけ、今年初甲子園思い深い観戦となった。
「明日はあいさつだけに行く」何度もなつめが言う。