＊ 吉祥草 ＊

今日は処暑、暑さがやむと言うが、ほんと小休止。　ここ２、３日エアコンがいらない朝を迎えることが出来た。
早朝など肌寒い位で、これまでの暑さは何だったのだろうと思わせる。
暑い中を頑張っているみんなに、束の間の涼のご褒美だったのであろうか。
しかしまだまだ・・今週は、真夏日が続くと言う予報の大阪である。　

節電対策と銘打って植えた朝顔やゴーヤや胡瓜たちにセンターを占領されて隅に追いやられた花木たち。
しかしこの者たちのなんと生き生きしていることだろう。　グリーンカーテンのお陰かなあ。
沈丁花、不如帰、アボガド、吉祥草、紫陽花、桜、梅、ブーゲンビリアやミニバラ・・等々。　　　　　　　

友人にもらって挿し木とか、娘夫婦のお花見のお土産とか、あるいは私の記念樹だったりとそれぞれに思い出があるのだが、
取り分け中でも気になりつつ嬉しいのが、”吉祥草”である。　

２００９年３月、ブログで知り合った因島の原ちゃん（とっても美人な）から丁寧に包んで送られてきた吉祥草。
この花が咲くと良い事があるとか、良い事があると花が咲くとかいずれにしてもおめでたい花なのである。
それだけに少々プレッシャーを感じたが、１１月の初め見事に花をつけた。　最高の秋だった。
昨年もまた咲いた。　大きな喜びも然り、色々な出来事に出合っても、親子孫１２名みんなの結集で乗り越える事が出来たと言う、
それって良い事ではないかしら。
原ちゃんに一度お会いすることが出来たが、想像通りに素敵な方だった。
今は素敵なＨＰやブログをお休みしておられるが、文房具やさんをやめられ野菜作りをされるようになったご主人さまとお二人で
原ちゃんはＰＣボランティアをしながら、お友達と交流を図ったり楽しく、且つ静かに暮らしておられる。

吉祥草はすごく根が張って殖えるが、狭い屋上では仕方なしに鉢植え。　３年越し、青々した葉を見ると今年の秋も
素敵な淡紅色の花をつけてくれるのではないだろうかと、密やかに期待をしている。
この秋は、我が家にとって大きく変化のある季節になりそうだから尚更。　

原ちゃんとの出会いがなかったら、縁起のいいこの花を知る事もなく、花に願いや祈りをかけることもなく過ごした訳で。
ブログバンザイ。 　こんな花が秋に。

２年前に（育つのかな・・）　料理に使ったアボガドの大きな種を植えて見たが、（どうせこんなところでは育たないわ）
狭くなったし葉のふちが枯れたりして捨てようかと鉢から抜こうとして抜けなくてそのまま置いていたが、夏になって
青々して来た。　８０センチくらいの高さ。　アボガドにはあまり期待はしていないが、青々した事が縁起がいい。
しかし結実は４～６年とあるし、耐寒性も強く、生育旺盛で簡単に育つらしいので、頑張って結実を待とう。　最低後２年！

朝顔には癒される日々ではあるが、このものたちへの生き生きには嬉しくなるほどの元気を一日の初めにもらっている夏。

＊ 涼しい朝の朝顔 ＊

４時に目覚めた。　パソコンの前に向かった時机上の温度計の数字は２６・５。　（わ・・すごい！）
昨日の雨で昨日に続いて今日も気温が下がっていて涼しい。　
快適と言えども閉め切った部屋のエアコンの涼しさより、やはり窓を開け放った自然の涼しさは抜群で健康的。
エアコンがいらない夜と、迎える朝の肌寒い位の涼しさにほっとする。

７時前、毎日屋上の朝顔に対面するのが日課である。  　青空に笑顔、そして深呼吸。

何かしら見るたびに、母のやさしさ色のような気がしてしまう。

外向きに咲いている多くの朝顔と違い、ツルナシなので毎朝私の方を向いてくれるこの小さめの朝顔が今朝の一番？

物干し場の波板を越えるほどに伸びたツルで、花が見えないよう～って手でこっちを向かせて撮ろうと思ったらポキッ！
そっか、たまにはみんなに見てもらいなさいって事？　朝顔を差したのは初めて、短い命だけど孫のコップに
ちょこんと差した。　　たった１輪なのに、台所を素敵な色で飾ってくれた。
さぁ、家族の朝食と夫のお弁当作らなきゃ。　るんるんで。

肌寒さが気持ちいいのに早々と「寒いのはきらいよお」と言う夏の好きな夫、えへん私は冬が好きなんだぞ。

＊ ２４時間テレビ 募金 ＊

あいにくの雨模様だけれど、恒例なので出かける。　お昼は”なみえ焼きそば”で。
昨年は読売ＴＶにも行った、ちょうどＴＶ中継でなつめは長女と募金するところをスタンバイ、ニュースでちらっと出た。
近いけれどそっちはパスしてＯＢＰ（大阪ビジネスパーク）にある３８階建のツイン２１の会場へ。

大勢で賑わっていて、チャリティーオークションの最中だった。
ＴＶで見ていてもメインは東京武道館、大阪にはこの時間芸人さんもいなくてしょぼい、みんな東京かなぁ。
この会場で募金をしてうちわと来年用の貯金箱をもらう。

模擬店はもう人がいっぱい。　お昼時と言うこともあって浪江の焼きそばは大人気で長～い行列過ぎて断念。
しかしせっかく東北から来ているのだから、沢山の人で賑わうことが何より。
物産展でも鮮魚や桃やすでに売り切れ状態。　大阪の気持ちも持ち帰る訳ですごく嬉しい。
どんな場所へ行っても東北への募金があるが、復興へはまだまだ・・支援の手も緩めてはならないし、
自分も色々なところで募金することが、ささやかでも私にできる応援だと思っている。

諦めて帰りかけた時、ＹＴＶ本社から戻って来たのか、司会の川田裕美アナウンサーに会った。　
「頑張って下さいね」と娘たちが声をかけたらにっこり笑って「ありがとうございます」って、やはり可愛いなぁ。　

毎年募金した時に、もらった貯金箱に１年間貯めて持って行く事にしている。　
昨年もらった貯金箱には、今年はなつめがメッセージを書いた。　
会場では東北の被災者の方たちへ届ける応援メッセージを書くコーナーがあって、用紙に書かせてもらった。　　

行く前から”なみえの焼きそば”を目指していた娘たちは、もうその口になっていたので今晩は焼きそば、中華の。
２４時間ＴＶずっと見ていた訳ではないが、やはり東北地方の人たちの思いや立ち上がる姿をとりあげた事がらには
感動する。　たいそうな人員や費用をかけた企画よりも、ずっと胸を打つし頑張る力をもらうのではなかったろうか。
今は皆が心を一つに・・と思うと、やはり東北へ向けたテーマで良かったのでは。

＊今朝の朝顔は・・ ＊

「涼しいな～なんだかほっとするなぁ」と青紫君。
「そうねえ、まぁ私はもともと涼し色でしょ、汗もあんまりかかないし、でも皆が喜んでると嬉しいわね」と白子さん。

「私も話の仲間に入れてよ～」と藤縞さんが・・。
と、そんな声が聞こえて来そうな、朝だったとさ。

＊ ゴーちゃんと朝ちゃんがごにょごにょ・・ ＊

「朝ちゃん、ちょっと涼しくなったよねぇ」　
「そうね、なんだかちょっと一息ついたわ」　
「それにしても暑かったよね、朝の顔って言っても朝から３０度じゃぁ参るわよね朝ちゃんも」　
「そうなのよ。　それにしてもゴーちゃん活躍してるわね、次から次へとどんどん成長しちゃって、ご苦労さま！」
「だって私はさ、夏バテ予防の使者ですもの、今が一番の見せどころなのよ～、今年はグリーンカーテンが大流行、
あちこちでお友達がどんどん出来ちゃって、お陰で今年は私たちみんな大活躍よ」

「みく家でもゴーちゃん大歓迎だったわね。　お孫さんたちもゴーちゃん、ゴーちゃんって、摘んだり、ご家族で楽しんでいたみたいね」
「そうなのよ、みくおばさんなんか、料理に頭抱えてさ、いっぱい出来るのはいいんだけどってゴーヤだけに苦笑いしてたわ」
「うまいこと言うわね、ははは。　でもほんと栄養価あるし、他の野菜と違って茹でても栄養分そんなに失われないしね、
特に中高年の方の身体には特選品だもの、薬を色々飲むよりよっぽど身体にいいものね」
「そうみたいね、みく夫婦ゴーヤにはまってしまったんじゃないかしら。　来年２人暮らしになったらもっと植えて
毎日でも食べるんじゃない、今から意気込んでるものおばさん、どうもそんな気するわ」
「いいんじゃない、２人揃って健康に長生き出来たら言うこと無いもの」
「そうね、暑さはまだまだどう言ってもお彼岸さんまではね～。　でも朝ちゃんも毎日いっぱい咲いてるわね、みくおばさん
もう数えられないって。　屋根の上までどんどん咲いているんだもの。　すごいね、朝ちゃんたちも色んな色で楽しませてくれて」
「そうよ、毎朝写真撮ってくれて枯れた葉もちゃんととってくれて、追肥もね、今年はやっぱり節電対策で心構えが違うわね」
「うんうん、いいことよ。　国をあげてのグリーンカーテンですもの。　そうそう・・みくおばさんね、電気代の請求見てて
喜んでたわよ、昨年は特に猛暑日も続いて暑かったでしょ、でもね節電の精もあるし８月分去年より１１２３０円安かった～
って大喜びだったわ、おととしよりも６９６４円安いし・・だって」
「すご～い、１万円は大きいわよね、節電に協力してゴーちゃんやキューちゃんやトマトちゃんのお陰で食費も
少し節約だったんじゃない？　まさに一石二鳥よね」
「今年は東北の大震災大変だったでしょ、みんなが色々な形で、協力出来たらこんなに素晴らしいこと無いわ」
「そうね、私たちも自分たちの生きる使命を忘れないで、暑い夏爽やかさと健康へと協力しましょうね」
「そうよね、暑さに負けないで朝ちゃんに癒されて、ゴーヤを食べて乗り切ってもらいましょうね！　残りの夏を！」