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Ben Harper - Give Till It's Gone

2011-06-25 21:49:41 | 洋楽レビュー/感想 2011
洋楽レビュー/感想。
ソウルフルでロックでブルージーなアーティストの新作。


◆Ben Harper - Give Till It's Gone
内面を見つめるような深い歌詞に、
素晴らしい曲に、素晴らしい演奏に、
素晴らしい歌に、素晴らしい雰囲気。
この人の音楽は実にエモーショナルでソウルフルで深くて胸に染みる…
ただ感じた事を無理に背伸びする事無く、
素直に音楽で表現してる事のなんと素晴らしいことか!

いつも日本盤が出てるので、
日本で人気が無い訳ではないのでしょうが、
何故かあまり話題にもならないし、
最近は弟子的な存在であるJack Johnsonに
人気が抜かれた感さえありますが、
作品の質の高さと深さは抜かれる気配さえ感じさせないレベルで、
今作は前作以上にロック色が強くなっているとは言え、
内容は基本的にブルージーで叙情的で内省的なロックで、
湿っぽくて暗い雰囲気もあるのですが、
暗過ぎるという程ではないですし、
その湿っぽさが歌詞の深さと相まって、
独特の深みやスケール感に繋がり、温かみすら感じますし、
前作から参加してるRestless7の演奏も実にセンスあって巧く、
アレンジも素晴らしくて演奏面に過不足を感じなく、
抵抗無くすんなり耳に入ってくる…心に染み渡ってくる感じがあります。

他の有名所のロックやサーフロックと呼ばれてるアーティストに比べると、
先行シングルの「Rock 'n' roll is free」以外は決して分りやすい音楽では無いですし、
前述のように暗めな感じで、
ゲストがRingo StarとJackson Browneという事で、
どちらかというと大人のロックな雰囲気満載ですし、
最近の音楽ファンの傾向として、
目新しさや奇抜な物を求める感じがある事もあり、
こういう昔ながらのロックみたいのは注目されにくいのでしょうが、
PJ Harveyの新作は評価された訳ですし、
この作品も注目浴びてちゃんと評価されるといいな…


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