Givers - In Light

洋楽レビュー/感想。
今回はアルバム買って通して聞いて見た所想像以上に素晴らしかった、
ハッピーハッピーカラフルインディーギターロック/パワーポップバンドのデビュー作。


◆Givers - In Light
tUnE-yArDsやDirty Projectorsのようなごちゃ混ぜ感と、
最近のアニコレやPassion Pitのような幸福感や開放感があり、
男女ツインボーカルと言うこともありますが、
Los Campesinos!のようなおもちゃ箱をひっくり返したような楽しさもあり、
70～80'sな雰囲気も満載で、どこか懐かしい感じの暖かみもありますし、
Vampire Weekendのような分りやすくて聞きやすいアレンジセンスに溢れ、
個性もあるし、何より聞いててとにかく楽しい！

スカからサーフロックからカントリーやエレクトロやプログレなどなど、
いろんなジャンルがごちゃ混ぜな感じで、
ほとんどの曲が一癖も二癖もある展開ながら、
あくまでもポップミュージックとして成り立つようにまとめてますし、
変拍子も入ったりしてますが、
テクニックを押し(見せ)付けるというより、
アクセントとして入れている感じでフックとセンスに溢れ
良い意味で洗練され過ぎてなく、
勢いがありエネルギーに満ち溢れてますし
バンド編成と言うことで楽器の演奏の巧さも光っていて、
アレンジセンスもフックに溢れ素晴らしく、
フルートなども使ったりと状況によっての楽器の選び方や使い分けも見事で、
音楽マニアが楽しめる要素に溢れていながら、
圧倒的な幸福感や開放感があって、
ダンサブルでポップでキャッチーで、
ハンドクラップも多めでライブが実に楽しそうな雰囲気で、
普通の音楽好きが楽しめる要素も大きく感じるという…
このバランス感が実に素晴らしい！

アルバム通して聞くと曲のテンポや歌メロが似たようなのが多いという事もあり
繰り返し聞くと若干飽きてくるかもですが、良い作品なのには変わりないですし、
これから楽しみなアーティストなのは間違いない。
先述したアーティストが一つでも好きな人は聞かなきゃ損ですし、
夏にもピッタリですしお勧めですよー！
ライブを野外で見てーー！！



PS
サイクルロードレース中継が自分が愛して止まないツール・ド・フランスまで無いので、
それまで(7/2まで)に洋楽レビューを少なくとも三枚は書くので、よろしくー！
ツールが始まったら2週間に一つ書けたら良い方だと思ってくださいw
しかし野球(日本)もサッカー(プレミア)もNBAもロードレース中継も無いと、
なんか時間に余裕を感じるぜw
普段はどんだけスポーツ見てんだオレwwwwww