ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

コアでマニアックな洋楽に坂道シリーズにアニメと声優が好きな
マイノリティによるブログタイトル通りのカオスなブログですw

Best Albums of 2014(年間ベストアルバム) 5~1位

2014-12-30 10:04:32 | Best Albums of 2014(年間ベストアルバム)
Best Albums of 2014(年間ベストアルバム) 5~1位。

選んだ作品は全て以前にレビュー記事書いてますので、
タイトルにレビュー/感想のリンクを貼ってます。
作品に対する考えなど詳細は、そちらのリンク先を参照にしてください。

★5→1位
※以前書いたレビュー記事をアルバムタイトルにリンクしてあります。

◆5.Flying Lotus - You're Dead!
聞いてるといつの間にか極楽に行ってしまうような、
多種多様の膨大なサンプリングで彩られた濃厚で濃密で病的で狂気に溢れた、
アブストラクトヒップホップ/エクスペリメンタル/Nu-Jazz作品。



◆4.Ne Obliviscaris - Citadel
ドラマティックで劇的で狂おしくも儚くて美しい、
ポストブラック/デス/プログレメタル作品。



◆3.Ariel Pink - Pom Pom
幾重もの皮肉で彩られた、
狂気と狂喜に溢れていて異形で異様で変態でノスタルジックでハイセンスで濃厚で濃密な、
B級サーカス的なローファイ/インディーポップ/ロック/サイケ作品。



◆2.Run the Jewels - Run the Jewels 2
EL-PとKiller Mikeの二人のユニットによる、
R&B色の無い硬派で緊張感とアングラ臭漂うコアなヒップホップ作品。

いい年したおっさん二人の集大成的ラップ/ヒップホップ作品で、
硬派ながらキャッチーさがあるのが実によいよい!


◆1.Swans - To Be Kind
自分がどこに居るのかさえも分からない「深海」のような、
理解の範疇を超える深さとスケール感と何色も混じってない純粋な黒(漆黒)に染まっていると同時に、
静かに冷たく確かに燃え上がる「青い炎」的な、
静かなる高揚感と冷酷さと緊張感があって、
得体の知れない畏敬で異形のスピリチュアルな美しさがある、
エクスペリメンタル/ポストロック/ドローン/ミニマル/ブルース/オルタナアートロック作品。

聞いてて笑っちゃうくらい底が深い作品で、
個人的には前作を余裕で凌ぐような作品だと思う。正に傑作!



結果
1.Swans - To Be Kind
2.Run the Jewels - Run the Jewels 2
3.Ariel Pink - Pom Pom
4.Ne Obliviscaris - Citadel
5.Flying Lotus - You're Dead!
6.Trioscapes - Digital Dream Sequence
7.Fennesz - Becs
8.Shabazz Palaces - Lese Majesty
9.Thou - Heathen
10.Animals As Leaders - The Joy of Motion
11.How to Dress Well - What Is This Heart?
12.Alcest - Shelter
13.Panopticon - Roads To The North
14.Destrage - Are You Kidding Me? No
15.FKA Twigs - LP1
16.Anberlin - Lowborn
17.Plebeian Grandstand - Lowgazers
18.Efdemin - Decay
19.Halls - Love to Give
20.Vallenfyre - Splinters



★総括
まず例年以上に難解&コアな作品ばかりの年間ベストなんで、
「歌」がメインの曲しか聴かない人は理解に苦しむリストでしょうがw、
個人的にはマイノリティ&自分らしさが良く出ている面白くて変なリストになったなとwww
こういうのが好きだから洋楽聴いてるんだろうな自分wwww
邦楽ばっかり聴いてたらこんな音楽にはそうそう出会えないwwww
そして今年はいろんな「驚き」の作品が多かったですね!
既におじいちゃんなのに驚異的な深みがある別格の作品作ったSwansに、
こんなにこれでもかとばかりにラップを堪能出来るコアなヒップホップ作品が
グラミーに賞ノミネートされてビックリのRun the Jewelsに、
何故ここまで性格捻くれてるんだろうとビックリのAriel Pinkにw、
劇的なまで進化という名の新化を遂げたNe Obliviscarisなどなど、
いろんなタイプの嬉しい驚きのある作品が多く、
全体的に暗い印象を受ける作品多いかもですが、
個人的には凄くポジティブな物を強く感じるというか興奮したんだよねー。
人間ここまで突き詰めれるんだなと。
ただ悪い意味で驚きを受けた物も多く、
特に以前にベストアルバムに挙げたアーティストやバンドの新作が、
悪くは無いけどずば抜けて良くも無いみたいのが多かったのは残念だったかな…
ぶっちゃけ、いくつかは限界を感じましたしこれからどうなることやら…
あと見てもらえれば分かるように例年以上にメタル系が多く入ってるように、
個人的には今年はメタルで良作や力作が多かった印象があります。
年間ベストには惜しくも入りませんでしたが、
AbigorとBehemothなんかは実に強力&強烈でしたし、
メタルの良さや面白さを改めて実感出来た気がします。
来年は1月に傑作になるであろうPanda bearの作品出るんで、
それ以降の作品の印象が霞んでしまいそうで心配ですが、
来年も良い音楽に出会える事を期待してますよー!




◆おまけ
レビュー記事書いて無いもので年間ベストには惜しくも入らなかったけど、
個人的に良かったor好きな10作品。

A Sense Of Gravity - Travail
Abigor - Leytmotif Luzifer
Andy Stott - Faith In Strangers
Aphex Twin - Syro
Call Super - Suzi Ecto
Caribou - Our Love
Christopher Owens - A New Testament
Emarosa - Versus
Ethersens - Your Wandering Ghost
Quilt - Held in Splendor

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