洋楽レビュー/感想。
カオティックコア/ハードコアキングの新作。
◆Converge - All We Love We Leave Behind
前作よりメタル的な整合感が薄れてハードコア色が増し、
以前より70/80sのHR//HM/HC要素が多く感じられ、
エモコア的というか叙情派ポストハードコア的な要素も増え、
多彩になった印象を受けますが軸はぶれてなく
相変わらずConvergeらしい、
パンクでハードコアでカオティックな感じで、
ディープでスリリングでへヴィで知的な雰囲気さえありますが、
Convergeにしては聞きやすくて分かりやすい作品になってます。
タッピング入れたりアームダウンした状態から弾いたりとセンス溢れる細かいプレイも多めの、
繊細で知的さを感じさせながらも基本的にへヴィで攻撃的でカオスなギターと、
とにかく手数多めでフィルインも多くてジャズ要素もあるのに、
あくまでも勢い重視で奔放でハードコアで豪快でへヴィなドラムなどなど、
濃厚で巧みな演奏は健在でアレンジもフック満載で緩急の付け方も巧く、
濃厚さやカオス度や凝り方は過去最高クラスですし、
現状に満足せずに常に上を見続けて、
新しい要素を入れたり実験的なこともやりながら、
アイデンティティを失わずに居ることは実に凄く、
十二分にConvergeの魅力を堪能出来て、
やっぱりConvergeは別格だと分かる作品だと思う。
ただ、ソフトなロックメインのロック雑誌や、
タ○レコなんかが大きく取り扱う事からも分かるように、
最近のBrutal truthやDEP的というか、
以前に比べてキチガイ度やヒリヒリするような熱量や切羽詰った感じのヤバい感じや
触れたら切れそうなくらいな緊張感や勢いや切れ味や、
暴動寸前の攻撃性や凶暴さや暴力さや狂気は若干薄れてますし、
ボーカルのキチガイ度も全盛期に比べたら薄れ、
歌詞もますます聞きやすくなっていてw
依然ディープでハードコアでカオティックな作品ですが、
過去作品に比べて聞きやすくて、聞いてて以前ほど疲れなく、
例えるなら「こってりしてるけど意外とあっさり味」みたいな感じなんで、
くどすぎて吐き気がするくらいの「どこってり」が好きな人というかw
もっとコアでアングラ音楽好きな人や過去作品好きな人からは賛否両論出るかも…
(※ほとんどの他のバンドの作品に比べたら十分どこってりですけどねw)
個人的にも過去作品に比べて
全曲聞き終えた時の充実感や疲労度や満足感が若干薄く感じましたし、
最後の曲があっさりしてるのもあり、
最後の締めの曲がもっと壮大というか痺れる曲だったら、
もっと良かった感が無きにしも非ずかな…
でも過去作品に負けず劣らない良作だと思う。
やっぱりConvergeは半端無いぜ!
ちなみに野球で例えるなら、
前作が160kmくらいのストレートと140kmのフォークを使って、
力と勢いで圧倒して抑えるようなピッチャーな作品で、
今作は150kmくらいのストレートと多彩な変化球を使って、
技術と経験で圧倒して抑えるようなピッチャーな作品ですw
カオティックコア/ハードコアキングの新作。
◆Converge - All We Love We Leave Behind
前作よりメタル的な整合感が薄れてハードコア色が増し、
以前より70/80sのHR//HM/HC要素が多く感じられ、
エモコア的というか叙情派ポストハードコア的な要素も増え、
多彩になった印象を受けますが軸はぶれてなく
相変わらずConvergeらしい、
パンクでハードコアでカオティックな感じで、
ディープでスリリングでへヴィで知的な雰囲気さえありますが、
Convergeにしては聞きやすくて分かりやすい作品になってます。
タッピング入れたりアームダウンした状態から弾いたりとセンス溢れる細かいプレイも多めの、
繊細で知的さを感じさせながらも基本的にへヴィで攻撃的でカオスなギターと、
とにかく手数多めでフィルインも多くてジャズ要素もあるのに、
あくまでも勢い重視で奔放でハードコアで豪快でへヴィなドラムなどなど、
濃厚で巧みな演奏は健在でアレンジもフック満載で緩急の付け方も巧く、
濃厚さやカオス度や凝り方は過去最高クラスですし、
現状に満足せずに常に上を見続けて、
新しい要素を入れたり実験的なこともやりながら、
アイデンティティを失わずに居ることは実に凄く、
十二分にConvergeの魅力を堪能出来て、
やっぱりConvergeは別格だと分かる作品だと思う。
ただ、ソフトなロックメインのロック雑誌や、
タ○レコなんかが大きく取り扱う事からも分かるように、
最近のBrutal truthやDEP的というか、
以前に比べてキチガイ度やヒリヒリするような熱量や切羽詰った感じのヤバい感じや
触れたら切れそうなくらいな緊張感や勢いや切れ味や、
暴動寸前の攻撃性や凶暴さや暴力さや狂気は若干薄れてますし、
ボーカルのキチガイ度も全盛期に比べたら薄れ、
歌詞もますます聞きやすくなっていてw
依然ディープでハードコアでカオティックな作品ですが、
過去作品に比べて聞きやすくて、聞いてて以前ほど疲れなく、
例えるなら「こってりしてるけど意外とあっさり味」みたいな感じなんで、
くどすぎて吐き気がするくらいの「どこってり」が好きな人というかw
もっとコアでアングラ音楽好きな人や過去作品好きな人からは賛否両論出るかも…
(※ほとんどの他のバンドの作品に比べたら十分どこってりですけどねw)
個人的にも過去作品に比べて
全曲聞き終えた時の充実感や疲労度や満足感が若干薄く感じましたし、
最後の曲があっさりしてるのもあり、
最後の締めの曲がもっと壮大というか痺れる曲だったら、
もっと良かった感が無きにしも非ずかな…
でも過去作品に負けず劣らない良作だと思う。
やっぱりConvergeは半端無いぜ!
ちなみに野球で例えるなら、
前作が160kmくらいのストレートと140kmのフォークを使って、
力と勢いで圧倒して抑えるようなピッチャーな作品で、
今作は150kmくらいのストレートと多彩な変化球を使って、
技術と経験で圧倒して抑えるようなピッチャーな作品ですw