ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

コアでマニアックな洋楽に坂道シリーズにアニメと声優が好きな
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Underworld - Barking

2010-09-11 10:10:55 | 洋楽レビュー/感想 2010
◆Underworld - Barking
前作は、悪くないとは言え、
前半部分の素晴らしさに比べ、後半以降は微妙でしたし、
内向的な内容だったのもあり、迷走してる感じも無きにしも非ずで、
いろいろと心配していたのですが、
今作は、前作とは打って変わって、
基本的に開放的でダンサブルで、
カラフルでポップでキラキラしてて、
無機質/冷たいという音の代表的な電子音満載なのに、
有機的/暖かく聞こえますし、
去年のアニコレやYeah Yeah Yeahsみたいに突き抜けた感じがあり、
実に素晴らしい!

前述のようにかなりポップな作品で、
歌物も多いのですが、歌がいつもよりちゃんと歌になっていてw
普段テクノ聞かないポップな歌物好きな人にも気にいられそうですし、
明るめとは言え、いかにも英国らしい湿っぽさもあり、
80sを感じさせるような雰囲気もあり、
(個人的には80sに影響を受けて90s前半に作られてそうな感じを受けました)
いろんな年代のテクノファン/ダンス音楽好きにも受け居られるであろう、
絶妙なバランスも保たれており、
曲ごとにプロデューサーを変えたりしてるので、
曲のバリエーションも豊富なんですが、
ちゃんとUnderworld色になっていて、
音の質量で圧倒するのではなく、
少ない音でシンプルに聞かせる音作りなのに、
音に深みや説得力があり、飽きも来なく、
音の選び方というかセンスも実に見事で、
↓見れば分かるように映像も素晴らしい!

キャリアが長くなればなる程、
ピーク時に比べると作品のクオリティーや熱みたいのが下がっていくものなのですが、
上記したように突き抜けた感じがあり、
Underworldはこの作品で新たなステージは進んだ気がします。

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