ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

コアでマニアックな洋楽に坂道シリーズにアニメと声優が好きな
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Deftones - Koi No Yokan

2012-11-19 21:37:34 | 洋楽レビュー/感想 2012
洋楽レビュー/感想。
独特の浮遊感と恍惚感があって深遠でありながら、
へヴィでダイナミックでエロティックでもある、
妖しくも美しい甘美なオルタナメタル/ポストメタル作品。


◆Deftones - Koi No Yokan
今まで一番と言ってもいいくらいにメロウで、
ゴリゴリにへヴィ過ぎなくて聞きやすくて分かりやすく、
ジャケのように都会的に洗練されてるのですが、
Deftones独特の浮遊感と恍惚感は健在ですし、
とにかく音が豊潤でヴィヴィッドでダイナミクスに溢れていて、
シンプルに聞こえるようで実に奥が深く、
ドラマティックでエロティックで妖しくも美しい…

ポストロック/シューゲイザー要素が増してますし、
ハンドクラップから始まる曲があったり、
打ち込み要素も今まで以上に多く使われてるように、
新しい要素も巧みに入れてるのですが、
それが良いアクセントになってますし、
1曲目で聞けるメロディアスなベースや、
センスと色香溢れるドラムにギターなどなど、
演奏面も実に練られていて素晴らしく、
陰陽や静と動などのコントラストの付け方も巧くて各曲フックに溢れてますし、
過去の作品の要素を至る所で感じるので集大成的な感じもあり
今まで以上に甘美で、酸いも甘いも噛み分けてるような深みを感じますね。

アルバム通しての完成度も高くて、
曲のバリエーションも豊富なんで、
最後までダレずに飽きずに聞けますし、
もしかしたら今までで一番好きな作品かも。良作!
多くのバンドが衰退していく中、
常に良作を出し続け、未だに進化/深化してるって凄いよね…

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