Vampire Weekend - Contra

洋楽レヴュー/感想

◆Vampire Weekend - Contra
KeyのプロジェクトのDiscoveryの影響なのか、エレクトロ色が強く、
今の音楽シーンの良い部分(流行)も巧く取り入れており、
Pitchforkユーザーが好きな音楽的な感じになっていて、
前作よりジャンルが広くアレンジなども複雑で多彩なんですが、
基本的には、相変らずポップでキャッチーな事もあり、難解なのに難解と感じにくく、
独特のヘロへロ感も健在で、アレンジもより練られていることもあり、オシャレ感が増してます。
勢いみたいのは少なくなってる気はしますし、
展開自体が以前より複雑ですし、メロウな曲が多いんで、
以前よりドライブ向きの音楽では無くなってますので
前作が大好きでエレクトロ色が嫌いな人は評価が分かれると思いますが、
個人的には前作は、サンプリングだからこそ意味があるのは充分理解してますが、
(サンプリングの仕方が良さであり特徴の一つでしたので）
ライブver聴いたのもあり、曲によってはサンプリングのドラムの音が気になったのですが、
今作は前述のように、エレクトロ色が強いのもあり、
サンプリング(打ち込み)の音が曲に馴染んでいますし、
以前あったタイプの曲でも、ドラム(サンプリング含む)にダイナミズムがあって気にならず、
聴いていて気持ち良さや心地良さみたいのは増した気がします。

↑の`Cousins`は彼らの魅力が最大限に詰まった曲で最高ですし、
続く`Giving Up The Gun`は、
New Orderっぽい感じに彼らの魅力が合わさった素晴らしい曲ですし、
他の曲も良曲揃いで、捨て曲も無く通して聴けますし、
前作は前作で素晴らしいですが、今作は今作でまた違う意味で良い作品だと思います。
あとはライブが見れるといいな…






PS
…ロスプロの新作届かねーよ…
安かったからAmaで頼んだのが間違いだったorz


PSのPS

ゴシックな感じなの大好きな自分的にはこのバンドは期待大過ぎる！
The XXやWhite Liesといい、こういうのが最近は人気なんですかね…
上記のバンドにはあまり無いDepeche Modeっぽい感じが強いのでどうなるか楽しみだ。