サンドライド エチオピア イエガチョフ

※コーヒーの話です。

5,6年前くらいにサエコのエスプレッソマシン買ってから、
以前にも増してコーヒーが好きになり、
いろんな店でいろんなコーヒー豆を買ってるのですが、
ネットでは苦いだけと評判良くない事で有名なw
スタバの「サンドライド エチオピア イエガチョフ」 というリザーブコーヒーが、
実に美味しかったのでちょっとした紹介含めて感想とレビュー書いてみます。

エチオピアの豆という事でコーヒー好きにはお馴染みの、
エチアピア的なシトラスやレモンのような柑橘系の香りや風味もあるのですが、
加工法が果肉の風味が豆に凝縮されるという、
天日干しをして乾燥させる乾燥式という事もあるのか、
それよりもストロベリーやラズベリーやダークチェリーを髣髴とさせる香りや風味や酸味の方が断然強く、
そこにダークチョコやベーキングチョコのような風味とコクと甘さが加わる感じで、
コーヒーにある嫌な苦味や雑味がほぼ感じられなく、
爽やかでいて優雅さがある鮮烈で豊潤な香りの酸味と風味と、
確かなコクと優しい甘さがある味わいで、
同じリザーブコーヒーの「コロンビア カルダス」（こちらも奥深い味わいがあって美味しいです）以上に、
複雑で奥行きがあって味わい深くて美味しいコーヒーですよこれ！
酸味/風味が豊かなコーヒーは数あれど、
これほど「鮮烈」と表現するに相応しい酸味と風味があるコーヒーはそうそう無いですし、
ほとんどの酸味や風味を売りにしてるコーヒーがコクや苦味不足orバランスが悪いのに比べ、
このコーヒーは鮮烈で豊潤な酸味や風味の後に確かなコクと優しい甘みがあるように、
巧く酸味とコクが調和していて、
最近レギュラー豆に復活した普通のエチオピアの豆だと、
個人的にはコクや苦さの方が若干強く感じられるのですが、
同じエチオピアの豆でもこっちのエチオピアの豆は酸味と苦味のバランスも素晴らしく、
個人的にはこれまで飲んだコーヒーの中でも最高クラスの好みのバランスが取れてます。
コクを強く出すためなのかスタバのコーヒー豆は基本的に深煎りなのもあり、
「スタバのコーヒー＝苦い」という話をよく見ますが、
このコーヒー豆は深煎なのに優しい苦さ…というか、
苦味はほぼなく「確かなコク」しかない感じですし嫌な酸味もなく、
ストレート(ブラック)で飲むのが苦手な人も飲めるような、
爽やかな酸味と風味があって苦味が少なくて甘みもある、
香り高いフルーティーなコーヒーなんで、
紅茶好き…Janatのフルーツティーなんかが好きな人には特にお勧めです。
ただリザーブコーヒーなんで値段高め＆数量限定＆ある店限られますし、
淹れ方によっても味が変わるし（エスプレッソ以外だと酸味の方が強く出るかも…）、
コーヒーに苦味やコクを強く求める人には合わないかもなんであしからず。



PS
リザーブコーヒーは東京の一部の店しかないと思い込んでたのもあり、
自分の行ける範囲の店でもリザーブコーヒーあるの知ったのは、
去年の秋くらいなんですよね…
もう飲めないのもあるそうなんで失敗した…orz
まあリザーブコーヒーだからといって全部美味しい訳ではないようですし、
個人的に買おうと思えるのは少ないですがw