「1000のカーブ」と呼ばれるほどコーナーが連続して、
沢山のアップダウンも繰り返すため「ローラーコースター」とも形容される、
テクニカルなコースで行われた、
名物カウベルグを四回通ってから、
最後はカウベルグの頂上から1.8km平坦走ってゴールを迎える、
「アムステル・ゴールドレース 2015」のレースレポ/感想。
◆アムステルゴールド・レース2015
クヴィアトコウスキー、キター!!
例年より人数が多い集団で最後のカウベルグに入り、
ヘルマンスがアタックして集団のペースを上げてからの、
満を持してのジルベールの全力アタックに、
すぐ反応して全力で付いていったマシューズとは違い、
もう一度集団になってスプリント勝負になるのを見越して、
カウベルグで全力を出し切る事無く、
前方から遅れない事を第一に考えて走って、
登り切った後の平坦区間で周囲の選手使って力をセーブしながら前に追いつき、
最後の集団スプリントで貯めていた力を使って、
マシューズやバルベルデなど追い縋る選手を見事に振り切って勝っちゃいましたよー!
最後に残った選手でスプリント力が一番あるマシューズが、
ジルベールに全力で付いて行った為に、
最後に踏み倒す力が残ってなく最後あまり伸びなかったのに対し、
クヴィアトコウスキーはジルベールのアタックに慌てること無く、
カウベルグで全力を出さずに平坦区間で周囲の選手を利用して、
先頭に合流するというクレバーな選択をして、
最後に全力で踏み倒せる力を残しておいて勝つとか、
まだ若いのに何という憎たらしい程の冷静さw!
走り自体は勿論「走り方」も見事な勝利でした。オメー!!
二ーバリとクラークのアタックを徹底マークで潰したマルティン筆頭に、
チームのアシスト陣の走りも素晴らしかったです。
チームといえばBMCは序盤からメイン集団のコントロールを積極的にして、
ニーバリに次いでのフグルサングによるアスタナの波状攻撃を、
現在いろんな意味で話題の人である、
ヴァンアフェルマートがチェックに入って潰したり、
ヘルマンスが最後のカウベルグでアタックして集団のペースを上げてから、
完璧な形でジルベールを発射させたりと、
クヴィアトコウスキー以上にチームの働きは完璧に見えたんですけどね…
途中までは去年のリプレイのようでしたが、
流石に2年連続同じような勝ち方を他のチームは許さないかw
同じようにチームの働きが光った&万全だったオリカ・グリーンエッジは、
最後マシューズがジルベールに遅れることなく付いて行ったので、
解説の土井選手同様にスプリント力的に考えてマシューズ勝つなと個人的に思ってたのに、
最後はバルベルデにも競り負けて3位という…
改めてこのレースは厳しいレースなんだと実感しましたし、
ロードレースは本当に難しい&奥深いわ…
今回は例年とは違った意味合いでも面白かった
あとチームメイトに力を温存させるべく
一人になっても懸命に逃げ続けたクラークの走りは見事だった!
実に熱くて強い走りでした。つ敢闘賞
他にもニーバリの積極的な走りは好印象でしたし、
冷静に虎視眈々と勝利を狙ったものの惜しくも2位のバルベルデさんも流石だなとw
バルベルデさんは相変わらず走りが巧い&抜け目ないぜw
アムステルゴールド・レース2015結果
1位 ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、エティックス・クイックステップ)6h31’49”
2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
3位 マイケル・マシューズ(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)
4位 ルイ・コスタ(ポルトガル、ランプレ・メリダ)
5位 グレッグ・ヴァンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)
6位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル)
7位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)
8位 エンリコ・ガスパロット(イタリア、ワンティ・グループグベルト)
9位 マチェイ・パテルスキー(ポーランド、CCCスプランディポルコウィチェ)
10位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、BMCレーシング)
沢山のアップダウンも繰り返すため「ローラーコースター」とも形容される、
テクニカルなコースで行われた、
名物カウベルグを四回通ってから、
最後はカウベルグの頂上から1.8km平坦走ってゴールを迎える、
「アムステル・ゴールドレース 2015」のレースレポ/感想。
◆アムステルゴールド・レース2015
クヴィアトコウスキー、キター!!
例年より人数が多い集団で最後のカウベルグに入り、
ヘルマンスがアタックして集団のペースを上げてからの、
満を持してのジルベールの全力アタックに、
すぐ反応して全力で付いていったマシューズとは違い、
もう一度集団になってスプリント勝負になるのを見越して、
カウベルグで全力を出し切る事無く、
前方から遅れない事を第一に考えて走って、
登り切った後の平坦区間で周囲の選手使って力をセーブしながら前に追いつき、
最後の集団スプリントで貯めていた力を使って、
マシューズやバルベルデなど追い縋る選手を見事に振り切って勝っちゃいましたよー!
最後に残った選手でスプリント力が一番あるマシューズが、
ジルベールに全力で付いて行った為に、
最後に踏み倒す力が残ってなく最後あまり伸びなかったのに対し、
クヴィアトコウスキーはジルベールのアタックに慌てること無く、
カウベルグで全力を出さずに平坦区間で周囲の選手を利用して、
先頭に合流するというクレバーな選択をして、
最後に全力で踏み倒せる力を残しておいて勝つとか、
まだ若いのに何という憎たらしい程の冷静さw!
走り自体は勿論「走り方」も見事な勝利でした。オメー!!
二ーバリとクラークのアタックを徹底マークで潰したマルティン筆頭に、
チームのアシスト陣の走りも素晴らしかったです。
チームといえばBMCは序盤からメイン集団のコントロールを積極的にして、
ニーバリに次いでのフグルサングによるアスタナの波状攻撃を、
現在いろんな意味で話題の人である、
ヴァンアフェルマートがチェックに入って潰したり、
ヘルマンスが最後のカウベルグでアタックして集団のペースを上げてから、
完璧な形でジルベールを発射させたりと、
クヴィアトコウスキー以上にチームの働きは完璧に見えたんですけどね…
途中までは去年のリプレイのようでしたが、
流石に2年連続同じような勝ち方を他のチームは許さないかw
同じようにチームの働きが光った&万全だったオリカ・グリーンエッジは、
最後マシューズがジルベールに遅れることなく付いて行ったので、
解説の土井選手同様にスプリント力的に考えてマシューズ勝つなと個人的に思ってたのに、
最後はバルベルデにも競り負けて3位という…
改めてこのレースは厳しいレースなんだと実感しましたし、
ロードレースは本当に難しい&奥深いわ…
今回は例年とは違った意味合いでも面白かった
あとチームメイトに力を温存させるべく
一人になっても懸命に逃げ続けたクラークの走りは見事だった!
実に熱くて強い走りでした。つ敢闘賞
他にもニーバリの積極的な走りは好印象でしたし、
冷静に虎視眈々と勝利を狙ったものの惜しくも2位のバルベルデさんも流石だなとw
バルベルデさんは相変わらず走りが巧い&抜け目ないぜw
アムステルゴールド・レース2015結果
1位 ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、エティックス・クイックステップ)6h31’49”
2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター)
3位 マイケル・マシューズ(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)
4位 ルイ・コスタ(ポルトガル、ランプレ・メリダ)
5位 グレッグ・ヴァンアフェルマート(ベルギー、BMCレーシング)
6位 トニー・ギャロパン(フランス、ロット・ソウダル)
7位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)
8位 エンリコ・ガスパロット(イタリア、ワンティ・グループグベルト)
9位 マチェイ・パテルスキー(ポーランド、CCCスプランディポルコウィチェ)
10位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、BMCレーシング)