「ツアー・オブ・カリフォルニア 2016」の雑感。
今年のカリフォリニアは去年と比べると、
総合争いが最後まで接戦とはならなかったとはいえ、
第2ステージで逃げに乗って、
共に最後まで逃げたハフマンとの
スプリント勝負を制して勝ったベンジャミン・キングに、
第5ステージで2年連続の逃げ切り勝利を飾ったスクジンスに、
得意の個人TTで遺憾なく力を発揮して勝ったローハン・デニスに、
チームメイトの働きに報いる&ツールに弾みがつくような、
力と力のぶつかり合いの集団スプリントで勝った、
最終ステージのカヴェンディシュなどなど、
今年もステージ毎でいろいろと見応えがあったのですが、
特に印象的だったのは総合優勝を飾った「アラフィリップ」、
そしてステージ2勝にポイント賞を獲った「サガン」デスヨネー!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
今年のクイーンステージである第3ステージで、
集団から単独先頭のステティーナに、
あっという間に合流して、
少し休んでからアタックして、
あっという間にステティーナを突き放して勝って総合トップに立ち、
唯一の不安要素であった個人TTで好走を見せて首位を守り、
見事に去年の雪辱を果たした、
フランス期待の若手「アラフィリップ」は、
去年と違って春のクラシックを走ってない事もあり、
体調が万全だったのも作用して、
終始危なげない「完勝」と言っていい走りでしたし、
第1ステージでヨーロッパをメインに活動してるスプリンターが、
タイミングや位置取りに苦しみ伸び悩む中、
最後まで冷静にレースを運んで
多くの有名スプリンター相手にスプリント勝負で勝って、
第4ステージでは小集団でのスプリント勝負で余裕で勝ち、
それ以降もゴールに上位で入ったりで、
見事にステージ2勝にポイント賞を獲った「サガン」は、
今年もカリフォルニアとの相性の良さを見せつけ、
何より圧巻だったのは第7ステージで、
逃げ集団から抜け出して40km近く独走してから、
途中で逃げ切りでの勝利が困難と判断して、
残り20kmくらいで集団に戻って少し休んでからの、
最後のスプリントバトルで、
ずっとアシストに守られていたクリストフ相手に、
凄い加速で迫って僅差の2位という…![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
補給やボトル面でのアシストはあったでしょうが、
実質ほぼ一人で走ってたようなもんですし、
ぶっちゃけ、もう数メートルあったら勝ってましたからねww![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
まあこの日はクリストフ所属のカチューシャが、
チーム一丸となってレースをコントロールしており、
最後も完璧なトレインからクリストフを発射したので、
もしクリストフが負けていたら、
クリストフはチームメイトから総スカン喰らってもおかしくなかっただけに、
個人的にはクリストフが勝って良かったとは思ったんですが、
サガンはマジ半端無いなww
規格外にも程があるだろwwww![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
どうすればあんな選手が産まれるのか知りたいものだww![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif)
ちなみにその怪物サガンさんは、
何かを口に入れてモグモグしながら表彰式に現れることが何回かあり、
見ててなんか和みましたww![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif)
あとカリフォルニア名物の仮装した観客の応援は今年も健在で、
星条旗持って多種多様なテキサスホーンのヘルメット被ってる人、
通称テキサスホーン男は今年も良い所で応援していて目立ってましたし、
(何故か一日だけユニオンジャック持ってましたがww)
店のCMかなんかでしょうが、
ピザみたいのを持った人が沢山居る区間(通称ピザ祭り区間w)があったり
今年もレースは勿論、
観客にも大いに楽しませて貰いましたww
やっぱりカリフォルニアはいろんな意味で面白いぜーw!![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
個人総合成績
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ) 31h47’50”
2位 ローハン・デニス(オーストラリア、BMCレーシング) +21”
3位 ブレント・ブックウォルター(アメリカ、BMCレーシング) +43”
4位 アンドリュー・タランスキー(アメリカ、キャノンデールプロサイクリング) +52”
5位 ローソン・クラドック(アメリカ、キャノンデールプロサイクリング) +1’22””
6位 サムエル・サンチェス(スペイン、BMCレーシング)
7位 ジョージ・ベネット(ニュージランド、ロットNLユンボ) +1’50”
8位 ユルゲン・ヴァンデンブロック(ベルギー、カチューシャ) +1’53”
9位 ニールソン・パウエルス(アメリカ、アクセオン・ハーゲンス・ベルマン) +1’57”
10位 ローレンス・テンダム(オランダ、ジャイアント・アルペシン) +2’13”
ポイント賞
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ)
山岳賞
1位 エヴァン・ハフマン(アメリカ、ラリーサイクリング)
ヤングライダー賞
1位 ニールソン・パウエルス(アメリカ、アクセオン・ハーゲンス・ベルマン)
チーム総合成績
1位 BMCレーシング
PS
観客数も違いますし道が広いのもあるでしょうが、
アメリカの観客は目立ちたがりの人の割合は多いけど、
あまり選手の邪魔をしないので、
ベルギーのファン程ではないにしろ、
観客がプロ意識(?)みたいのを持ってる印象受けますね。
今年のカリフォリニアは去年と比べると、
総合争いが最後まで接戦とはならなかったとはいえ、
第2ステージで逃げに乗って、
共に最後まで逃げたハフマンとの
スプリント勝負を制して勝ったベンジャミン・キングに、
第5ステージで2年連続の逃げ切り勝利を飾ったスクジンスに、
得意の個人TTで遺憾なく力を発揮して勝ったローハン・デニスに、
チームメイトの働きに報いる&ツールに弾みがつくような、
力と力のぶつかり合いの集団スプリントで勝った、
最終ステージのカヴェンディシュなどなど、
今年もステージ毎でいろいろと見応えがあったのですが、
特に印象的だったのは総合優勝を飾った「アラフィリップ」、
そしてステージ2勝にポイント賞を獲った「サガン」デスヨネー!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
今年のクイーンステージである第3ステージで、
集団から単独先頭のステティーナに、
あっという間に合流して、
少し休んでからアタックして、
あっという間にステティーナを突き放して勝って総合トップに立ち、
唯一の不安要素であった個人TTで好走を見せて首位を守り、
見事に去年の雪辱を果たした、
フランス期待の若手「アラフィリップ」は、
去年と違って春のクラシックを走ってない事もあり、
体調が万全だったのも作用して、
終始危なげない「完勝」と言っていい走りでしたし、
第1ステージでヨーロッパをメインに活動してるスプリンターが、
タイミングや位置取りに苦しみ伸び悩む中、
最後まで冷静にレースを運んで
多くの有名スプリンター相手にスプリント勝負で勝って、
第4ステージでは小集団でのスプリント勝負で余裕で勝ち、
それ以降もゴールに上位で入ったりで、
見事にステージ2勝にポイント賞を獲った「サガン」は、
今年もカリフォルニアとの相性の良さを見せつけ、
何より圧巻だったのは第7ステージで、
逃げ集団から抜け出して40km近く独走してから、
途中で逃げ切りでの勝利が困難と判断して、
残り20kmくらいで集団に戻って少し休んでからの、
最後のスプリントバトルで、
ずっとアシストに守られていたクリストフ相手に、
凄い加速で迫って僅差の2位という…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_5.gif)
補給やボトル面でのアシストはあったでしょうが、
実質ほぼ一人で走ってたようなもんですし、
ぶっちゃけ、もう数メートルあったら勝ってましたからねww
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
まあこの日はクリストフ所属のカチューシャが、
チーム一丸となってレースをコントロールしており、
最後も完璧なトレインからクリストフを発射したので、
もしクリストフが負けていたら、
クリストフはチームメイトから総スカン喰らってもおかしくなかっただけに、
個人的にはクリストフが勝って良かったとは思ったんですが、
サガンはマジ半端無いなww
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_6.gif)
どうすればあんな選手が産まれるのか知りたいものだww
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif)
ちなみにその怪物サガンさんは、
何かを口に入れてモグモグしながら表彰式に現れることが何回かあり、
見ててなんか和みましたww
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_3.gif)
あとカリフォルニア名物の仮装した観客の応援は今年も健在で、
星条旗持って多種多様なテキサスホーンのヘルメット被ってる人、
通称テキサスホーン男は今年も良い所で応援していて目立ってましたし、
(何故か一日だけユニオンジャック持ってましたがww)
店のCMかなんかでしょうが、
ピザみたいのを持った人が沢山居る区間(通称ピザ祭り区間w)があったり
今年もレースは勿論、
観客にも大いに楽しませて貰いましたww
やっぱりカリフォルニアはいろんな意味で面白いぜーw!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_2.gif)
個人総合成績
1位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ) 31h47’50”
2位 ローハン・デニス(オーストラリア、BMCレーシング) +21”
3位 ブレント・ブックウォルター(アメリカ、BMCレーシング) +43”
4位 アンドリュー・タランスキー(アメリカ、キャノンデールプロサイクリング) +52”
5位 ローソン・クラドック(アメリカ、キャノンデールプロサイクリング) +1’22””
6位 サムエル・サンチェス(スペイン、BMCレーシング)
7位 ジョージ・ベネット(ニュージランド、ロットNLユンボ) +1’50”
8位 ユルゲン・ヴァンデンブロック(ベルギー、カチューシャ) +1’53”
9位 ニールソン・パウエルス(アメリカ、アクセオン・ハーゲンス・ベルマン) +1’57”
10位 ローレンス・テンダム(オランダ、ジャイアント・アルペシン) +2’13”
ポイント賞
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ)
山岳賞
1位 エヴァン・ハフマン(アメリカ、ラリーサイクリング)
ヤングライダー賞
1位 ニールソン・パウエルス(アメリカ、アクセオン・ハーゲンス・ベルマン)
チーム総合成績
1位 BMCレーシング
PS
観客数も違いますし道が広いのもあるでしょうが、
アメリカの観客は目立ちたがりの人の割合は多いけど、
あまり選手の邪魔をしないので、
ベルギーのファン程ではないにしろ、
観客がプロ意識(?)みたいのを持ってる印象受けますね。