メタルメモ11(2021)
綺麗な物だけが美しいわけでも感動的でも無いよねー的な感覚持ってる人向けの音楽多め。
◆Underoath
ポストハードコア/ポストメタル/エクスペリメンタル。
上の曲の直球のタイトル見ての通り、
クリスチャンバンドなんで宗教色があるので好き嫌いあるでしょうが、
そういうの置いといても、
2曲とも実験的で挑戦的で難解でディープな曲で、
ヘヴィでリアルでスピリチュアルで実にエモーショナルで深い。
ここに来て最高傑作になるかも…
◆SeeYouSpaceCowboy / If I Die First
ポストハードコア/エモコア
音に全てを込めてるかのような&聞いてて疲れるくらいの、
全身全霊のポストハードコア/エモコアで、
演奏はヘヴィで生々しくてカオスでエネルギーに溢れているし、
エモーショナルで強烈な二人のスクリーム担当のボーカル、
特にSeeYouSpaceCowboyのConnie Sgarbossaは本当に凄まじい…
メロディアスなクリーンボーカルも良いコントラスト&フックになっていて、
前作同様にリアルでヘヴィでダークでカオスで激しいけど、
メロディアスにもなってるように、
ヘヴィだけどスクリーモ好きにも聞ける感じになってますし、
ギター筆頭にフック溢れる演奏やアレンジに緩急の効いた曲構成なんかもお見事。
この手の音楽は数多くありますが、
これだけ本気でリアルでエモーショナルな物は少ないかと。
◆GLASSING
ポストブラック/ポストメタル/スラッジ/ポストハードコア
前作にあったポストブラック成分や粗削りな部分が薄れてスラッジ成分が増して、
DeftonesやCult of Luna 辺りに通じる感じに洗練された印象もありますが、
柔軟にテンポを変えたりする変幻自在なリズムアプローチは特徴的だし、
ブラックメタルとハードコアの良い所取りの絶叫ボーカル含めて、
全ての音が説得力に溢れていて一音一音が重たい。
楽器の鳴り方や音響への拘りなんか凄いし、
空間の使い方なんかも実に巧い。
他のこの手のバンドに比べたら独特の何とも言えない個性がありますし、
ヘヴィでダークだけど非常に狂おしくてエモーショナルで美しい…
◆Stabbing Westward
インダストリアルメタル/オルタナ
約20年振り(!)の新作からの曲なんですが、
インダストリアルメタルの見本みたいな曲で、
90年代のNINよりNINらしい曲ですねw
目新しさは無いですが歌詞も曲も暗くて冷たくて「らしさ」に溢れててよいよいw
◆Wings of Destiny
メロスピ/パワーメタル。
メロディアス。程好い疾走感。ハイトーンボーカル。ドラマティックな展開。そこそこテクニカルなどなど…
目新しさは無いけど、
メロスピとはこうあるべきというポイントが見事に押さえてある理想的な曲かと。
PS
以前に海外の写真で「今にも餓死しそうな子供を鷲が狙ってる写真」があって、
実にリアルで残酷な写真で凄くショックを受けたんですが、
同時になんてリアルでエモーショナルな写真だとも思ったんだよね…
この写真は大きな賞を獲ったらしいですが、
同時に「その光景を前にしてよくシャッターをきれたな」とか、
「何故すぐに助けようとしなかったんだ」的な批判も多く出て、
この写真家は精神的に追い詰められて、
賞を受賞後に自殺してたりするのですが、
その場にも行かない奴が何言ってるんだって話ですし、
これが世界の「現実」だと知らしめるには一番の写真だったかと。
ちなみにその写真に写ってる子供は無事で、
この写真のおかげで世界から注目されるようになり、
沢山の支援が来て助けられたので、
写真家には感謝してると話してます。
今回の前半に貼った音楽はそういう感覚に通じるかなと個人的に思います。
綺麗な物だけが美しいわけでも感動的でも無いよねー的な感覚持ってる人向けの音楽多め。
◆Underoath
ポストハードコア/ポストメタル/エクスペリメンタル。
上の曲の直球のタイトル見ての通り、
クリスチャンバンドなんで宗教色があるので好き嫌いあるでしょうが、
そういうの置いといても、
2曲とも実験的で挑戦的で難解でディープな曲で、
ヘヴィでリアルでスピリチュアルで実にエモーショナルで深い。
ここに来て最高傑作になるかも…
◆SeeYouSpaceCowboy / If I Die First
ポストハードコア/エモコア
音に全てを込めてるかのような&聞いてて疲れるくらいの、
全身全霊のポストハードコア/エモコアで、
演奏はヘヴィで生々しくてカオスでエネルギーに溢れているし、
エモーショナルで強烈な二人のスクリーム担当のボーカル、
特にSeeYouSpaceCowboyのConnie Sgarbossaは本当に凄まじい…
メロディアスなクリーンボーカルも良いコントラスト&フックになっていて、
前作同様にリアルでヘヴィでダークでカオスで激しいけど、
メロディアスにもなってるように、
ヘヴィだけどスクリーモ好きにも聞ける感じになってますし、
ギター筆頭にフック溢れる演奏やアレンジに緩急の効いた曲構成なんかもお見事。
この手の音楽は数多くありますが、
これだけ本気でリアルでエモーショナルな物は少ないかと。
◆GLASSING
ポストブラック/ポストメタル/スラッジ/ポストハードコア
前作にあったポストブラック成分や粗削りな部分が薄れてスラッジ成分が増して、
DeftonesやCult of Luna 辺りに通じる感じに洗練された印象もありますが、
柔軟にテンポを変えたりする変幻自在なリズムアプローチは特徴的だし、
ブラックメタルとハードコアの良い所取りの絶叫ボーカル含めて、
全ての音が説得力に溢れていて一音一音が重たい。
楽器の鳴り方や音響への拘りなんか凄いし、
空間の使い方なんかも実に巧い。
他のこの手のバンドに比べたら独特の何とも言えない個性がありますし、
ヘヴィでダークだけど非常に狂おしくてエモーショナルで美しい…
◆Stabbing Westward
インダストリアルメタル/オルタナ
約20年振り(!)の新作からの曲なんですが、
インダストリアルメタルの見本みたいな曲で、
90年代のNINよりNINらしい曲ですねw
目新しさは無いですが歌詞も曲も暗くて冷たくて「らしさ」に溢れててよいよいw
◆Wings of Destiny
メロスピ/パワーメタル。
メロディアス。程好い疾走感。ハイトーンボーカル。ドラマティックな展開。そこそこテクニカルなどなど…
目新しさは無いけど、
メロスピとはこうあるべきというポイントが見事に押さえてある理想的な曲かと。
PS
以前に海外の写真で「今にも餓死しそうな子供を鷲が狙ってる写真」があって、
実にリアルで残酷な写真で凄くショックを受けたんですが、
同時になんてリアルでエモーショナルな写真だとも思ったんだよね…
この写真は大きな賞を獲ったらしいですが、
同時に「その光景を前にしてよくシャッターをきれたな」とか、
「何故すぐに助けようとしなかったんだ」的な批判も多く出て、
この写真家は精神的に追い詰められて、
賞を受賞後に自殺してたりするのですが、
その場にも行かない奴が何言ってるんだって話ですし、
これが世界の「現実」だと知らしめるには一番の写真だったかと。
ちなみにその写真に写ってる子供は無事で、
この写真のおかげで世界から注目されるようになり、
沢山の支援が来て助けられたので、
写真家には感謝してると話してます。
今回の前半に貼った音楽はそういう感覚に通じるかなと個人的に思います。